第38話 いいから送り込め!
あらすじ〜
ニンテンドー、スマブラ闘技場では、
2軍メンバー達が己と戦う長期特訓をし、現在戦闘中
そんなとき、ふと客人が
過去にマリオと冒険したことがあるという、ビビアンが登場
〜クッパ城跡地・パックン城〜
レミー「ふうぅ、ようやく小さいけど、
城といえるようになったぞ・・・」
クッパJr.「疲れたぁー!」
どうやら2匹のカメはボスパックンの命令で
城の2段階目の建設に取りかかっていた模様
ボスパックン「お疲れ ほら、のめよ」
ボスパックンはレミーにコップを差し出した
レミー「ありがとう〜・・・ってドロじゃん!!」
ボスパックン「あ、なんか悪いか?」
レミー「ドロなんかのめないよ!」
ペシィッ!!
レミー「痛ッ!!」
ボスパックン「ドロのひとつものめないのかこの野郎!」
パリィンッ・・・
そういうとボスパックンはコップを取り上げ、ゆかにたたきつけた!
すると、ドロからパックンが生えてきた!
レミー「ッゲ!、タネをしこんでたのか!?」
クッパJr.「うわ、あやうくのんでたら・・・」
ボスパックン「っち、面白くなってたろうに」
レミー「なんて奴だ・・・」
クッパJr.「それより、ボク達、本当にここに居ていいの?」
ボスパックン「オマエ、それはまたどういう意味だ?」
クッパJr.「だから、やっぱり父さんを復活させるんだから、
それなりのエネルギーを集めなきゃとか・・・」
ボスパックン「そだな」
クッパJr.「・・・・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・
クッパJr.「しないの?」
ボスパックン「うるさい、オレは今忙しいんだ」
クッパJr.「ええ!?どこが??イスに座っておいて・・・?」
ボスパックン「いいからほっとけ
オマエはそこのドロ拭いておくんだ」
クッパJr.「・・・・・・・・・・わかったよ」
そしてジュニアはぞうきんをとりに物置へ行く
クッパJr.「なんだかなぁ、アレならまだデイジーの方が強いし、
シャキシャキしてるし・・・」
レミー「まあ、しょうがないよ、ジュニア」
クッパJr.「あ、レミー」
レミー「ひとまずここはボスパックンに従っておこう」
クッパJr.「父さん復活も、遠そうだな・・・」
ヒュー・・・・・
上空にカメックババが飛行していた
いつのまにやらまた何処かに行っていたようである
カメックババ「大変じゃボスパックン!!」
ボスパックン「花は〜散る〜♪」
カメックババ「大変じゃボスパックン!!」
ボスパックン「おしべ〜とめしべ〜♪」
カメックババ「オイボスパックンきいけぇぇ!!」
ドファアアアアアアン!!!
ボスパックン「黙れ!!聞こえてんだよ!こっちは!!はよ何か言えッ!!
夕日の〜向こうの〜・・・・・ボスパーックン〜〜♪」
カメックババ「ニンテンドーにパックンフラワーを
次々倒す奴が現れたんじゃッ!!」
ボスパックン「明日の〜花は〜、何分咲〜かしら〜♪」
カメックババ「それも聞いて驚け!!あのリンクがじゃ!!!」
ボスパックン「〜♪〜♪」
カメックババ「リンクは1軍メンバーの上、剣の達人じゃぞ!!それも
こっちに向かってきてるッ!!一大事じゃああ!! 」
ボスパックン「ドロ〜の〜飛び散る〜♪」
カメックババ「オイどうする気じゃ!!」
ボスパックン「・・・黙れよ
何でいまさらリンクが出てくる
闇の世界から帰ってきたのか?」
カメックババ「わからん、闇の世界の奴らが失敗したのかもしれん!!」
ボスパックン「ッケ、なんだかんだ言ってつかえねぇーな」
カメックババ「どうするボスパックン!」
ボスパックン「こっちに向かってきてるなら、何もすることはない」
カメックババ「どういう意味じゃ・・・?」
ボスパックン「あわてずさわがず」
カメックババ「や、やられてしまうぞ・・・!」
ボスパックン「所でこっちに向かってきているって、どれくらいだ?」
カメックババ「だから、もう城のすぐそこまで来てるっつーの!!」
ボスパックンは数秒静止した
静かに時が流れる・・・
ボスパックン「何だとォォォォォオオオオオッッ!!!???」
ボスパックンは死ぬほど大きい声を上げた!
バキッ・・・ミシ・・・ミシ・・・ッガ・・・
なんとボスパックンのあまりの声の大きさに、
城のカベにヒビがはいり始めた・・・
カメックババ「あわわ・・・」
ミシ・・・ミシシ・・・・・・・・・・
ボスパックン「・・・・・・何で早く言わなかった!」
カメックババ「あんたがバカな歌うたっておったからだぁ!!」
ボスパックン「なんてこった・・・」
「わああああああッ!」
外から声があがった
ボスパックン「カメーズの声じゃないか?(レミーとジュニアのこと)」
ボスパックンはイスから立ち上がり、大急ぎで城の外へ向かう
部屋の出入り口がカメーズサイズになっていることに気づいたが、
ボスパックンは頭突きをかまして出入り口を通り抜ける
ボスパックン「どーしたオマエラ!?」
ボスパックンが城の外へとやってくる
するとそこにはリンクがいた
リンク「うわあ、でけーなぁコイツ!」
レミー「助けてくれボスパックン!
あいつ剣振り回してくるんだよ!!」
レミーはボスパックンの足にしがみつく
ッドン・・・
ボスパックン「うるさいあっちいってろ」
ボスパックンはレミーを軽く蹴り飛ばした
リンク「おまえがボスか!?」
ボスパックン「おまえ、どうして闇の世界から脱出できた!?」
リンク「な、質問にこたえろよ!!」
ボスパックン「オレの質問にこたえたらなァ!!」
リンク「やだね!」
するとリンクは剣でボスパックンに
斬りかかろうと、突撃する!
ボスパックン「この野郎!」
ボスパックンは素早く回転をし、竜巻を作り出す
その竜巻にリンクは飲み込まれた!
リンク「うわあああっ!」
リンクは竜巻に身体を放り出された!
ボスパックン「脱出したのはおまえ1人か!?
闇の世界の連中はどうした!?」
リンクはサッと立ち上がる
リンク「行け!ボムチュウー!!」
リンクはねずみ爆弾のようなものをボスパックンにむかってはなった
ボムチュウがボスパックンの足下へ向かうが、
ボスパックンがドロをボムチュウにはき出す
ボムチュウは動きを止めてしまった
ボスパックン「ボウズ、いい加減言うんだな、
闇の世界から何故脱出できた?」
リンク「うるさい!だいたい闇の世界って何だよ!」
・・・・・・・・・・・・
ボスパックンは、予想外の回答に、
数秒静止してしまった
ボスパックン「何だt」
カメックババがボスパックンの口をあわててふさぎこんだ!
カメックババ「また大声出す気か!?」
・・・・・・・・・・・・
ボスパックン「ははへ(離せ)」
カメックババ「わかった」
ボスパックン「闇の世界をしらないだと?」
リンク「全然しらないぞ!」
クッパJr.「・・・・・・・」
ジュニアはリンクをじーーーっと見つめた
ボスパックン「知らないハズないだろ!
記憶でもぶっ飛んだのか?」
リンク「知らないったらしらない!!」
ボスパックン「どういうことだ?」
するとジュニアが口を開いた
クッパJr.「こいつリンクじゃない よくみたら」
ボスパックン「・・・・?」
レミー「ほ・・・本当だ・・・
よーくみると、本人より背が低いな」
カメックババ「1軍メンバーリストに顔が載ってるぞ」
パスッ・・・
ボスパックンはカメックババの持つリストをよこどりした
ボスパックン「っけ、全然違うじゃないか
リストのは大人、おまえはガキンチョ」
リンク?「ガキンチョって言うな!!」
ボスパックン「おまえなんでそんな格好してる・・・」
リンク?「オレはリンクさんにあこがれてるんだ!!
この服だってボウシだって全部ネットで手に入れたんだぞ!
リンク同盟ってとこから!!」
※実際のネットとは違います
ボスパックン「・・・・・・・・っぷ、
ギャーーーーーハハハハハ!!!」
ボスパックンはハラをかかえて笑い出した!!
そのまま後ろに倒れ込んでしまう
ボスパックン「ヒーーーーヒーーーーー!
たんなるおっかけじゃねぇかよプーーーッ!!」
リンク→子供リンク「おっかけっていうなー!!」
ザクッ!!
リンクは飛び上がり、ボスパックンのハラに剣を思い切り突き刺した!!
ボスパックン「ゴアアアッッ!!!」
レミー「!!」
クッパJr.「このやろー!」
ジュニアはあわてて子供リンクを突き飛ばした!!
ボスパックンが即座に起きあがる
ボスパックン「ガキンチョごときがこのオレのハラによくも・・・ッ!!」
カメックババ「ボスパックン!始末するか!?」
ボスパックン「ああ!ぶったお・・・・・・」
ボスパックンは数秒静止した
ボスパックン「待て・・・そのまえに考えがある・・・」
カメックババ「なんじゃ!?」
ボスパックン「そのガキンチョを城の牢に閉じこめとけ!
牢がなければそこらへんの木にでもしばっておくんだ!!」
カメックババ「了解じゃ!」
ボスパックン「やれオマエラ」
レミー「了解ー!」
クッパJr.「覚悟!」
ボスパックンはゆっくりと城に戻り、再びイスに腰掛ける
数分たつと、レミーとジュニアが戻ってきた
レミー「言われた通りにしてきましたぁ」
クッパJr.「してきましたぁ」
ボスパックン「ごくろ・・・て、
何でそんなボロボロなんだよおまえら!!」
レミーとジュニアはキズだらけであった
レミー「あいつ以外と強い
リンクのファンだけのことはありました」
クッパJr.「でもなんとか、彼の装備していた道具袋までとってきたよ」
それを聞いてボスパックンはにやりと笑う・・・
ボスパックン「よくやったおまえら
・・・・その道具袋にどちらかの通信機を入れろ」
レミー「・・・・・・・・は?」
ボスパックン「は?じゃない
おまえらは通信機持っているんだろ
レミーの通信機を道具袋に隠しておけ」
レミー「確かに持っているけど・・・」
なんでときくと、いいからいれろと言われると思ったレミーは自分の通信機を
子供リンクの持っていた道具袋に入れようとする
ボスパックン「理由をどうして聞かないんだよ、バカ」
レミー「へ?」
ボスパックン「理由を聞けば、説明しようと思っていた
レミー、その通信機、外部の音を拾える
ようにしておくんだ」
レミーは言われたとおりに、通信機を設定する
ボスパックン「そして、ジュニア、
おまえの通信機はレミーの通信機に合わせておけ」
ジュニアは通信機を取り出して、言われたようにする
ボスパックンはその2つの通信機を見ていった
ボスパックン「にしてもヤバイくらい変なデザインだなそれ」
レミー「ハハ、これは今回の事件のためにイギーが造った特別な通信機さ」
ボスパックン「イギーか・・・発明は得意なのか?」
クッパJr.「あいつは勉強好きで、
多少そういうのは詳しいんだ」
ボスパックン「そうか よし、おまえらの今の操作で、
レミーの通信機で拾った音を、ジュニアの通信機で
聞けるようになったハズだ」
レミー「こ、これは・・・まさか」
ボスパックン「そう、盗聴器の役割となる
おっと、所でその通信機、24時間つけっぱでどのくらい持つ・・・・」
レミー「イギーが言うには、電池の消費を最小限におさえ、
電池にも大量にエネルギーをつぎこんであるから
おとしたりしない限り、ずっと5年間は・・・・・・だって」
ボスパックン「そうか、とてもとても信用できないな」
クッパJr.「いや、あいつはこういうことだけなら信用できるよ・・・」
ボスパックン「別におまえのことも信用してない」
・・・・・・・・・・・
クッパJr.「(ヒドイなこの植物は・・・
元はボクの手下のくせに・・・?)」
よっぽどわざと、ブスパックンと呼ぼうとしたが、
そのあとの命の保証がなかったため、心の中でブスパックンと呼ぶことにしたジュニア
ボスパックン「かせ、道具袋のなかにただポンと入れたんじゃいつかばれる」
そういうとボスパックンは、道具袋の中に通信機を入れ、
見えないように上から袋と同じ色の布を縫い合わせた
ボスパックン「これでいい
アアアアアアアアッ!!!」
ボスパックンが道具袋に向かって声を出すと、
ジュニアの持つ通信機からもボスパックンの声が聞こえてきた
ボスパックン「ふむ、これくらいなら、まわりの会話ぐらいなら聞き取れるだろう・・・」
レミー「ところで、それはどうするの?」
ボスパックンはレミーに道具袋を返した
ボスパックン「これはあの子供リンクに持たせる
もちろん通信機のことは言わず
そして奴をスマブラ闘技場に送り込むんだ」
レミー「えっ!?スマブラ闘技場に!?」
クッパJr.「ちょっと、そんなことしたら、
あの子供リンクが2軍に加わっちゃうよ!?
アイツ強いしなにより剣を持ってるじゃないか!」
ボスパックン「ああ、確かに剣を持ってる奴がメンバーに加わるのは痛い」
クッパJr.「ならどうして?」
ボスパックンの口元がニヤつく
ボスパックン「オレが前に2軍の監視はしないといったのは、
監視がムリだからだ だがこれなら盗聴ができる
むこうの行動は盗聴でもばっちり把握できる」
レミー「情報を得る手段にするということ?」
ボスパックン「ああ、闘技場の中にこもってる間は2軍が何をするかわからない
外に出ればパックンを使えばわかるが」
クッパJr.「う〜ん、確かに・・・」
ボスパックン「どうやって2軍の行動を”中”からみるか考えていたが、
このチャンスを逃すことは許されない
奴らの情報さえ手に入ればこちらの行動も奴らにしっかり対策の
練った上でのものとなる」
クッパJr.「・・・・・・・つまり
・・・・子供リンクを、スパイに使うってことだね?」
ボスパックン「ああそうだ
さっそく今すぐ奴にこの道具袋を渡して闘技場に送るんだ」
レミー「え・・・今すぐ??」
クッパJr.「や、やだよ遠いし・・・・」
ボスパックン「いいから送り込め!
魔法でも何でも使って あのカメックババならできんだろ」
レミー「あ、そうだね・・・」
〜パックン城・外〜
レミー「さ、おまえを自由にしてやる」
レミーは子供リンクの縄をほどいた
(いいか・・・要求されるまで、道具袋を渡すなよ?)
レミーはボスパックンの言葉を思い出す
レミー「おまえを今から闘技場に転送してくれる!!」
子リンク「闘技場だって?」
レミー「おれ達を倒したければ、そこで腕を上げておくんだな」
カメックババ「?・・・
レミー・・・何を言っておる・・・闘技場に送るだと?」
クッパJr.「だいじょうぶカメックババ、
ボスパックンの作戦なんだ」
子リンク「それより、オレの道具袋返せよ!」
レミー「(クク)ッチ、ばれたか
・・・忘れてればと思っていたがな・・・」
レミーはリンクに道具袋を手渡した
子リンク「えらくあっさりかえすじゃん
でもどーせ中身はカラだろ」
子リンクが道具袋の中身をチェックする
子リンク「・・・・・・・・・・・」
レミー「・・・・・・・・(気付くな・・・・)」
クッパJr.「・・・・・・・・・・」
カメックババ「・・・・・・・・?」
子リンク「なんだ、減ってもないじゃんか、
バカかおまえら」
レミー「ふん、おまえの道具袋に何も使えるもんが無かったからだ!」
クッパJr.「(よかった、通信機には気付いていない・・・)」
子リンクは通信機の入った道具袋を腰にくくりつける・・・
カメックババ「いいんだなレミー・・・」
レミー「うん、闘技場に送るんだ・・・」
カメックババ「それ!」
カメックババは子リンクに杖を向けた
ビビビビビビ・・・・・・・
レミー「出直してこい!!」
子リンク「べーだ、また来るからなぁ〜!!」
シューーーーーーーン・・・・・
そして子リンクはその場から姿を消した
そして
時は
流れていく・・・・・・
ボスパックンの持つ、
ジュニアの通信機から闘技場内での会話が聞こえてくる・・・・・・
通信機ー
==============
『そうか、パックンの城まで行ってきたのか、すごいね君』
『オレはコリンっていうんだ
リンクにあこがれていて、この格好』
『それはみりゃあわかるよ アタイは最初リンクかと思った』
『それで彼は、どうしますか?』
『ん・・・まぁ彼の望みどおり、
メンバーに入れてあげようコンピューター 強そうだし』
『ありがとうございます!!』
『おっと、ちなみにこっちにいるのがビビアンっていう
・・・おと・・・いや女の子 メンバーじゃないけどね』
『初めまして、ビビアンといいます』
『よろしく』
『この子は影にかくれられるから、
あとで君が言うパックン城に偵察にいかせようと思っているんだ』
『偵察?』
『ああ、こっそりとボスパックン側の動きを見てきてもらう』
『アタイはカゲさえあればどこにでもいけますから』
『すごいなぁー』
==============
ボスパックンは通信機から流れる会話を聞いている
そして彼は、小さく笑っていた
ボスパックン「ックックックック作戦通り
・・・子リンク・・・まさかテメェがオレらパッ軍のスパイに
なってるなんて、誰もわかっちゃいないよな
もちろん、奴自身もだ 自分ではそのつもりじゃないのに、
奴はオレらに味方することになって・・・ックク・・・」
クッパJr.「もう完璧に筒抜けだね」
ボスパックン「ククク・・・これで奴らの動き、
考え、データ、これからの行動、全て手に取るように解る」
レミー「いや、今思えば子供リンクがきてよかったな」
ボスパックン「当たり前だ
ニンテンドーには多少強い奴がいて、
そいつが今回みたいにオレらの前に姿を現すことはだいたい予想がついていた」
カメックババ「そういうことだったのか、
奴に通信機を持たせて、盗聴」
ボスパックン「うまくいってよかった
それよりも、今度は向こうがこっちに
スパイを送り込んでくるみたいだな」
レミー「そうだね・・・カゲに隠れるみたいだから・・・どうする・・・?」
ボスパックン「どうするだぁ・・・?
なんのために子リンクをスパイにしたんだ・・・
オレらは城から今から出て行くしかない」
カメックババ「本気か・・・」
レミー「この城・・・せっかくボクらが建てたのに・・・?」
ボスパックン「オレらがスパイに気付こうが、
ここに居る限り、向こうになんらかの情報がわたる可能性がある
それはダメだ 向こうにこっちの情報などわたすものか」
レミー「ならさっそくボク準備してくるよ」
クッパJr.「ボクも!」
レミーとジュニアは部屋を出て行く
通信機
==============
『だけど、偵察はもうちょっと後にしておこう
・・・さっき子リンクがパックン城から帰ってきたばかりだし』
『アタイはいつでもいいですよ?』
『・・・でも女の子1人じゃいくらなんでも危なそうだから、
オレが一緒に行くよ』
『お、優しいな、子リンク でもそれじゃ偵察にならないだろ』
『あ、そっか』
『アタイならパックンに会っても平気ですよ、炎でやっつけます』
『まあ、ムリにとはいわないから、がんばっておいでよ』
『ハイ というより今の台詞ちょっと矛盾しているんじゃ・・・』
『ああ、ワリィ』
==============
ボスパックン「・・・・・っふくく
炎でやっつける・・・?」
ボスパックンは再び通信機に耳を傾けている
カメックババ「・・・・・・・・」
ボスパックン「炎で全てのパックンを倒せると思ったら大間違いだ
・・・ギャハハ・・・」
すると、部屋にレミーとジュニアが戻ってきた
レミー「準備はできたよ」
クッパJr.「今度は、こっから南西に行く
父さんが以前使っていた谷で、そこの奥深くに移動しよう!」
ボスパックン「ああ、今すぐだ
そのまえにカメックババ、ファイアパックンを、
闘技場からここまでの間のどこかに配置しておいてくれ」
カメックババ「フフフ・・・戦わせるきだな・・・?」
そう、ボスパックンは、炎を使うビビアンに、
同じく炎を使うファイアパックンをぶつけようと思っていた
もはや、情報さえあればパッ軍側はいくらでも手をとれる・・・
ボスパックン「もちろん他にも大量のパックンを配置させるんだ
上手くいけば足止め ダメだとしても、ここはもぬけのカラ
・・・奴らが得る情報は何も無い・・・ククク・・・
それとジュニア、谷の奥深くはやめておけ、通信が切れたらダメだ」
クッパJr.「いや、その通信機ならどこででも使えるって
半分魔法だもん ま、さすがに闇の世界にいる奴
とかにはムリだけど」
ボスパックン「都合がいいなぁ、ずいぶん」
カメックババ「っふっふっふ、それをおまえがうまく利用できてるからいいんじゃよ」
ボスパックン「ババァ・・・おまえは何もたもたしるんだ?
さっさとファイアパックンを例の位置に」
カメックババ「おっとわるかったね
でもババァはやめておくれ」
カメックババはほうきにまたがり、急いで飛んでいく
ボスパックンは通信機を手にした
ボスパックン「もう、これで2軍なんざ目じゃない
・・・たとえ1軍が帰ってこようがな・・・」
ボスパックンの手には通信機が・・・
それは、言い換えれば、ボスパックンの手のひらに、
2軍メンバーがのっかっているようなものだった
レミー「なんかボスパックン、ボスらしくなってるよ・・・」
クッパJr.「まあ、名前にボスってあるし」
ボスパックン「だが、・・・オレがまだ心配していることがある・・・」
レミー「っへ?」
クッパJr.「??」
レミーとジュニアは首をかしげる
今、彼らには心配することなど何もなかったが・・・
ボスパックン「闇の世界の支配者がニンテンドーに帰ってきたら
それこそヤバイ」
レミー「え・・・なんで?」
ボスパックン「闇の支配者達がここへ帰ってきたら
・・・奴らはどうする・・・?」
クッパJr.「さぁ・・・
ニンテンドーを奴らが支配することにでもなるんじゃ・・・?」
ッドオオオオオオオオン・・・・・
レミー「!!」
クッパJr.「!?」
突如ボスパックンが床を思い切りふんづけ、音を鳴らした
ボスパックン「ニンテンドー支配なんてよそ者なんかにやらせねーよ」
レミー「ボスパックン・・・」
ボスパックン「ニンテンドーはあくまでもクッパ様やオレ達のものだ」
ボスパックンはイスから立ち上がり、
レミーとジュニアの間を通り、部屋を出ようとする
ボスパックン「闇の支配者が帰ってきたら、
2軍と戦うようにし向けておく
いや、2軍が 支配者達と戦うように・・・だ
ニンテンドーを支配するのは・・・オレ達だ」
レミーとジュニアはそれを聞いて、すぐにボスパックンの後を追った
ボスパックン「まあ、支配者が全滅のパターンもあるだろうな
その時はその時だ だが、どのパターンにせよ、
クッパ様はいそいで復活させる」
クッパJr.「ほ、本当!?ボスパックン!」
ボスパックン「ああ、クッパ様が復活すれば、
もう何もかもオレ達のものだ・・・」
ボスパックン達は城を出た
上空からカメックババがやってくる・・・
カメックババ「ファイアパックンは確かにここまでのルートに配置させたぞ!」
ボスパックン「それでいい
さてと、行くぞおまえら」
レミー「はい!」
クッパJr.「了解!!」
〜闇の世界・魔城・7階・謎の部屋〜
ウォッチ「・・・・・・・・・」
ウォッチはパペットマスターを見ていた
ウォッチ「ヤッパリ死ンデル・・・
本当ニ死ンデルンダヨナ・・・」
ウォッチはパペットマスターをよくよく見る
パペットマスターは目をつぶり、呼吸もしていない
ウォッチ「・・・・ヨオク見レバカワイイ顔デスネェ
・・・女ノ子ジャナイデショウネ・・・」
それほど今のパペットマスターは純粋に見えた
今見れば、いつもまわりに存在していた闇が消えて無くなっている
まるでただの純粋な子供だ
ウォッチは微妙に罪悪感さえおぼえてしまった
ウォッチはそっとパペットマスターのほっぺをひっぱってみた
ウォッチ「・・・・・・・・・・・・・・・・冷タ・・・」
やはり死んでいる
ウォッチ「フウ、生キカエリソウデ怖イデスネ・・・」
ガチャ・・・・
マスターハンド「ウォッチ!」
マスターハンドが部屋にやってきた
ウォッチ「マスターハンドサン!!」
マスターハンド「別れ道のことはわかった
たしかに全員分かれ道を進んだようだな」
ウォッチ「ソレヨリ見テ下サイ・・・
私、パペットマスターヲヤッツケマシタ!!」
ウォッチはマスターハンドにパペットマスターがカベにめり込んでいるのを見せた
マスターハンド「何!本当か!?」
だが次の瞬間、マスターハンドは硬直した
マスターハンド「・・・・・・・・・・・、ウォッチ・・・」
ウォッチ「ハイ・・・・・?」
ウォッチはその時、名前を呼ばれたのが少しいやな気分を感じさせた
マスターハンド「おまえまさか、
殺してないだろうな・・・・」
ウォッチ「ア、イヤ、ソレガ残念ナガラウントモスントモ・・・」
マスターハンド「奴を殺したら・・・・・・ダメだ!!」
マスターハンドは声を荒げた
ウォッチはビビる
ウォッチ「ドウイウコト・・・デス・・・カ・・・?」
マスターハンド「奴は・・・奴の本当の姿はこの、子供ではない・・・」
ウォッチ「へ・・・?」
マスターハンド「私がフィギュアになった時
・・・ある夢を見た・・・その夢が本当なら・・・
パペットマスターは殺してはならない」
・・・・・・・・・・・・・・
トビラのすきまからは、マスターハンドとウォッチを見つめる者が存在していた
見つめる瞳・・・!!
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