第46話 ルイージVS.キングテレサ
ルイージは仲間と別れ、1人廊下を歩いていた
ルイージ「なんなんだ・・・なんか城の雰囲気が・・・変わった・・・?
まるで大豪邸みたいだな・・・・あれを思い出しちゃうじゃないか」
そう、魔城の雰囲気はいつのまにかあの大郷邸そっくりになっている
薄暗い廊下をルイージはやはり、口笛を吹きながら進んでいく
やがて1つのトビラにたどり着いた
ルイージ「うあああああ・・・」
トビラには茨のツルが張り付いている
ルイージはカギを取り出した
そっと鍵穴に
その前にルイージは後ろに視線を感じた
あえて振り向かなかった というより振り向かない方がいい
ルイージの予想通り、
後ろにはキングテレサがいた
キングテレサ「・・・・・・・・(フフフフ)」
ルイージ「(全く・・・)」
ルイージはカギを回す
ガチャ・・・
すると茨のツルは消滅した
その後にキングテレサの気配も消えた
ルイージはドアノブを回す
トビラをそっと開いた
ギギギギギギィッ・・・・・・・・・・!!!!!!
ルイージ「ぅう・・・」
どうなってんだと言いたいほどきしむ音がした
ルイージ「やい!キングテレ・・・・・・・」
誰も居なかった
キングテレサの気配も感じられない
ルイージ「・・・・・・・・・」
・・・・てっきり居るかと思ってたのに・・・
ルイージは部屋のなかへと入る
一番最初に目に入ったのは、部屋の奥に飾られている大きな絵だった
キングテレサの絵だ
ルイージ「・・・・・・・・・・」
ギギギギ・・・
ルイージ「?」
ふと後ろから音がした
ルイージはオーバーながら振り返る
ドアが再び茨で固められていた
「ルイーーーージィィイイイイイイ・・・・・」
ルイージ「!?」
今度は真正面、キングテレサの絵から奴の声が聞こえてくる
ルイージ「な、なんだ、キングテレサ!!!」
ルイージは怖じ気づきながらも応答する
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ルイージ、・・・・・・」
ルイージ「・・・・・・?」
「・・・・オ前ハソノ部屋カラモウ二度ト出ラレナイ!!!!・・・・・・」
ルイージ「・・・・・・・・・・・・」
ルイージ「え・・・・・?」
「フフフ・・・・・・オレハナ、オマエヲ殴ッタリ蹴ッタリ斬ッタリブッ飛バシタリシタインジャナイ」
ルイージ「どういう意味だよ・・・」
「オレト同ジ気持チヲルイージ、オマエニ味ワッテモラウ」
ルイージ「・・・・・・・・・」
「アレカラ・・・・・ソウ、オマエニ掃除機デ吸イ込マレテカラズットオレハ狭イ狭イ絵ノ中ニ閉ジコメラレタ」
ルイージ「・・・・・・・・・」
「ダカラオマエニモ、狭イ空間ニ閉ジコモッテモライタインダヨ オレガ味ワッタヨウニナ」
ルイージ「・・・・・え・・・・ちょ・・・それって・・・戦わないってこと???」
「アア、ソウダ 今頃他ノメンバーモ支配者達ト戦イヲ始メタ頃ダロ
オレハコノ後最後ノ扉ヲ通ッテオ先ニコノ闇ノ世界カラハ脱出サセテモラウ」
ルイージ「え!?ちょっと待って、じゃあオレはこのあとどうなるの??」
「ダカラ言ッテルダロ、ズウウウウウウウウウウウウット、ソコデ一人キリダ!!」
ルイージ「えええええええ!!?」
キングテレサ「オマエガニンテンドーニ帰ッテコレタ頃ニハ今度コソ直ニ相手シテヤルヨ」
キングテレサは絵の中から飛び出した
ルイージ「キングテレサ!」
キングテレサ「ジャアナ、ルイージ 元々オレハクッパ様カラ支配者ヲスパイスルコトデコノ世界ニ
来タンダ 別ニソコラヘンノ支配者ノヨウニ、誰彼ヲブッタオス!なんて
心意気ハ全クナインダヨ」
ルイージ「・・・・・・・ッ・・・・・」
キングテレサ「流石ニ支配者達ノ前デハルイージメ!と恨ミ強クシテナイト怪シマレルカラナ」
キングテレサはふわりと部屋を漂うと、天井へと消えていった
ルイージ「ちょ・・・・・・待ってよ・・・・お・・・・おおい・・・・・・!?」
「セイゼイ、オレノ絵ヲ必死ニ拝ンデロ ハッハッハッハ!」
ルイージVS.キングテレサ
勝敗
キングテレサ勝利
・・・・・・・・・・・・・・・・・
ルイージ「ってオイ!!!!!!!」
ルイージは叫んだ
ルイージ「ちょっと待てよ!!!キングテレサ!!オオイ!!」
ルイージは必死に天井めがけて叫ぶ
ルイージ「ひ・・・ひ、卑怯だぞキングテレサ・・・・・・おれは・・・おれはせっかく気合い入れて、
お、おまえを倒そうとしてたのに、こんなふうにするなんて卑怯だぞ!!!」
・・・・・・・・・・・・
ルイージ「卑怯者キングテレサ!!おおい、出てこーーーい!!」
ルイージはひたすら天井めがけて叫んだ
せっかくの彼の心意気をキングテレサにねじ伏せられては、さすがの彼も黙ってはいられなかった
キングテレサ「・・・(卑怯者ダト・・・・フ、フン 臆病者ガ)・・・・」
ルイージ「い、いっとくけどなーー!お、お、おれはっ、おれはおまえなんかもうちっとも
こわくないんだぞーーー!!!全然こわくないこわくない!!」
キングテレサ「・・・・・(サッキマデ、口笛フルエテタクセニ・・・)・・・・・」
ルイージ「本当だぞ!!ちっともこわくないからな!!試しに脅かしてみろよ!!!
全然全く、こ、怖くないからよーーーーーー!!」
キングテレサ「・・・・・(・・・ッ・・・ア、アホラシ、サッサト最後ノ扉クグッテコット)・・・」
キングテレサはルイージの部屋から遠ざかり、10階を目指そうとした
しかし、かすかにルイージの声がキングテレサに届いた
ルイージ「なんで来ないんだよーーーーー、・・・・・」
ルイージ「・・・・あ、っそかぁああ、おまえ、『おれの事、怖いんだろ??』
怖いからおれと直接戦わないでこんな逃げざまさらすんだよなぁああ??
キングテレサもおちたねぇえ そりゃ、お、おれもスマッシュブラザーズだから
怖がるのもわからくな、わかなくら、わ、わからなくないけどさーーー」
キングテレサ「・・・・・・・」
ルイージ「でもオレ相手に背中向けるなんて、カッコ悪いなぁぁ、あの王冠何のためのもんだよ、
飾り?見せかけ?オレハ偉インダゾって?ププ、おこちゃまオバケだなキングテレサは」
キングテレサ「・・・・・ッッッッ!!!!」
ルイージ「まあ、キングテレサなんて最初見たときから思ってたほど怖くなかったしー」
『ホ・・・ホウ〜、ソウイウコトヲ言ウ・・・・・・・・』
キングテレサは一気にルイージの部屋へと戻っていった!
キングテレサ「ルイージィィ!!!!」
突如ルイージの目の前にキングテレサが現れ、脅かしのポーズをとった
ルイージ「ひやああああああああああああああ!!!????」
ルイージは一瞬で全身の鳥肌が立ち、思わずその場で腰を抜かしてしまう!
キングテレサはルイージに詰め寄った
キングテレサ「ルイージ、オレガ怖クナイダト?
オレガオマエヲ怖イダト?
オレガ逃ゲザマ晒スダト?
オレガ、オレガ、オレガ、オレガ
オレガオレガオレガオレガオレガオレガ・・・」
キングテレサ「オレガおこちゃまオバケダトオオオオオッッ!!!??」
キングテレサは恐ろしい形相で再びルイージを脅かした!
ルイージ「(あ、あわわわわ・・・)」
キングテレサは怒り狂い、ルイージにスキも与えず続ける
キングテレサ「オレノ、オレノ王冠ガ・・・
飾リダト?
見セカケダト?
ジャア、ジャアアアア!!!!!!」
キングテレサはルイージに腕を突きつける
キングテレサ「ジャア、テメェノボウシハ何ダヨ!!?
テメェノソノヒゲハ何ダヨ!!?
テメェノオーバーオールハ!!?
鼻ハ!??
口ハ!??
細イアゴハ!??
靴ハ!!?
手袋ハ!!?
緑ハ!!?
テメェノソノザコザコボディデコノ天下一ノキングテレサヲヨクモ・・・」
ルイージ「(さ、最終的に緑であることまで否定された・・・)」
キングテレサ「テメェノ相手ヲコノオレガシタコトデテメェニ主役ガマワッテキタンダロ!!
マサカテメェ、オレガ役不足ダトデモ思ッテンノカヨ!!」
ルイージ「ちょっと、キングテレサ・・・・?」
少しルイージはキングテレサの言うことがわからなくなってきた
そんなことはおかまいなしに、キングテレサの怒りのボルテージは変な方向へヒートアップしていく・・・
キングテレサ「ルイージ、ソコマデ出番ヲ要求スルナラ、タマニハテメェノ本業ラシク
『あっさり負ける雑魚緑』ヲ演出シテヤルヨ・・・」
ルイージ「ざ、雑魚緑・・・!?」
キングテレサ「オマエハ昔カライッツモ2番手、ソノクセスグヤラレル イイトコナシ
『弱いところが好き』トカ『緑だから好き』ダノ『お留守番ばかりカワイイ!』
トカナントカ、テメェノ”ファン”カラノ支持ハ全部情ケナイモノバカリ!!!」
ルイージ「・・・・っ・・・」
キングテレサ「少シデモ『ルイージ最強』ダトカ『ルイージ強い、格好いい!!』ミタイナ応援ガアッタノカ!?
ソレヲ今更、『スマッシュブランコ』ダカナンダカニ入ッタッテ・・・テメェニ不似合イナンダヨ!!」
ルイージ「・・・・・・」
ルイージは無意識に拳を握りしめる
キングテレサ「テメェハ強イカラ人気者ッテワケジャナイ!
弱イカラ、情ケナクテ、誰ニモ勝ラナイカラ大勢ノ者カラ舐メラレル
イイカ、コノ際ハッキリ言ワセテモラウガ、カワイイッテノハ裏ヲ返セバ舐メラレテル
ッテ事ナンダゾ!??」
ルイージ「・・・・・・・・・・・・・・」
キングテレサ「オマエハ、モット底辺ナラ底辺ヲ貫ケ モット情ケナイ姿イッパイ見セロ!!
ファンハナ、オマエノビクツイテル姿ガ一番好キナンダヨ!!!」
ルイージ「・・・(それは、キミだけが好きなだけじゃ・・?)・・・・・・・・」
キングテレサ「ルイージ、声モ出ナイカ、イイゾ 見栄ナンテ張ルナ
誰モオマエガ格好良ク活躍スル場面ナンテ期待シチャ居ナインダカラナ!!
永遠ニミンナカラ舐メラレテロ!!ハハハハッハッハッハッハ!!!!!」
ルイージ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ルイージは下を向き、うつむいている・・・
キングテレサ「・・・(ソラ見ロ ヤッパリ戦ウマデモ無イゼコンナ奴
今回ハオバキュームトカナンカ変ナモンモ無イシナ」
キングテレサは一息つくと、すうっと天井へあがっていく
キングテレサ「ジャアナルイージ、マタ会エタライイナ!ハハハ!!!」
・・・・・・・・・
ルイージ「終わりかい?」
ルイージは顔を上げた
その顔には恐怖も怯えも何もない 平然としたルイージのいつも顔だった
キングテレサ「・・・・・・・・・」
ルイージ「キングテレサ、おまえがなんか言ってる間にすっかりエネルギーをため込むことに集中できたよ」
キングテレサ「・・・・・・ッ・・・コイツ・・・(シラヲキリヤガッテ・・・)」
キングテレサ「ナラ、本当ニブッタオシテヤルーーー!!!」
キングテレサは猛烈にルイージへ突進する!!!
ルイージ「緊急回避!!」
ッフ!!
キングテレサはルイージ激突することなくそのままカベの中に入っていった
しばらくして、天井からキングテレサが姿を現し、再びルイージに突進する!
キングテレサ「ウオオオオオオオ!!!!」
ルイージが緊急回避する直前にキングテレサの姿が消えた
キングテレサ「後ロダバカ!!」
キングテレサは消えた瞬間にルイージの後ろをとっていた
キングテレサ「クラエ!!!」
キングテレサが手を突き出してルイージに攻撃をしかけるが・・・
ルイージ「(その場緊急回避!!)」
あっさり避けられた
ルイージは軽くステップを踏み、素早くキングテレサの後ろを取る
ルイージ「ファイアーボール!!!」
ルイージの右手から大きい、緑の炎の玉が現れ、キングテレサにダメージを与える!
キングテレサ「ウオオ・・・(コイツメ)」
キングテレサは手を振り上げた
キングテレサ「連続ビンタ!!!」
ルイージ「シールド!!!」
カスッカスカスカスカスカス・・・・・
キングテレサの攻撃はルイージのシールドに防がれた
キングテレサ「・・・効イテナイノカ!?」
ルイージ「正解!次はこれでどう!?」
ルイージの左手から青いイナズマが迸った
ルイージ「サンダー!!!!!」
キングテレサ「グワアアアアア!!??」
キングテレサはルイージの電撃に苦しむ!!
キングテレサ「・・・(コイツ、電撃ナンカ使エルノカ・・・・??)」
ルイージ「キングテレサ、ぼくは、確かに弱いかもね だけど、ずっと弱いままなんかじゃない!
ぼくは・・・」
キングテレサ「黙レェエエエエエエエ!!!!
テメェハ所詮雑魚野郎!! 雑魚ナラ雑魚ラシク、
サッサトクタバレ・・・・・・テレサ集合ーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
突如キングテレサは叫んだ
ルイージ「!??」
その数秒後、そこらのカベからたくさんの数のテレサが姿を現した!!!
ルイージ「うわああああ!!??」
テレサ「ボスー」
テレサ「お呼びでー」
ざっと、・・・50体
キングテレサ「ヨク集マッタ!!!!」
ルイージ「キングテレサ!どういうことだ!」
キングテレサ「ドウイウコトモ、コウイウコトモネェ!!
ルイージ、オマエヲ本気デヤッツケテヤル」
ルイージ「やっぱり卑怯者じゃないか!!数で挑もうって魂胆か!?」
キングテレサ「ウルサイ、スマッシュブラザーズナンダロ?イチイチ弱音吐クナヨ
オイ、ナンバー1からナンバー10!!オマエラメンバーノ戦ッテル
部屋ニ行ッテ何カ役ニ立ツアイテムトカ持ッテ来イ!!!」
キングテレサが子分に命令する
テレサ「らじゃ!」
テレサ「いってきます〜」
そういうと10匹のテレサが部屋から姿を消していった
キングテレサ「残ッタ奴ラ!!今回ルイージガ生意気スギル!!ボコボコニシチマエ!!!」
テレサ達「オオオオオオオオオ!!!」
ルイージめがけ大量のテレサが襲いかかる!!!
ルイージはあわてて左手からサンダーボールを繰り出した!!
テレサ達ははサンダーボールを避ける ほんの2、3匹のテレサはサンダーボールのダメージを負った
キングテレサ「ヤレ!!!」
キングテレサが天井から指揮を出す
合図されたテレサ達はルイージめがけ突進する!!
キングテレサ「ヒャクレツビンタだ!!」
ルイージ「シールド!!!!」
ルイージはとっさにシールドを張った
キングテレサ「カマワン、シールドヲ削ッテシマエ!!」
テレサ達の攻撃でどんどんルイージのシールドは小さくなっていく!
キングテレサ「フフ・・・」
ルイージ「(マズイ・・・シールドブレイクしちゃう・・・ここは・・・)」
ルイージはシールドを崩し、しゃがみ込んだ!!
キングテレサ「!! 今ガチャンスダ!!!」
キングテレサが手を振り上げるとテレサ達は一気にルイージへ攻め込む!
ルイージはしゃがみこんだままだ
ルイージ「ルイージロケット!!!」
ピユウウウン!!!
ルイージはロケットのよう(? に飛び出し、
うまくテレサ達の間をくぐりぬけ袋だたきを避けた!!
ルイージはすぐさま振り返り、天井に手を伸ばす
テレサ達はルイージが消えたと思い、混乱していた
ルイージ「今だ!!サンダーボー・・・ッ!!」
しかし、次の瞬間ルイージの腕が天井を向いたまま、動かなくなってしまった!!
頭のすぐ上から声が聞こえてくる
キングテレサ「ルイージハココダ!!サア、今ノ内ニヤッチマエ!!!」
キングテレサがルイージの腕をつかんでいたのだ!!
テレサ達「ワアアアアアアアアア!!」
テレサの大群が一気にルイージへ突撃する!!
ルイージ「ヒイイイイイ!!」
ボカッ・・・ペシッ!!
パコッ!!ッヅガ!!
ルイージはあっという間に袋だたきにされてしまった!!
テレサ「ええい!!」
パコッ!!
テレサ「とや!!」
ぺコッ!!
一撃のダメージは弱くても40匹のテレサが何度も殴れば流石にダメージは
どんどん積み重なっていく・・・!
ルイージ「ヒイイイ!!・・・・・・っく・・・こうなったら・・・」
ルイージは右手にファイアボールをつくった
それを左手のサンダーボールと合わせる・・・・・・・
キングテレサ「・・・オ?」
ッカッ!!
ドガアアアアアアアア!!!!
爆発が起き、キングテレサもろともテレサ達は爆風にダメージをうけた!!
キングテレサ「ク、ウオオ!」
テレサ「アアアアア!!!」
さきほどサンダーボールを受けたテレサ2、3匹が今のダメージを受け、消滅した!
キングテレサ「ノワアアアアア!?
テレボー!!レサック!!サテレ!!」
キングテレサが子分の名前を叫ぶ
キングテレサ「弱ッチィ奴ラメ!!エエイ、アイツラハ何シテイル!!」
すると壁から数匹のテレサが姿を現す
テレサ「ボスー、何も使えるモノありませんでしたー」
テレサ「マリオとカジオーの対決場所に行ってきましたが、これといったものは何も」
キングテレサ「ッチ、他ハ?」
後ろからなにやら大きいバナナを持ったテレサがひょいと現れた
テレサ「ドンキーとファイナルコングが戦ってた部屋からバナナをかっぱらって来たヲ」
ルイージ「(え?)」
キングテレサ「バナナ??マアイイ 喰ッテミヨウ」
キングテレサは子分からバナナを受け取り、皮を剥いて一気に頬張る
キングテレサ「ングング・・・ハム・・・モグ・・・」
ルイージ「(今が最大のチャンスか・・?ちょっと卑怯な気もするけど、
キングテレサほどじゃないし やっちゃえ!)」
ルイージは両方の拳を構える
ルイージ「サンダーボール!!そして、ファイアーボール!!」
双方の拳から別々のエネルギー弾がキングテレサに放たれた!!
テレサ「危ないヲ!!ボスー!!」
キングテレサ「ンア??」
2つのエネルギー弾がキングテレサに直撃する瞬間、横から子分が身を乗り出し、
キングテレサをエネルギー弾から守った!!
ズギューーーーン!!
テレサ「ヲヲ〜〜〜〜ッ!!」
そしてその子分はその場から消滅してしまった
キングテレサ「テレヲーーーー!!!!
・・・・・・コノバナナ美味イナァ」
テレサ「アア!!テレヲが〜!!」
テレサ「ボスー!」
ルイージ「どうだキングテレサ!!もう一回いくよ!!」
キングテレサはバナナを食べ終わり、皮をルイージの後ろへ投げ捨てた
キングテレサ「(ナンダカ、パワーガミナギッテキタゾ・・・?)
イイダロウルイージ 来イ」
テレサ「ボス・・・?」
キングテレサ「オマエラハ手ヲ出スナヨ?」
それを聞くと、子分達はキングテレサの後ろへと回り込んだ
ルイージ「サンダー&ファイアーボール!!!」
ルイージは再び2種のエネルギー弾を繰り出す!!
キングテレサはこちらに向かってくるエネルギー弾をじっと見つめている・・・
ルイージ「(当たる!!)」
しかし、エネルギー弾が目の前に迫ったとき、キングテレサは体をひねり、手でエネルギー弾双方を
はじいた!!
キングテレサ「ウオオオエエエエイ!!!!」
パアアアン・・・
はじかれたエネルギーはルイージに向かう!!
ルイージ「ぇッ!?・・・シッ、シールド!!!!」
ルイージは驚き、一瞬の判断でシールドを張った
すると、2種のエネルギー弾はシールドにはじかれ、またまたキングテレサへと向かう!
キングテレサ「何!??」
ズギューーーン!!!
キングテレサ「ゥヲオイ!!」
キングテレサは爆発によりダメージを受けた!
テレサ「ボス〜!」
キングテレサ「(跳ネ返シヤガッタ・・・ムム・・・)」
ルイージ「(良かった、偶然シールドリフレクターが成功したんだ・・・)」
ルイージ「ど、どうだ!キングテレサ!!」
キングテレサ「フン、コレグライデ調子ニ乗ルナヨ?ルイージ」
テレサ「ボス、後は任せて下さいよ」
キングテレサ「イヤ、イイ オレニ任セテオケ!」
テレサ「え?」
キングテレサは手で子分達を押しやるしぐさをする
ルイージ「(どういうことだ、子分は自分が呼んだのに・・・)」
キングテレサ「ルイージ、ヤッパリオマエゴトキ、コノオレ1人デ片ヅケテヤルヨ!」
ルイージ「・・・・・来い・・・」
キングテレサ「ウラアッ!!」
キングテレサはルイージに突進する!
ルイージ「緊急回避!!」
ルイージはキングテレサの背後にまわり、後ろからファイアーボールを投げつける!
シュッ・・・
ルイージ「え・・?」
ファイアーボールがキングテレサに命中する前にキングテレサは姿を消したのだ
ルイージ「どこ・・・?」
キングテレサ「ここだルイージ!!」
ルイージの背中からキングテレサの声がする
ルイージ「後ろか!」
ルイージは振り返ると同時に腕をブンブン振り回した
だが、そこにもキングテレサの姿は無かった
ルイージ「あれ?」
キングテレサ「バーカ!!」
キングテレサの声がどこからか聞こえた瞬間、ルイージは背中に痛みを感じた
ルイージ「ッ?!」
ルイージはキングテレサに背中を殴られ、10mほどふっとんだ!
即座に起きあがるルイージ
視界の中央、遠くの方にキングテレサがいた
ルイージ「イタタ・・・ちょっとビックリした・・・」
キングテレサ「マダマダ、コレカラダゾルイージ!!」
するとまたキングテレサはフウッと消えてしまった
「ケケケ」
奴の声がルイージの頭に直接響く
このキングテレサ独特の声がルイージの方向感覚を狂わせているのだ
すぐ横からキングテレサの声が聞こえる
「ケケケ、ケケ」
ルイージはとっさに2、3歩後退し、構える
だが、やはりキングテレサの姿は無い
ルイージ「どこだよ・・・」
キングテレサ「ココダヨッ!!」
ドンッ!!
ルイージ「あぐゅ!!」
次の瞬間ルイージは顔面を横から殴られていた!
ルイージは構えとは全く関係ない方向から攻められ、体のバランスを崩し、横転する
キングテレサ「キャキャキャ!!イイゾ、ルイージ、イツモノオマエニモドッテキツツアル!」
テレサ「さすがボス〜」
ルイージ「サンダーボール!!!」
余裕を見せているキングテレサにルイージは即座に電撃をぶつけた!
キングテレサ「アァグアァッ」
休むヒマなくルイージはダッシュし、キングテレサに拳をぶつける!!
ドガッ、バゴッ!!
キングテレサ「アグッ、オガッ!!」
そしてルイージは思い切りキングテレサを蹴り飛ばした!
キングテレサはまたたくまにふっ飛ぶ
ルイージ「おおおううう・・・・・」
ルイージは腰を低く落とし、力を溜める
ルイージ「「「「ルイージロケット!!」」」」
と叫ぶが、ルイージはほんの数十センチ飛んだだけで、全くキングテレサの撃墜はできなかった
床に空しく着地するルイージロケット
ルイージ「く、今のがきまってれば・・・」
見ると、またいつの間にかキングテレサは居なくなっている
ルイージ「うわあ、またかよ・・・」
ルイージは神経を集中させる
今までのパターンだと、キングテレサの声がしたとしても、その方向にキングテレサは居ない
ルイージが振り返ったところを別の方向から攻撃するのがキングテレサのやりかたのようだ
なら、キングテレサの声を完全に無視するしかない
そう思ったルイージは目を見開き、視界全域に集中する
「ケケ」
ルイージ「!!」
すぐ右だった
ルイージの耳元からキングテレサの声がし、ルイージは体を声の方向に向ける
いや、向けてしまった
キングテレサ「コッチダ!!」
するとルイージの背中が大きく反り返った!
床に思い切り顔面をぶつけるように倒れ込むルイージ
キングテレサ「ハッハッハッハッハ・・・・無理ダヨナルイージ、体ガ勝手ニ反応スルンダロ?
人間ノ体ハソウイウフウニデキテルンダカラナ・・・」
ルイージ「うう・・・」
キングテレサ「マシテヤ、オレハオマエニトッテ恐怖ニ値スル存在
声ヲ無視シヨウトシテモオマエノ本心ガオレヲ無視デキネェンダ」
ルイージ「く・・・キングテレサ・・・」
ルイージは立ち上がる
ルイージ「(それにしても、オバケのクセになんてパワーだ・・・背中は痛みだしてきたし、
いくらキングテレサでもあんなに強い攻撃ができるのかよ・・・)」
ルイージ「(あんなんじゃ、まるでドンキーのパンチみたいだ・・・)」
キングテレサ「ルイージ・・・結局オマエハオレニ負ケルンダヨ」
キングテレサは消える
ルイージ「こうなったら・・・」
ルイージは両手を・・・耳にあてた
テレサ「ん?」
テレサ「ルイージの奴、耳をふさいだゾ?」
ルイージ「(これでキングテレサの声は聞こえない!!)」
キングテレサ「(馬鹿カ?ソンナ体勢ジャ、防御ハ愚カ、受ケ身モ取レネェダロ
声ガ聞コエナキャオレノ姿ヲ気配デ感ジ取レルカモシレナイガ・・・」
キングテレサ「(気配ヲ感ジ取レテモ両耳フサイダママジャ、攻撃モデキヤシナイ)」
ルイージはさらに目も閉じた
聴覚、視覚を遮断することでルイージの感覚は研ぎ澄まされていく
ルイージ「(感じる!わかるぞキングテレサ!お前の居場所が、なんとなくだけど、間違いない
このひやりとしていて大きい気・・・キングテレサだ)」
ルイージ「(もうキングテレサはぼくのほぼ正面に居るで間違いない!
キングテレサ、両腕が使えなくてもぼくにはルイージロケットがあるんだ
しっかり集中できるし、今度こそルイージロケットは威力大のハズ・・・)」
キングテレサ「・・・・・コノママデモシャクニ触ルナ・・・」
そういうとキングテレサは子分のテレサ達を見た
キングテレサ「オマエラ・・・」
テレサ「ハイ?」
キングテレサ「今ガ最大ノチャンスダ・・・全員デ袋ダタキニシチマエ!!!」
テレサ「!!」
テレサ「マジっすか?」
テレサ「ボス、オレニ任セロって言ってましたよね?」
キングテレサ「今全員デ攻撃スリャ、ルイージニ大ダメージダ!ヤレ!!」
ルイージは耳をふさぎ、目もつぶっているのでキングテレサと子分のやりとりがわからない
テレサ「さすがボス、卑怯者〜♪」
テレサ「いくぞみんな〜!」
一斉にテレサ達はルイージを襲った!!
ドガッバコッ!!
ルイージ「うわっ!?何!??」
ルイージが気付いたときには既にテレサ達に容赦なくボコボコにされていた
ルイージ「おっおいキングテレサ!!卑怯だぞ!!」
ルイージはボカスカ殴られながらもキングテレサに訴える
キングテレサ「卑怯??」
ルイージ「お前1人で戦うんじゃなかったのかよ〜!?」
キングテレサ「・・・・・ダカラドウシタ?」
ルイージ「え・・・っ」
キングテレサ「戦イヲフェアニヤレトデモ言ウノカ?馬鹿ガ
オレハソコラノ支配者ト同ジジャナイト言ッタダロ」
ルイージはテレサの大群をなんとか追い払う
キングテレサ「別ニオ前ト真剣勝負スルツモリハ愚カ、戦ウコト自体面倒ナンダゾ」
ルイージ「ふ・・・ふん、やっぱり卑怯者だな・・・キングテレサ」
ルイージはキッとキングテレサをにらむ
キングテレサ「卑怯・・・カ ハハ、当タリ前ダロ オレハ悪ダカラナ!!
特権、役得、ソンナ所ダ」
キングテレサ「ソレニルイージ、貴様ガオレノ事ヲイッチョマエニ卑怯者呼バワリ
スルノニソロソロ疑問ヲ感ジナイノカ?」
ルイージ「え?」
キングテレサ「解ッテルト思ウガ、オマエノコノ闇ノ世界デノ行動ハタクサン見テキタ
ダガ、イツモオマエハ中途半端ダッタナ ソウ、逃ゲ腰ガ目立ツンダヨ」
ルイージ「・・・・・・」
キングテレサ「ダイタイオマエハ自分ノ戦力ニ全ク自信ガ無イ
ダカラ戦闘ヲ怖ガッタリスルンダヨ」
ルイージ「そんなことないぞ!!」
キングテレサ「ソノクセオマエハスマッシュブラザーズニ任命サレタ
オマエノ周リハ実力者揃イ ダカラオマエハプレッシャーヲ受ケテルンダヨ」
ルイージ「プレッシャー?」
キングテレサ「オマエハドーシヨウモナク弱イ 弱イ所ガバレタラスマッシュブラザーズノ足ヲ
引ッ張ルノハ当然 、ダカラオマエハ皆ノ足ヲ引ッ張リタクナイガタメニ戦イヲ避ケル」
ルイージ「た・・・確かにぼくが居ても、みんな、みんなぼくを兄さんや
フォックス、サムスのように頼りにしていなかったとは思う」
キングテレサ「ホレ見ロ
マ〜ダメガクッパヲ倒シタピカチュウノ方ガ
ズット心強カッタハズダ」
ルイージ「でも、みんなは、みんなはぼくのこと・・・ぼくのことを信頼してくれている!」
キングテレサ「・・・・・ハァ!?ンナワケナイダロ、
戦力ニナラネェ奴ヲ信頼スルワケ」
ルイージ「おまえ達悪にはわからないさ!!
ぼくのような頼りないメンバーでも、
他のみんなは決してぼくを見捨てたりはしないんだ!」
ルイージは分かれ道の廊下での事を思い出した
==============
”ルイージ”
分かれ道が左にある
ルイージ「ヒイイイイ!!ボクぅぅぅッ!!?」
ファルコン「大丈夫だ!行けルイージ!!」
カービィ「ルイージだってボク達と一緒に闘技場での特訓をこなしたでしょ!
それを思い出して!」
ルイージ「ふあああ〜い・・・」
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ルイージ「仲間のためを思うことができる、
それがスマッシュブラザーズとおまえたち支配者の大きな違いだ!!
・・・・だから、ぼくは決して、
自分がスマッシュブラザーズで弱いと思ったことは無い」
キングテレサ「底辺ノ、真下ノ、ワースト1ガ、偉イ口叩クジャナイカ・・・ッ」
ルイージ「ワースト1?・・・・・・ぼくは永遠の2番手・・・・マリオブラザーズのルイージ
スマッシュブラザーズでは兄さんと同じ強さだ!!!」
キングテレサ「オマエガマリオト同ジ強サダ!??イカレルノモ加減効カセロヨ
オマエハ最弱、雑魚緑ナンダヨォオオオオオオオ!!!!」
キングテレサ「子分共!!!!全員オレト合体シロ!」
そうキングテレサが叫ぶと、周りのテレサ達が次々キングテレサに吸収されていく・・・!!
アトミック
キングテレサ「「ケケケ!!!ルイージ!!!!」」
キングテレサは子分数十匹を一気に吸収し、巨大なテレサとなった!
キングテレサはルイージに突進する・・・
ルイージも同時にダッシュした!!
アトミック
キングテレサ「「失セロオオオオオオオオオオオオオオッ!!!ルイーーーーーッジッ!!!!」」
キングテレサは全てを拳に込め、ルイージに突撃する
ルイージ「エネルギー充填!!ルイージロケットオオオオオオオオオオオオ!!!!!」
その瞬間ルイージは音速のごとく、
一機のロケットミサイルと化し、キングテレサに突っ込んだ!!!!
ヅドオオオオオオオオオオオオオンンンッ!!!!!!!!
一瞬の内に部屋はすさまじい光に包まれた
ルイージは・・・・・・壁に身体がめり込んでいる
キングテレサは・・・・・・・・
アトミック
キングテレサ「ッ・・・・・・ッ・・・・」
アトミック
キングテレサ「ゴワアアアアアアアアアアアッッ!!!???」
キングテレサが奇声をあげるとたちまち彼は小さくなっていった
キングテレサ「馬鹿ナ・・・・・コンナハズ・・・・オカシイゾ・・・・・・今ノ
ロケットナラ・・・完全ニオレガ返リ討チダッタハズ・・・・・・・」
キングテレサは壁にめり込むルイージを見て驚いた
キングテレサ「ルイージロケット・・・マサカ、アイツ・・・・暴発シタノカ・・・・ッ!??
コンナ時ニ、運ノイイ奴メガァアア・・・・」
それだけでは無かった
ルイージの体は電撃を帯びている
ルイージはサンダーパワーを発射の威力に付加していた
キングテレサ「ダガ・・・・・
オレガココデ終ワリダト思ッタラ大間違イダ・・・」
キングテレサは体に手を添え、すうっと壁へと消えていった
その数十秒後、部屋の奥から扉が現れ、ひとりでに開いた
ルイージ「・・・・・・・・・・・・(誰か抜いて)・・・・・」
ルイージは手を壁にあて、首を思い切りひっぱる
すぽん・・・
ルイージの身体は壁から抜けた
ルイージ「キングテレサ!?」
気がつけばキングテレサの姿は無かった
気配すら感じられない
ルイージはふと奥へ続く扉を発見した
すぐさま扉をくぐっていくルイージ
ルイージVS.キングテレサ
勝敗
ルイージ勝利
そして、ルイージは階段を上っていた
ルイージ「キングテレサの奴、まだ倒れて無いはず・・・く、何処だよ」
?「・・・ルイージさん?」
ルイージ「誰?」
ふと途中、階段の上から誰かが姿を現した
ルイージ「ヨッシー!!」
?→ヨッシー「ルイージさん!!
勝ったんですね!!バトル!!」
ルイージ「ヨッシーもか!!」
お互い目を輝かせながら2人は合流した
ヨッシー「私の敵はメタルの分身と
コクッパ1匹だったので楽勝でしたよ
ルイージさんは?」
ルイージ「ぼくは思った通りキングテレサが相手だったよ」
すると、ヨッシーは何かを思いだして言った
ヨッシー「そういえば私が戦っている最中、
テレサが現れて、何かアイテムはないか?とか
言いながら飛んできましたよ」
ルイージにはもちろん心あたりがあった
ルイージ「(あのとき、テレサ達は全員の部屋へアイテムを探しに行ったのか・・・
そして1匹のテレサが、バナナを持ってきて・・・・・・・・・・・・・・?)」
ヨッシー「・・・どうしたんですかルイージさん、顔色悪そうですけど」
ルイージ「いや、なんでもない 急いで階段わたろう」
ヨッシー「そうですね!もしかしたら他のメンバーがもう居るかもしれません!」
ルイージ「兄さんが待ってたらいいな」
ルイージとヨッシーは10階めざし階段を上っていく・・・・
消えたキングテレサ・・・!!
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MIDI:「音のささやき」より