第48話 カービィVS.マルク
「今度こそ君に勝つ」
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・
闇の魔城、6階・・・
カービィは分かれ道を進んでいく
いつもはのんきなカービィだが、
今だけは彼も緊張というものを味わっているようだ
石造りの廊下を渡り、ある時、1つの扉とでくわした
扉には鍵穴がついている
カービィは思い出したかのように、口から鍵を取り出した
そして、いざ鍵穴に鍵を入れようとした時、あることに気付いた
カービィ「と、と、と、届かないッ・・・・(汗」
扉はリンクやサムス、などの高身長者向けとなっている
カービィ「・・・もう、配慮がたりない!!」
カービィは宙に浮きながら、器用に鍵穴に鍵を通す
「ガチャ」
カービィは扉を開けた
カービィ「たのもおおおおおおお!!」
カービィは格好良く部屋に侵入した!
気合い十分のカービィだったが、その気合いは2秒で解けた
部屋はとてつもなく狭かった
まるで物置に使われていそうな部屋である
その上、肝心のマルクの姿がなかった
しかも、マルクの代わりなのかそうでないのか、
変な物体・・・人の形をした謎の男が部屋の向かい側に立ちつくしている
その男の後ろにはもう1つ扉が存在していた
カービィ「あ、ごめんなさい?間違えました???」
カービィはぺこりと頭を下げ、そそくさと部屋から立ち去ろうとする
カービィは急いで部屋を出て行き、分かれ道のポイントまで戻ってきた
壁に描かれた文字をチェックする
”カービィ”
赤い文字でそうかかれている
この道で間違いないはず・・・?
それにカービィの鍵であの部屋の扉は開いた
部屋も間違えたワケではなさそうだ
カービィ「???」
しかし、カービィの部屋に居たのはマルクではなく、
見たこともない奇妙な人物
あれがボクの敵・・・・??
あんな人見たことないんですけど?
ボクって知らない間に知らない人から恨まれてたのかな・・・
カービィは困惑しながらも再び分かれ道を進んだ
そして例の部屋にたどりついた
カービィ「失礼しまーす・・・?」
さきほどの「たのもおおおおおおお」とはうってかわって
カービィはもう一度部屋にやってきたがさっきと変わっていることは何1つ
なかった やはり狭い部屋、姿のないマルク、変な人物の光景だ
カービィ「・・・・・あ、あの・・・キミがボクの相手・・・?」
カービィは向かい側に立ちつくす謎の人物に話しかけた
その謎の人物は紫の体内にワイヤーを張り巡らせている
ピンクのハート型心臓が胸の中でコクコクと動いている
読者には、『謎のザコ敵♂』と言えばわかるだろう
謎の人物「カービィか、お前が」
謎の人物は喋った
カービィは問いかけたくせに反応が返ってきてとまどっている
カービィ「うん、ボクがカービィだよ」
カービィは平然なフリをして答えた
そしてカービィは戦闘態勢に入る
誰だかわからないけど、この部屋に居るということはあいつが
ボクの相手・・・・・・もしかしたらそうとう強いかも・・・・
謎の人物「フフッ・・・・・」
戦闘態勢をとったカービィを見て、謎の人物は笑みをこぼした
その笑みがよりいっそうカービィを戦闘モードに引き立てる
なんだよアイツ・・・「フフッ」なんて台詞・・・まるでボクが
わけないみたいな感じじゃないか
この戦い・・・・ながくなりそうだぜ・・・・
カービィはマンガの主人公になりきったつもりで意味もなくあせっている
謎の人物「ハハッ・・・・ッハッハッハ!」
戦いのオーラまで出し始めたカービィを見て再び
男は軽く笑い声を発した
カービィ「!?・・・・・ま、負けないよ!」
謎の人物「付いてこい、カービィ」
カービィ「・・・い、行くよ!!」
カービィは一気にダッシュをかけ、謎の人物に攻撃を仕掛ける!
謎の人物「!?」
男は驚きながらも冷静にカービィの突き出された手をはたき、
カービィを素早く足払いした!!
ッガ!
カービィ「ゎッ!」
カービィは視点を横転させ部屋の入り口の扉にぶつかった
蹴られた部分に手をあて、立ち上がる
カービィ「(スゴイ・・・ボクの突きを、カンタンに受け流した!
コイツ・・・・デキる!!)」
男をにらむような目でカービィは威嚇する
謎の人物「・・・オイ、お前何を勘違いしている?」
カービィ「・・・・?・・・・」
意味がわからなかった
普通なら「どうした?」みたいな台詞が投げかけられると思っていた
謎の人物「突いてこいと言ったのではない
俺の後ろに続いてこいという意味で
付いてこいと言ったのだ」
カービィ「へ・・・?」
謎の人物「そもそも俺はおまえの相手ではない」
カービィ「あ、れ?」
謎の人物は半ばあきれたように手に頭を抱える
そして男のすぐ後ろの扉を開けた
謎の人物「来い、マルクはこっちだ」
カービィ「(!・・・マルク・・・)」
男は扉を通りすぐ角を曲がった
カービィも急いで後に続く
やっぱりボクの相手はマルクなのかな・・・
角を曲がると、長い廊下のずっと先に男の姿が見える
カービィはあわてて後を追いかけた
そして、さらにもう一つ扉があらわれる
カービィ「この部屋にマルクが・・・?」
謎の人物「部屋ではない」
男は扉を開いた
すると、見えたのは闇につつまれた、闇の世界の景色だった
謎の人物「魔城中段バルコニーだ」
魔城の内部から出たようである
上にはさらに階がある
9階と10階は塔で結ばれているのがよくわかる
暗黒の空から冷たい何かがカービィに直撃する
カービィ「雨・・・雨が降ってる」
気付くと男はまたバルコニーの通路を先に歩いている
カービィ「あ、待って!」
やがて階段を下りていき、魔城の裏庭へとやってきた
魔城の裏側には広い庭が存在していたとはカービィも想定できていなかったようだ
しかし男は先を歩き続ける
カービィ「ねえ、どこまでいくの?」
謎の人物「黙って付いてこい」
カービィは黙々と男の後をついていく
ふとカービィは後ろを見る
いつのまにか魔城は遠くの方に位置していた
裏庭からも外れ、現在地はもはやただの草原である
そしてある所で男は立ち止まった
カービィは気付かずに男の足にぶつかってしまった
カービィ「ゎイテッ!」
謎の人物「つれてきたぞ」
男は前方に向かい声を発した
カービィ「(? 誰かいるの?)」
?「ごくろうさん」
声が帰ってきた瞬間カービィの鼓動が激動した
この声はずっと忘れていなかった
男はカービィの前から身をどかした
前方の者の正体が解った
そいつもカービィを確認すると顔に不敵な笑みをうかべる
カービィ「マルク・・・」
マルク「カービィ・・・」
カービィの感覚が一気に研ぎ澄まされていく!
マルク「お久しぶりな・の・サ!」
カービィ「・・・そうだね・・・」
マルク「悪いね 他の支配者とは違って、あんな狭い魔城で戦うより
こういう広いところの方がいいと思ってね」
カービィ「・・・そ、そう・・・」
マルク「ここならキミもボクも本気で戦えるのサ!」
カービィ「マルク・・・」
やはり敵はマルクだった
マルクはカービィに自分の名前を呼ばれた瞬間唾をのむ
マルク「なんなのサ」
カービィ「どうしても、戦わなきゃいけないのかな・・・」
マルク「何をいってるのサ!・・・当たり前だろう?」
カービィ「当たり前・・・・」
ボク達が戦うのは・・・当たり前・・・・・・・・・?
カービィ「おかしいよ・・・」
マルク「どこが?全然」
カービィ「キミは・・・マルクはボクを倒してそれでどうするの?」
マルク「もちろん宇宙を手に入れる 宇宙を手に入れるにはニンテンドーを
支配することが必要だとわかった だから企んだのサ!」
カービィ「え・・・・企んだ・・・・?」
マルク「・・・・・・・この事件のほったんは・・・ボクなのサ!!!」
カービィ「えっ・・・!!?」
強い風が二人の間にながれる
冷たい雨の滴がカービィの体を冷やした
マルク「ボクが支配者を集わせ・・・・ボクがニンテンドー支配の提案をし、
ボクがこの闇の世界を見つけたのサ」
マルクは流れる風のように自然に話す
カービィは信じられなかった
カービィは元凶なるものはクッパだと想定していた
それが、クッパはマルクが利用していたとは・・・・・・
マルク「そう、全てを手に入れるためこの事件をおこしたのサ!」
カービィ「そんな、キミがこんなことを考えていたなんて・・・」
マルク「邪魔者は皆ボクの手駒、支配者達に任せるハズだった
ボクが指揮を取るハズだった」
マルクは険しい表情をしながら語る
マルク「だけど邪魔者の中にはキミ、カービィが存在したのサ!
キミの存在を知って、いてもたってもいられなくなったボクは
ニンテンドー支配を一時的にクッパに任せ、自らこの闇の世界にやってきたのサ!
キミ”だけ”は、ボクが倒さないと気がすまないのサ!」
カービィ「・・・・・・・・」
マルク「キミを倒したらさっさとこんな世界出て行ってニンテンドーを一気に
支配するのサ 生き残った支配者も皆ボクがやっつけるのサ」
カービィ「マルク・・・・・・」
マルク「行くよカービィ 邪魔者の集団の中に居た間で強さも上がったようだし
今からボクがこの事件をおこした中で2番目のお楽しみを味わうのサ!」
カービィ「2番目のお楽しみ・・・?」
マルク「1番はもちろんニンテンドー支配
2番目が・・・キミをいたぶることなのサ!」
カービィ「!」
マルク「まあ、1番と2番の差は限りなく小さいんだけどね」
ブアアア・・・・・
マルクは変身した
マルクの体に大きな翼がはえた
暗闇を大きな翼をつかい飛び回る
マルク「いいことを教えてあげるのサ 今ならおそらく最後の扉が
開いてニンテンドーとこの世界がつながっているハズ」
カービィ「え・・・」
そういうとマルクは何かを投下した!!
その何かが地面に触れた直後、植物の芽が発芽する
一気にツタが成長し、カービィをたたきつけた!!!
パシッ!!!
カービィ「うわッ!!」
いくつものツタがカービィをたたきつける!
カービィ「ワ・・・ワープスター!!!」
カービィが叫ぶ
すると、魔城の方面から流れ星のようにワープスターが飛んできた!
カービィ「行くよ!!」
ワープスターに乗ったカービィはツタをちぎり、マルクの元へ向かう!!
いつのまにか暗黒の空には稲妻がいくつも走っていた!
雨は地面に穴を開けるかと思うほど強く降っている
闇の世界は雷雨にみまわれた
激しい雨の中、カービィとマルクは飛行しながら戦う
カービィがマルクにワープスターを激突させようとマルクを狙う
マルクはカービィのワープスターより素早く空を飛行している
マルク「カッター・・・・」
突如マルクから鋭いカッターが10本現れる!!
マルク「行けッ!!!」
5本のカッターが順にカービィへと風を切るように飛んでいった!!
カービィ「それっ・・・それ!」
カービィはうまくワープスターを操縦してカッターを順にかわす!!
マルク「(ニヤ)・・・もう一度!!!」
マルクがストックしていた残りの5本のカッターが一気に5本ともカービィ
に勢いよく向かった!
マルクはしっかり的をねらえている
5本のカッターは横一列に並び、まるで1つの大きな
カッターとなりカービィを傷つけた!!
この素早いカッターでは1本、2本は避けられても
まとめてかかってこられればどうしてもカッターと接触してしまうのだ!
マルク「まだだよカービィ!!」
カービィ「!??」
ザンッ!!!
カービィは後ろからカッターに切り刻まれる!!
それはさきほど順に放たれたうちの1本だった
マルク「ボクばっかり見てないで、右、左にも注意した方がいいのサ!」
ザンザンッ!!
カービィ「うわッ!!」
その声と同時に左右から順にカッターがカービィにダメージを与える!!
マルク「言い忘れてた、上と下もね」
上方と下方からカッターに襲われるカービィ
しかし、
カスカス・・・
マルク「?」
上下からやってきたカッターはカービィのシールドに跳ね返された!!
跳ね返されたカッター2本はマルクの元へ向かう!
鋭い刃が1枚マルクを切り刻む!!
マルク「ック!」
跳ね返された2枚目のカッターがマルクへと容赦なく飛んでいった!!
マルク「そうはいかないのサ!!」
マルクが翼をクイっと羽ばたかせるとカッターはなんと消え去った!
マルク「みててどうするのサ!!」
マルクが言うと、今度は上下左右、後ろから5本のカッターがカービィを一気に攻めてきた!!
カービィ「もうカッターの動きはわかるもん!!」
カッターがカービィを切り刻む一歩手前のところでカービィはシールドを張り、
再びカッターをはじき飛ばす!!
即座にカービィは向かっていくカッターの1本を吸い込んだ!!
マルク「ええい!!」
マルクは跳ね返されたカッターに翼を当てて処理している
マルク「カービィ・・・ならボクが直接うちのめしてやるのサ!!」
スピードを上昇させ、黄色く光るワープスターへと急接近するマルク!!
マルク「それッ!!!!」
マルクが翼をヤリのようにつきだした!!
ズザアアアアンッ!!!!
カッターとはまるでレベルの違うダメージをカービィに与えた!!
カービィ「っう、・・・でも今がチャンス!!」
カービィは間近にいるマルクに向かいカッターを投げ飛ばす!
マルク「ッ!?」
『予想外』という表情をとったマルクは次の瞬間に
カービィのカッターの餌食となっていた!!
カービィは素早くマルクの後ろに回り込みカッターを投げる!!
カービィ「後!」
わざとマルクのように言い放ち、カッターを次々マルクに投げつけた!!
マルク「うッ!!クッ!」
マルクのカッターとカービィのカッターとでは質が違うため、
カッターの飛行パターンもまるで違う
マルクはカービィのカッターを見切れずにダメージを重ねていく!!
マルク「ック、いつのまにかコピーしていたのか・・・」
カービィ「それ!!」
カービィがマルクの上方からカッターを突き落とすように投げる!!
マルク「もう見切ってるのサ!!」
マルクはカッターを翼で跳ね返す!!
カービィもカッターをゆうゆうと避けた!
カービィ「・・・・・」
マルク「・・・・・」
上空を飛び回る2人
時折カミナリのフラッシュでお互いの表情が闇のなかからくっきり浮かび上がる
マルク「もうカッターはお互い通用しないね
カッター合戦はやめにするのサ!!」
カービィ「・・・・・・・」
カービィはカッターのコピーをはき出した
もうマルクにカッターは通用しないだろうと判断したのだ
マルク「フフ・・・」
マルクがにやける
カービィ「・・・・・」
マルク「ボクは、」
「キミには負けないのサ!!!」
マルクがこちら側に急接近してきた!!
カービィ「!!」
矢のようなマルクの突進をカービィはワープスターを操縦しかわした
すぐマルクの後を追うようにカービィがクイックターンする
マルクの背中にワープスターが接触する直前にマルクは急上昇
カービィは空を見上げる
マルク「カービィ!!くらうのサ!!!」
遠く空に浮遊するマルクから無数の矢がカービィ、いや、地表めがけ飛んできた!!
マルクの放つ矢は豪雨のように激しく地面をたたく
カービィ「うわッ!!ひゃ!!」
矢の嵐に巻き込まれたカービィ
マルク「くらえええええええぇえぇぇぇええ!!!!」
マルクはなおも大量に矢を放ち続ける!!
カービィ「シールド!」
シールドを張り、自分とワープスターを矢の猛攻から防いだ
ワープスターは矢の嵐から抜け出すため大きくターンする
マルク「矢の雨から抜け出す気かカービィ!できるハズないのサ!!」
マルクは上空から矢をワープスターに合わせ放つ方向をコントロールする
カービィのシールドは矢の攻撃を次々と受け、着々と削られていった!
カービィ「シールドブレイクしちゃう・・・・」
だがシールドをここで解いたら矢の雨を直にカービィとワープスターが受ける
カービィがダメージを負えばワープスターの操縦は狂う
ワープスターがダメージを負ってもワープスターの操縦は狂う
しかしシールドブレイクしたらカービィ自信がワープスターから放り投げられてしまう
カービィ「むむむ・・・・」
シールドを解きストーンを利用すればどうだろう・・・
いや、ストーンで矢の猛攻は防げても操縦が不可能となってしまう
そう、あれこれ悩んでいる内にシールドはどんどん削られていく・・・!
マルク「シールドブレイクのことは知っているのサ!!
さあ、どうするカービィ!!」
カービィ「しょうがない・・・・・フォーメション・S!!!」
カービィはそう叫ぶと自らシールドを解いた!!
マルク「シールドを解いた・・・・
じゃあ矢の餌食になるといいのサ!!カービィ!!」
カービィ「それはカンベン!!」
その直後、なんとカービィがワープスターからすべり落ちた!
マルク「何!?」
ガッ!!!
だがカービィはワープスターから即座にワープスターの端をつかむ!!
カービィはワープスターにぶらさがるような体勢となった!
まるでドンキーがツルにつかまりジャングルを移動するかのように、
カービィはワープスターにつかまり、一気に矢の向かってくる上空へと突き進む!
カービィ「ワープスターはボクの意志とつながってるもん♪」
ワープスターは矢の隙間くぐり抜けマルクの元へ急上昇していく!!
マルク「ああああああッ!!?」
カービィ「行くよ!!マルク!!!!」
ワープスターを回転させ、カービィが再びワープスターに乗っかる
マルク「ええええええい!!」
マルクはかまわず矢をカービィに放った
もうお互いの距離は近い
カービィ「ファイナルカッター!!!」
至近距離でカービィはファイナルカッターで矢を跳ね返し、マルクにダイレクトに
ダメージを与えた!!!
ズバアアアアアアアン!!!
マルク「ッ・・・」
マルクはダメージをまともにくらい、上空から石のように地上へと堕ちていく・・・
カービィ「まだまだ!!!!」
カービィはマルクの後を追い、さらにワープスターでマルクの体に激突した!!
マルク「ガッ!!!」
それはまるでメテオスマッシュのようだった
マルクは重力のうえにさらにカービィの撃墜によって地面へと
もの凄いスピードで墜落する!!
ドガアアッ!!
マルクはもろに地面に体をぶつけた!!
カービィ「・・・・・・」
カミナリが鳴り響く
フラッシュで照らされたカービィの表情はさびしげなものがあった
マルク「クソぉ!!」
マルクは小さな足で地面に立つ
そこへワープスターが降りてきた
カービィ「マルク・・・・」
マルク「ええい!!」
マルクは翼を剣のように振るった!
ガッ!!!
カービィ「うわァ!!」
カービィははじきとぶようにマルクから遠ざかる
カービィは地面に着地することなくワープスターにのっかている
地表のあちらこちらにマルクが放った無数の矢がつきささっているのが見えた
カービィ「マルク・・・キミが黒幕だったなんて信じられない まだ・・・
だってもう、キミは・・・・・・悪い奴なんかじゃないでしょ?!」
マルク「なんなのサ!急に!!」
マルクが翼を使い、再びカービィに突進をする
マルク「話し合いするほどボクはまだつかれてなんかないよ!!??」
マルクの突進からカービィは逃げるようにしてワープスターを宙に運ぶ!!
再び二人は空高く上昇していく・・・・
カービィの下からはマルクが接近してくる!!
マルク「ボクは・・・・キミのような奴が・・・」
豪雨の音に紛れて、マルクの声がかすかに聞こえてくる
カービィは耳を傾けた
マルク「キミのような!!!何も知らない、
毎日を青空の下で気楽に過ごすような、」
今度はさきほどより声がわかりやすく聞こえてくる
マルク「そんな馬鹿な奴が、一番嫌いなのサァッ!!」
ドガアアアアアアアアアアン!!!!!!
カービィがその言葉を耳に受け取った直後、カービィはワープスターごと上空のを
突き抜けるようにしてふっとんだ!!!
マルクは口を大きく開き、その口から光線をカービィに向け発射していたのだ!!
カービィ「うわあああああああああああ〜!!!」
カービィは雲の間すら通り抜ける!!
ようやく、カービィはブレーキをかけることができたが、
今の光線によるダメージでワープスターがだいぶ痛んでしまった
カービィ「だいじょうぶ?ワープスター・・・」
カービィは星に手を添える
そっとカービィは上を見上げた
何もなかった
闇のみが上空を支配している
明るい星はひとつもない
もし、世界が闇に支配されたら、
この空のように空しいものになってしまうのだろうか
そう考えるとカービィの顔は悲しみの表情となった
オオオオオオオオ・・・・
カービィ「!?」
真下に存在する雲が光り出した
すると雲に穴があき、突如光線がカービィに向かってきた!!!
カービィはあせるようにして回避する!!
光線はカービィを通り過ぎ、闇へと消えていった
カービィ「ふう・・・あんな光線2度もうけたらワープスターがこわれちゃう・・・」
光線によってぽっかり開けられた雲の穴からマルクがこちらに飛んできた
雲の上故、雨には当たらないが、地上よりも強い風がふいている
気をしっかりもたないと風にふっとばされそうだった
マルクも翼を小刻みに動かし、必死にバランスを取っているのが伺える
〜地上〜
謎の人物「・・・おいおい、雲の上にいったんでは観戦できないだろう」
・・・・・・・・・・・・・
〜雲の上〜
カービィ「キミは間違っているんだよマルク!」
カービィは声をマルクに投げかける
マルク「キミから見ればそうかもしれない
だけどボクから見たらそうじゃないのサ!!」
カービィ「じゃあ気付いて!!キミが間違ってることに・・・!
ポップスターはみんなのものでしょ!?
宇宙はみんなのためにあるんでしょ!?
ニンテンドーだってそうだよ!!」
マルク「・・・・・・」
カービィ「ううん!そんな大きなものだけじゃない!!
綺麗な森や草原、海だって、宇宙から見ればとても、とても
小さいものだけど・・・・・誰もそれを壊すようなことはしちゃいけないんだ!!」
マルク「壊すんじゃないのサァッ!!!!」
マルクが大きな声を出した
カービィは少しよろめく
マルク「やっぱりキミは何も知ってない!!何もわかっちゃいない!!
壊すなんてことは魔城に居る馬鹿な支配者達のすることなのサ!!」
カービィ「マルク・・・」
マルク「ボクは違う!!ボクだって自然は好きサ!動物だって好きなのサ!!
宇宙だって綺麗だと思うのサ!!」
カービィ「マルク・・・なら、こんなことする必要は・・・」
マルク「ある!!キミはボクの邪魔をしているのサ!だからボクは宇宙を守るために・・・
ありとあらゆる世界を守るためにキミを倒さなきゃいけないのサ!!」
カービィ「・・・・・・・同じだよ・・・・」
マルク「・・・・・・何が?・・・」
カービィ「ボク達だって同じだよ!!スマッシュブラザーズのみんなそう思ってる!!
世界は大切!!・・・・・だけど・・・・やり方だけが違う・・・・・・・」
マルク「そうだね・・・違うのはそこなのサ!・・・だけど・・・根本的考え方も違うことを
キミはやっぱりわかっていないのサ!!」
カービィ「えッ・・・」
マルク「カービィ・・・・・大きな、広い宇宙を見たら、こう思わない?」
カービィ「・・・・・・・」
マルク「小さいくせに、いきがるような奴は消えちゃえって・・・・・!」
カービィ「・・・・・お・・・思・・・・わない・・・よ?
・・・・そんなこと・・・・」
マルク「ボクはね、生まれたみんながこの宇宙に必要なものだとは思わないのサ・・・」
カービィ「・・・・・・・・・・・どうして・・・・」
マルク「カービィ・・・情けないこと言うけど
ボクも何も知らない時があったのサ」
カービィ「・・・・・」
マルク「だから・・・ね ボクはたくさんのことを知りたいと思うようになって
必死に勉強したのサ 学校も一番の有名校に入って・・・そこでも毎日たくさん勉強したのサ」
カービィは真剣にマルクの話を聞いていた
マルク「だけど・・・・・・ボクは、いじめをうけたの・・・・サ」
カービィ「・・・・・・・・」
マルク「ボクより知識のないものがボクをいじめたんだよ・・・?
ボクは学校をやめたくなりそうだったのサ
だけど・・・そんな辛いことは空を見上げれば、一時的にだけど・・・忘れられたのサ」
カービィ「星を・・・たくさんの星を見て・・・?」
マルク「そうなのサ 花も、木も・・・・自然を見ればボクの気持ちは心地よいものになったのサ」
カービィは同感だった
カービィ「わ・・・わかるよその気持ちッ・・・!
ボクも夜空を飛んでまわると気持ちが楽になるもん!」
マルク「・・・・・・・・・・・・・」
カービィ「・・・・・・・?」
マルク「ふざけるんじゃないのサ」
カービィ「えッ・・・・?!」
風がぴたりとやんだ
一気にその場の空気は氷より冷たいものと感じられる
マルク「いい気がしない・・・・・・毎日ヒドイいじめを受けてるボクは宇宙に広がる星々に
感謝して、自然にも感謝しているのにッ!!!それなのに・・・・何も知らない奴らが
その宇宙をのんきに眺めて・・・・・ッ!!!自然をまともに愛さないくせしてッ!!!!」
マルクの体はブルブルと震えていた
マルク「何も知らないくせにッ!どうして・・・・どうして・・・・そんな奴らが
素晴らしい宇宙を眺められるのサ!!!どうして自然に恵まれているのサ!!!!」
カービィ「マ・・・マル・・・・・」
マルク「あいつらなんか!!!宇宙や自然が無くなってもきっと平気なのサ!!!!
だけど・・・それが消えたらボクはおしまいなのサ!!
だから消えていいのはあいつらサ!!何も知らないやつらはみな消えればいいのサ!!
ア ハ ハ ハ ハ ッ!!!」
カービィ「・・・・・・・・・あ・・・・あ・・・」
カービィは何か言おうとした
だが言葉が見つからない!
マルク「なんで何も知らない奴が大切な宇宙の中でヘーキな顔していきていけるのサ!!
絶対間違ってるのサ!!!あいつらがなんで太陽をおがめるのサ!!!!!!!!」
カービィ「マルク・・・・・・」
カービィは彼の名を呼ぶのでせいいっぱいだった
マルク「だからボクが、本当に宇宙と自然を愛するものだけは残し、後のモノはポップスターから、
いや、ニンテンドーが追放するのサ!!それが宇宙のため・・・ボクは宇宙を一番愛してる」
雲の下から雷鳴が聞こえてきた
マルク「そのためには力が必要なのサ わかったでしょカービィ?
だからボクは間違ってもない それに、支配者達はみな汚いからちゃんとボクが
後々倒すから、安心するのサ」
カービィ「・・・・・・・・・・」
マルク「カービィ・・・・だからボクの邪魔をするということは、ボクをいじめたあいつらと
なんら変わらないのサ」
カービィ「ッ・・・・・・・」
マルク「何も言い返せない?
そうだよねぇ ボクが正しいからなのサ」
マルクはカービィの元へ向かった
カービィは全く動じない
ドンッ!!!
マルクの力一杯の突進をカービィは無防備でもろにくらう
そのままカービィとワープスターは途中別れ、両方とも地面に落ちていった
〜地上〜
謎の人物「・・・・・・?」
雲のすきまからカービィとワープスターが地上に向かって力無く堕ちていくのが見える
謎の人物「カービィの負けか・・・・・・雲の上で決着つけやがったのか」
マルクが空から降りてきた
カービィは地面に背を向けて倒れている
激しい雨がカービィの顔をたたく
マルク「・・・・・・・・・無防備・・・か
どうやら、キミはもうボクの壁じゃなくなくなったのようだね」
カービィは倒れたままだ
カービィ本人も不思議だった 体に力が入らない
いや、力をいれようとする気さえ起こらなかった
マルク「だからってこのままハイさようならというわけにはいかないサ
少なくともキミは一回ボクの邪魔をしたんだからね
その分のお返しはきちっとさせてもらうよ?
キミの死という形でいいかい?」
謎の人物「ん・・・決着はついたんじゃないのか・・・?」
男は遠くからマルクとカービィを見ていた
カービィ「・・・・・・・」
マルク「わるいねカービィ 最後にボクのことをわかってくれたみたいだけど
ボクはキミが一番嫌いだから」
「死んでくれ」
ドグッ
カービィの体がボールのように蹴り飛ばされた
マルク「ッ!!!」
マルクが容赦なくカービィを追う
ヅガッ!!ザクッ・・・・バシュッ・・ドドンッ!!
バゴドゴッ!!!ドグッ!!!!!
カービィ「うッ・・・・・ッ・・・」
謎の人物「・・・・あれあれ・・・勝負はついてるハズだが・・・残酷な奴だなマルク」
カービィは切り刻まれ、殴られ、蹴り飛ばされ、打ち付けられ、たたきつけられていく・・・
マルクはカービィをリフティングしている
カービィの体は既にドロだらけ、キズだらけ
マルク「566・・・567・・・568・・・」
マルク「もうおしまいッ!!」
ドグッ!!!
最後にカービィを思い切り蹴り飛ばすマルク
カービィ「ゥ・・・・・・ぅ・・・・・・・」
マルク「カービィ」
カービィ「・・・・・・・・・・・・」
マルク「おいカービィ!」
ドガッ・・・
カービィ「・・・・・・ん・・・・・」
カービィは倒れ込んでいる
マルク「最後に、ボクに謝ってもらうのサ
そうすれば何もボクがここで命をもらうようなことはしない」
カービィ「・・・・・・・・・ご・・・・ケホッケホッ・・・」
カービィは口からドロをはき出した
カービィ「・・・ご・・・・・・・ごめ・・・・」
マルク「聞こえないのサ はっきり言え」
カービィ「・・・・・・ごめん・・ね・・・キミの・・・こと・・・キミの・・・
気持ち・・・知らなくて・・・・・ごめ・・んね・・・・・・・マルク・・・」
マルク「それで、いい、フフフ」
カービィ「マルク・・・・・・でも・・・キミは
・・・やっぱり・・・まちが・・・ってる・・よ」
マルク「ッ!???」
マルクの顔が急変した
カービィを憎むような表情が再び浮かび出す
カービィ「たの・・・しい?・・・ボクを・・・やっつけてる時・・・たのしか・・・った?」
カービィは口だけを動かす
マルク「ったのしかったに決まってるサ!!」
カービィ「じゃあ・・・みんなやっつけるの?・・・キミはこれからも・・・いろんな人を・・・」
マルク「そうサ!まだわかってないのか?カービィ」
カービィ「みんな・・・の・・・・幸せを・・・・奪う・・・の?」
マルク「!? 幸せ!? そんな、あいつらが幸せを感じるなんてあっちゃいけないことサ!」
カービィ「宇宙・・・・・は、キミの・・・ことを・・・幸せにしてくれた・・・んだよ・・ね」
マルク「そうなのサ!ボクは宇宙が大好き その宇宙を、あいつらには・・・・」
カービィ「それってやっぱり間違ってるよ・・・みんなの幸せを奪う
キミは宇宙とは全く逆のことをしようと・・・しているんだよ」
マルク「!!・・・・・・・・・」
カービィ「幸せを与える宇宙と、幸せを奪うマルク・・・おかしく・・ない?」
マルク「おか・・・しい・・・・?おか・・・し・・・い??」
カービィが立ち上がる
カービィ「これからキミは・・・今のように人々をやっつけて・・・
幸せをいくつも奪っていくんだよ・・・
宇宙とは全く別のことをするんだよ・・・・!?
それがキミにできる!?マルクには・・・・絶対できない!」
マルク「カービィ・・・まさか・・・・・・」
カービィ「キミにわかってもらうために・・・・わざと無防備になってあげたんだ」
マルク「ッ!!」
カービィ「・・・・・宇宙はみんなに幸せをくれる
だから、宇宙が好きならそのお手伝いをしなきゃ・・・ね?マルク」
マルク「な・・・・・・おか・・しい?・・・どうし・・・て?」
カービィ「キミは宇宙を独り占めにしたかっただけなんだよ
それに逆らう人は黙らせる キミは幸せを・・・独り占めにしたかっただけ
だからまちがえちゃったんだよ 幸せはみんなのもの」
マルク「・・・・・・?・・・・・?????・・・・・」
カービィ「・・・一緒に帰ろう?マルク ポップスターに・・・
ボクと一緒に・・・ね?そうしよう?」
カービィは手を差し出す
マルク「・???・・・・????????・・・なん・・で・・・・・
ボクが・・・どこで・・・間違ったと・・・いうのサ・・・・・・」
カービィ「過去のことはもういいよッ!!それよりこれから一緒に
幸せをつかめばそれでいいんだよ!!」
マルク「そん・・・なこ・・・ハズ・・・・・は・・・
ボクが間違って・・・・・・?」
カービィ「支配者はみんな悪い奴ばっかりだから、キミとボクとでやっつけて、
平和な世界にしようよ?みんなを守ろうよ・・・・」
マルク「・・・・・・・・」
マルク「うわあああああああああああああああ!!!???」
カービィ「!?」
マルク「邪魔だあああああああああ!!!カービィッ!!!!!」
ブウウオオオオオオ!!!
マルクが衝動的に蹴りを放つ!!
カービィ「!!」
カービィはすらりとかわした
マルクがかわされた勢いで地面に転がるように倒れ込む!!
マルク「・・・・かまわないよ・・・もう 後には戻れない・・・・・」
マルクは背を向けカービィに話しかけた
カービィ「そんなことないよ・・・・・・マルク?」
マルク「ボクの中ではもうどうしようもないのサァアアアアアア!!!」
マルクが口を大きく開く・・・・!!
ドオオオオオオオオオオオン!!!
瞬間口から巨大な光線をはき出したマルク!!
カービィ「ワープスター!!!」
光線がカービィを貫く前にワープスターが近くから飛んできた!
ワープスターにのっかたカービィは光線に激突する直前に回避する
マルク「もういいのサ!!解ってたサ!!ボクは悪サ!!悪者サ!!宇宙はボクだけのものサ!!
幸せはボクだけのものサァアアアアアアアアアアア!!!!」
「誰も幸せなんかにするもんかああああああああ!!!!」
ブワアアアアアアアアア・・・・
マルクの翼がこれまで以上に広げられていく・・・!!!
マルク「うあああああああッ!!!!」
マルクは爆発したかのように地面を飛び立った!!
謎の人物「・・・・・なんだ まだ戦いはおわってないのか・・・」
カービィは空中へワープスターを運ばせる
マルクがミサイルのようなスピードで後を追ってきた!!!
マルク「カアアアアアアビィイイイイイイイイッ!!」
カービィ「ッ!!」
マルク「ええええええいいいッ!!!!」
マルクは体をスクリューさせ、カービィに体当たりした!!
ドオオンッ!
カービィ「ぐっ!」
はじき飛ぶカービィをマルクはさらに追撃しようとする!!
マルク「ボクは言い訳してたのサ!!自分の悪い部分を必死で正当化していたサ!!
だから力が欲しかったのサ!!ボクが宇宙を手に入れることが最大の理想だったのサ!!
そうすればボクは間違ってないと思えるから・・・だからボクは・・・・・・・・・・」
「キミを倒すッ!!!!」
マルクが翼をカービィに突き出す!!!
翼からは鋭いトゲが伸びている!
カービィ「ストーン!!!」
カービィはマルクの攻撃をストーンで防ぐ!!
マルクの翼ははじかれた!
カービィ「マルク!!自分が悪いことに気が付けたならその時点でもうキミは悪人じゃない!!
これからがんばればいいんだよ!!マルク!!!!」
マルク「それじゃボクが今まで悪人だったってことになるのサ!!
そんなのイヤだッ!!一番イヤだ・・・・自分が悪人なんて・・・
死んでもイヤなのサ!!!!」
ドンッ!!
マルクがカービィをワープスターごと蹴り飛ばす!!
カービィ「うわああああああッ!!」
ワープスターは激しく回転し、カービィは振り落とされそうになる!
しかしカービィはワープスターのはじをしっかりつかみ、振り落とされるのを防ぐ!
マルク「キミを倒して、宇宙を手に入れる!!宇宙が全てなのサ!!」
カービィ「違うもん!!!」
マルク「・・・・・?!」
カービィが体勢を整えた直後カービィはマルクに猛突進した!!!
ドガアアアアアンッ!!!
激しい爆発が起き、マルクはふっとぶ!!
カービィはマルクを追いかけた!!!
カービィ「宇宙が全てじゃない!!ボクたちと宇宙があって、それで全てなんだよ!!
だから人々を否定する今のマルクは・・・・!!!!」
カービィ「間違ってる!!!!」
ドガアアアアアアアアアン・・・・・・!!!
マルク「あぐぁッ・・・・ハッ!!!!!!」
マルクはさらにワープスターの追撃をくらい、勢いよく吹っ飛んでいく!!!
カービィはまだまだ攻撃をストップせず、さらにマルクを追いかける!!
マルク「ウッぐ・・・・ァ・・・・」
マルクは空中でようやく体勢を整える
だが、目の前にカービィが迫ってきている!!!
カービィ「マルク!!ボクと一緒に帰ろう!!!ニンテンドーに!!」
マルク「・・・イヤだああああッ!!!!」
マルクはカービィの突進に合わせ、翼を振るう!!!
ズバアアアアッ!!
カービィ「ひゃあッ!?」
カービィはカウンターにあった!!
ドグッ!!
鈍い音がなった
カービィはマルクの蹴りをくらい、空中に放り投げ出される!!
カービィ「ワープスター!!!」
マルク「させるかあああああよおおおおおおおおお!!!!!」
ズドオオオオオオオオオオオン!!!!!
カービィ「!!??」
マルクはカービィに向かうワープスターに光線を放ち、空中で大破させた!!
カービィ「ワープスターーーーーッ!??」
ワープスターは粉々の星くずとなって地表へちりゆく
マルク「ハアアアハアアハアハッハッハッハッハーーーー!!!」
マルクは翼をはためかせる
マルク「次は、おまえサ!!!!」
再びミサイルのようにカービィに突進するマルク!
カービィ「ストーン!!」
マルクがカービィに直撃する前にカービィはストーンで空中から急降下
地表寸前でカービィはストーンを解いた
マルク「うああああああ!!!!!」
空からマルクの叫び声が聞こえる!!
カービィが空を見上げると、瞬時に雨に紛れて大量の矢が降ってきた!
カービィ「ハッ!」
カービィはステップをきかせて矢の第一波を避ける
カービィ「ぺ・・・・・ポーーーーーーーーーーッ!!!!」
カービィは意を決した!!!
大きく口を開いたカービィは矢を吸い込み始めたのだ!!
マルクの放つ矢が全てカービィに吸い込まれていく・・・
カービィ「スウウウウウ・・・・・・・」
マルクの矢の雨はやんだ
カービィ「おかえしだあああああああああ!!!!」
カービィは一度口をつぐんだ後、また口を開き、吸い込んだ矢を全てはき出した!!!
マルク「そんなものッ・・・・・」
マルクは次の瞬間、体を2つに割った
マルク「ブラックホーーーーール!!!」
割れたマルクの間にブラックホールが存在している!!!
矢は全てマルクのブラックホールにあっけなく吸い込まれていく!!!
マルク「さあ!!来い!カービィ!!」
ブラックホールは嵐のような雨も全てを飲み込もうと何でもかんでも吸い込み始める
周りの木が根っこからもぎ取られ、マルクのブラックホールに吸い込まれていく!!
謎の人物「な・・・なんだアレは・・・・!?」
カービィの体もマルクのブラックホールに吸い寄せられそうになった
カービィ「ボクだって負けない・・・・・
マルク・・・キミは・・・ボクがニンテンドーに持ち帰る!!」
カービィ「ペポオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ!!!!」
カービィは口を開き、マルクのように辺りの全てを吸い込み始める!!!
マルク「馬鹿なことおおおおおおおおおおお!!キミとボクとでは・・・器が違う!!!」
カービィ「オオオオオオオオオオオオオ!!!!」
2人は周りのもの全てを吸い込み、その範囲はちゃくちゃくと増していく・・・!!
謎の人物「・・・む・・・こ、この距離にまで・・・・・・このままでは俺も吸い込まれてしまう!」
男はそこから逃げるように後ずさる
マルク「おまえを無に返すのサ!それで、それで終わるのサ!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオ・・・・
カービィ「(マルクは・・・ボクが受け止めなきゃいけないんだ・・・絶対マルクと
一緒に、ニンテンドーに帰る!!!宇宙を愛する人に、悪いことなんてさせない!」
カービィ「ペポオオオオオオオオオオ!!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオ!!
ウウウウウウウウウウウウウウ!!!!
謎の人物「な・・・・なんて奴らだ・・・・・・このままだと大気までもが消えるぞ・・・
どちらかが吸い込まれるまで・・・・・・終わらない・・・・・・・」
男はさらに場所を遠ざかる
彼らから何百メートルと離れていても雨風が彼らの方へと吸い込まれていく・・・!!
マルク「う・・・・・・・・ううううう!!!」
マルクの割れた体がふるえ出す!
マルク「負けるか・・・・・なんのために、この事件をおこしたと思ってるのサ・・・
ここで負けたら、全てがパーなのサ・・・・・・・・そんなワケには!!」
カービィ「ーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!」
謎の人物「!!!!」
男は信じられないも光景を目にした
謎の人物「く・・・雲が・・・・上空の雲がすいよせられている・・・・馬鹿な・・・!?」
ギュオオオオオオオオオオオ!!!
激しい轟音の中、ふとカービィの口とマルクのブラックホールの中に上空の雲が吸い込まれた!!!
ゴオオオオオオオオオオ!!!!
謎の人物「信じられ・・・マズイ・・・・もう、私は・・・・」
男はその場から走り去った
男は見てしまったのだ
月までもが吸い寄せられていた
カービィ「ーーーーーーーー!!!!!」
マルク「オオオオオオオオオオオオ!!!!」
グラ・・・
「!!?」
マルクの体が揺れ動いた
マルク「!!!」
カービィ「ーーーーーーーーーーーーー!!!!」
マルク「ボクは・・・・・・間違ってた・・・・・・の・・・・・サ・・・・」
彼は認めたのだ
このままカービィを無に返しても、それは彼の中では無にならない
マルクのブラックホールは
彼の心にぽっかりあいた闇だったのだ
マルク「・・・・・・・・・・・・・・!!!!」
謎の人物「・・・・・・・・・・止まった・・・」
カービィはその場に倒れている
気が付けば辺りには何も無かった
だがカービィは笑顔だった
カービィ「やった・・・・・マ・・・・ルク・・・・」
カービィはマルクを吸い込んだのだ
カービィ「うぷ・・・・」
一気に疲労が出てくる
カービィ「ワ・・・ワープスター・・・・」
しかし、ワープスターは来なかった
カービィ「そっか・・・マルクに壊されちゃったんだ」
謎の人物「呼んだか?」
カービィ「え?」
カービィをここに連れてきたあの男が姿を現す
謎の人物「私は、勝者を魔城に送る役目もある
私がお前を運んでやるよ」
カービィ「本当・・・・・?」
謎の人物「ああ 背中に乗れ」
カービィは男の背中に乗っかった
カービィ「優しいね・・・キミって・・・・・名前は?」
謎の人物「・・・・・名前は無い 番号はある」
カービィ「え?・・・・・・・・・・」
謎の人物「・・・・・私は12番」
カービィ「ジュウニバン・・・変わった名前だね・・・」
謎の人物「・・・・・・・・・」
カービィ「キミは何者?」
謎の人物「・・・・・・・・・・」
カービィ「誰かの・・・・・手下さん?」
謎の人物「・・・・・・・・・・・」
カービィ「・・・・・・・・・まあ、いいや・・・」
しばらくした後、カービィは、魔城内部・・・分かれ道のポイントで目を覚ました
カービィ「ハッ!マルク・・・・・・?」
カービィ「・・・・・・・・・そっか、ボクは勝ったんだよね・・・」
カービィは立ち上がる
急いで10階へ向かった
カービィVS.マルク
勝敗
カービィ勝利
7階・・・・・・
カービィは通路の先で何者かの姿を発見した
カービィ「ん?誰?? おおおおいい!!」
キングテレサ「誰だ!!??」
お互い姿を確認する
カービィ「!!・・・・キミは・・・・オバケ!!」
キングテレサ「カービィ!!!」
消えたキングテレサ・・・ここに!!!
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