第53話 バッドエンド





第44話 復活より・・・ 2軍メンバーは皆、ギガクッパを前に、体制を整えた  ボスパックン「さあ、ギガクッパ様、頑張って下さいね・・・ 」 ククク・・・2軍め・・・・今に見てやがれ  もうクッパ様が復活した以上、本当に恐れるものは何一つ無くなった  1軍、2軍、支配者・・・誰も何もできないはずだ  ニンテンドー支配は今日の日の出とともに再開だ・・・・・ ククククク  プリン「やっと到着〜みんな遅れてゴメン〜 」 プリンがクッパ城跡地にたどり着いた  ボスパックン「・・・ふん、なんだと思えばあんなザコそうな奴・・・」 プリンは到着すると、目の前の巨大な ギガクッパに驚いた  プリン「な、何なのあれはぁ〜!?」 ファルコ「プリン、おまえにこいつの相手は無理だ、下がってろ 」 プリン「??・・・む、あまくみるなっ!」 ファルコ「あまく見てねぇよ!それよりお前こそこのバケモンを甘く見るな        お前はおとなしく岩陰にでも隠れてろ 」 プリン「プン!プリンまだ子供だもん だからおとなしくしない!!」 ファルコ「無駄口叩いてないで後ろで見てろ!」 ギガクッパは腕を軽くまわし、体の調子を確かめている  ギガクッパ「ガハハハハ・・・すごい力だ・・・」 シーク「・・・・・」 シークは手を後ろに隠し、仕込み針を準備している  ギガクッパ「では、行くぞ!!」 ボスパックン「イギー、オレ達は岩陰に隠れようぜ さすがにここにいたら         巻き込まれちまう 」 イギー「・・・・そうだね、それに・・・ちょうどキミに話があるから、行こう 」 ボスパックン「?・・・ああ ジュニア、マザー、お前らも来い 」 ジュニア「と、父さん・・・がんばって・・・ね 」 ボスパックン達はこっそり岩陰へと姿を隠していった  ギガクッパ「ギガ・クッパブレス!!」 ギガクッパが顎を極限にまで開き、炎を勢いよくはき出した!! ファルコ「リフレクター!」 ロイは右回りに、マルスは左回りし、ギガクッパの背後へと回り込む  他のメンバーは後退していた  マルス「スラッシュ!!」 マルスが剣をギガクッパの脚に斬り付ける  カーン・・・ まるで無傷 ギガクッパの皮膚は鋼鉄より頑丈だ  マルス「・・・ドラゴンキラーッ!!!」 今度はS攻撃で激しく斬り付けた ガンッ・・・ マルス「スマッシュ攻撃でも・・・効かない・・・」 ファルコ「さあて・・・いっくぜぇ、カメさん 」 ファルコは素早くギガクッパの足元までやってくる  ギガクッパ「・・・踏みつけてやるわぁあああああ!!!」 ヅゴオオオオオオオオオオン・・・ 地面に大きなヒビがはいる  ギガクッパが足を上げてた  しかしそこにはファルコの姿は無い  ファルコ「ここだ!!」 視界全体にファルコが姿を現した  身軽な彼は、踏みつけられる直前に回避し、 ギガクッパの膝までジャンプし、そのあと鼻の上までやってきたのだ  ファルコ「テイルカッター!!!」 後ろ羽を使い、ギガクッパの眼球にスマッシュ攻撃を繰り出した! カンッ・・・ ファルコ「っへ、どんなも・・・」 ギガクッパ「効かんな・・・」 ファルコ「何だと・・・」 ギガクッパの大きな手がファルコの背後に迫る  ファルコ「!」 「フッ!」 ファルコビジョン  高速移動でファルコはギガクッパの顔から遠のいた場所に現れる  あと少し反応が遅れていたら捕まって、おそらく握りつぶされていたに違いない  シーク「どうだった?」 ファルコ「・・・無駄なようだ まずは目つぶし・・・と思っていたんだけどよ 」 シーク「なら次は僕が・・・」 ファルコ「オレの獲物に手を出すな        ・・・もう一回オレが行ってくる 何処か弱点があるはず 」 ロイ「ハァッ!!ッテェア!!」 カンッ・・・キンッ・・・ ロイ「・・・ダメかぁ〜・・・どうなってんだコイツ・・・ 」 シーク「ロイッ!!」 ロイ「?・・・ッ!」 ロイはその場で大きくジャンプした  次の瞬間ロイの立っていた位置に巨大なトゲトゲの柱が 通り過ぎた ギガクッパの尻尾だ  ロイはジャンプした後後退していく  ロイ「危なかったよ、礼を言う 」 シーク「礼に及ばびはしない だが・・・やはり 」 ロイ「・・・あのバケモノ、皮膚がドラゴンより硬いぞ      剣で斬り付けても傷1つ付かない 」 シーク「・・・ギガクッパをもう一度谷底に突き落とせれば・・・どうだろう 」 ロイ「無駄かもね 無駄じゃなくとも、あの巨体、あの頑丈さなら落ちても     そうダメージにはならないかもよ 」 マルス「ドルフィンスラッシュッ!!」 キーンッ!! マルスがギガクッパの尻尾を下からすくい上げるようにして斬る  だが・・・ ギガクッパ「さっきから尻尾がうずくんだが、お前のせいか・・・」 ギガクッパがマルスの方向へと振り向いた  マルス「無傷・・・どうすれば・・・」 ギガクッパ「フゥウアアアアアアッ!!!」 爪がマルスへと襲いかかる!! マルス「ッハ!!」 1メートル後ろへ素早く後退し、爪を回避した  が、・・・ マルス「ッう・・・ッ・・・!?」 マルスがダメージを受けた  ギガクッパ「フッフッフ・・・」 ロイ「どうなってんだ・・・マルスは爪を避けたのに、マルスがよろけた・・・」 シーク「爪です 」 ロイ「・・・?」 シーク「爪から電流が放たれ、マルスにエネルギー的ダメージが加えられたのです 」 ロイ「えっ・・・爪から、電流!?」 シーク「おそろしい奴だ・・・」 子供リンク「・・・リンクさん・・・僕、頑張りますッ!!」 子供リンクがタッとギガクッパの所まで走り出した  シーク「!?・・・キミ、よせ!!正面からではッ!!」 子供リンク「オオオオ!!」 しかし、子供リンクは剣を構えて突っ込む  シーク「・・・・・」 シークは不思議なポーズを取り、目をつぶった  ギガクッパ「ブルヘッド・ギガ!!!」 向かってくる子供リンクに対し、ギガクッパが頭を突き出す!! 子供リンク「ッうあ!?」 ドガアアアアアアアンッ・・・ その場で大爆発が起きる  ロイ「あちゃ〜・・・」 ギガクッパ「どーだ、ワガハイのスマッシュ攻撃・・・ん?」 子供リンク「・・・・・あれ?」 シーク「子供の身で、無理をするな・・・」 ギガクッパから離れたところにシークと子供リンクが位置していた  ギガクッパ「ムム・・・間一髪助けられたか・・・」 子供リンク「ごめんなさい・・・ 」 シーク「・・・・・・・いや、いい キミもメンバーとはいえど、      修行経験は積んでいない・・・だろう?」 子供リンク「いや、オレはもう闘技場の特訓を・・・」 シーク「それとはまた別だ キミはまだ剣も我流       経験も少ない状況でいきなりあいつを相手にするのは無理がある 」 子供リンク「う・・・」 シーク「・・・ここで見ていなさい 戦いを見るのもまた修行になる 」 子供リンク「わかった・・・ 」 シーク「・・・」 とはいえ、あのギガクッパを倒すには・・・どうすれば・・・ 〜岩陰〜 ボスパックン「はっはっぱに青虫が〜♪         のんびり寝て喰いすごしてた〜♪」 イギー「・・・」 ジュニア「父さん大丈夫かな・・・」 ボスパックン「そ〜こへパックン現れて〜、ちっさい青虫くわれたよ〜♪          そいつこそ我らが大王ボスパックン♪」 イギー「随分、余裕だね、ボスパックン 」 ボスパックン「・・・当たり前だろ クッパ様が復活したんだ エンディングは         もうすぐそこじゃないか 」 ボスパックンが手を広げる  ボスパックン「クッパ様が2軍を倒して、闇の世界へ放り込む           ついでに邪魔者もみんな放り込む           そうすればオレ達が自由にニンテンドーを我が物顔で          毎日気楽に暮らせるようになる ハッピーエンドじゃないか!」 イギー「わからないよ 向こうとこっちをつなぐ     『最後の扉』は今どこにあるかわからない       扉から1軍、2軍、支配者達がまた      帰ってくるかもしれないじゃないか 」 ボスパックン「それはねぇな 」 イギー「どうしてだい?」 ボスパックン「扉は今開かない状況にあるからな          だから、邪魔な奴は全員向こうへ送ればオッケーオッケー♪」 イギー「・・・・・・やっぱりキミだったんだね ボスパックン       『最後の扉』を隠したのは 」 ボスパックン「・・・・・・・・」 ボスパックン「そうだ だが、別に問題無いはずだ          本当は誰にも知られたくなかった 情報がばれちまえば         誰かがあの扉を元の場所にもどしちまう可能性が出るからな 」 イギー「アイテムを集めてくる、といって出て行ったのは      『最後の扉』を隠すためだったんだね 」 ボスパックン「ああ、これで向こうからは誰も帰ってこれない          現にオノレンジャーの奴らがカメックババに向こうに送られて、         それっきり誰も来ないじゃないか 」 イギー「うん、確かにそう言える 」 ボスパックン「絶対秘密だぞイギー、誰かにこのことがばれたらダメだ          2軍達は『最後の扉』の存在すら知らないんだ           黙っていれば大丈夫なんだ このままシナリオを終わらせるんだ 」 イギー「ダメだよ・・・・ それじゃ 」 ボスパックン「どういうことだ・・・?」 イギー「・・・・・・闇の世界には・・・・・・・」 イギーがボスパックンに一歩近づく  イギー「僕の兄弟が居るんだ 」 ボスパックン「・・・・・」 そうか、コイツ・・・ 兄弟がいるから・・・ ボスパックン「兄弟がいるから、・・・『最後の扉』を元に戻せ          そう言いたいんだろう・・・?イギー 」 イギー「・・・解ってるなら・・・いいだろ、ボスパックン 」 ボスパックン「ダメだ!」 イギー「ボスパックン!!」 2人が声を荒げる  イギー「あいつらは部下繋がりなんてもんじゃない      血が繋がってるんだ 兄弟なんだ、だから・・・」 ボスパックン「ダメだ!!オレのシナリオに、そんなことは書かれていない!!」 イギー「たのむボスパックン 最後の扉を今一度開けば、      1軍、支配者達が出てくることは確かに明白 だけど・・・      ボクの兄弟がこのまま閉じこめられるのは嫌なんだ 」 ボスパックン「・・・・・・・ッ」 ッチ・・・ イギーのくせが今更・・・ッ 何が「兄弟」だ!! ブラザーだとッ・・・・そんな兄弟愛ごときに オレのシナリオを書き換えられてたまるか 1軍と支配者をニンテンドーに戻すのはダメだ  そしたら、いくらクッパ様といえど、奴らに倒される可能性も 出てくる それはダメだ ダメだダメだダメだダメだダメだ  ダメだ  ボスパックン「知らないな 」 イギー「クッパ様の子だ、きっと・・・」 ボスパックン「死んだことにすればいいじゃないか いや、クッパ様は         元々お前達コクッパは当てにしていない          クッパ様がせいぜい良く思っているのはジュニア1人だ 」 そうだ、クッパ様だってあいつらのこと、忘れちまうぜきっと  「仲間」なんてものはな、「死ねば終わり」なんだよ  ボスパックン「イギー、気持ちもわからなくなくないが、ここはあきらめろ          もうオレ達の平和はすぐそこなんだ 」 イギー「ボクは・・・兄弟と一緒に過ごしたいだけなんだ!」 ボスパックン「イギー・・・お前、このボスパックンに逆らうのか?」 イギー「権力を使おうとしてもボクの想いは変わらないよ 」 ボスパックン「兄弟と一緒に邪魔者達も元に戻して、それでクッパ様は         敗れてオレ達もおしまい、また暗い暗い地の底でひもじく         情けなく暮らしていくのか?ああ?」 イギー「・・・・兄弟がいないままよりは・・・そっちを選ぶよ 」 ボスパックン「ッカ!!・・・何が天才だ・・・とんだ大馬鹿じゃないか          イギー、まさかお前がこのオレの障害になるとはな・・・・          まあ、お前は最初から少し気にくわなかったがよ 」 ドグッ!! イギー「うがッ」 イギーがボスパックンに蹴り飛ばされる  ジュニア「ボスパックン!!」 ボスパックン「お前は黙ってな お前まで障害になるつもりじゃないよな 」 だが、ジュニアはイギーの前に立ち、手を広げた  イギー「ジュニア・・・」 ボスパックン「おえッ・・・」 なんて気持ちの悪い奴らだ・・・・ 目の前の栄光があるのに・・・わざわざ地の底にある 兄弟愛に手を伸ばしやがる  ジュニア「ボクだって、兄弟が居た方がいいと思う 」 イギー「ボスパックン、ボクらはキミらと違ってそう簡単に仲間を      増やせないんだ だから個々の仲間が大切になるんだよ・・・」 ボスパックン「何スマッシュブラザーズみたいなことを・・・ん・・・」 ボスパックン「『ブラザーズ』・・・・・『仲間』」 突然ボスパックンはドロをはき出す  ボスパックン「ッ・・・・うぜぇ・・・うざすぎる 」 イギー「キミだってボクらの仲間だ できればお互いわかりあって・・・」 ボスパックン「それ以上『仲間』だとかなんだとか抜かしたら・・・         ブチ殺すぞ・・・今ここで・・・・・・・         イギー、貴様は今何も持ってない オレでも倒せる 」 ジュニア「やめてよボスパックン 怖いこと言うなよ 」 ボスパックン「怖いこと言ってるのはお前達だろ!!         『最後の扉』は絶対に元に戻さない 絶対ダメだ!!」 イギー「ボスパックン・・・・」 ボスパックン「そんなに兄弟肩身を寄せ合っていたいんなら         貴様等が闇の世界へ行けばいいだろう 」 イギー「ふざけるな・・・」 ボスパックン「お前がだッ!!!」 ・・・・・・・・・・・・ ボスパックン「ッチ・・・気分悪い・・・今になってごちゃごちゃ         『兄弟』だの『仲間』だの・・・腹立つな・・・・」 イギー「・・・・・・・・わかった 」 ボスパックン「あん?」 ジュニア「イギー・・・?」 イギー「ボスパックンの言うとおり、目の前の栄光が『仲間』より大切だ       あいつらのことはあきらめるよ 」 ジュニア「イギー!?」 ボスパックン「・・・・・なんだ・・・わかるじゃないか 」 ジュニア「どうして、イギー?」 イギー「いいんだ、もう 」 ボスパックン「フゥ・・・全く驚かせやがって          オレの完璧なシナリオがバッドエンド迎える所だったぜ 」 ボスパックンは口笛を吹き出す  ボスパックン「バッドエンドを迎えるのはオレ達じゃない、         あいつらスマッシュブラザーズだ!!         そしてオレ達はハッピーエンドを迎えるんだよ          それに、ハッピーエンドに犠牲はつきものだ 」 イギー「ああわかってる あきらめる      この話はなかったことにしてくれボスパックン 」 ボスパックン「おうおう 」 ・・・・・・ 『仲間』や『兄弟』の絆は 底知らずだからな・・・ イギーが本当にあきらめたようには思えないが・・・ まあ、オレがイギーに『最後の扉』の場所を話さなければいいだけだ  ボスパックン「ちょっとクッパ様の様子を見てくる 」 イギー「ボクも行こう 」 ジュニア「あ、じゃボクも 」 〜クッパ城跡地〜 ファルコ「ファルコキック!!!」 ッガン・・・ ファルコ「ッチ・・・やっぱりどこを攻めてもまるで効かねぇ・・・」 マルス「私も、ありとあらゆる所を斬り付けましたが、無駄のようです 」 ロイ「その間に攻撃されて、逆にボクらがダメージ受けているし・・・ 」 シーク「スマッシュの威力がギガクッパの      皮膚を傷つける威力まで達していないようだ・・・ 」 子供リンク「打つ手無し・・・・・」 ファルコ「ミュウツーの奴が居れば多少は戦況も変わってたかもな 」 ロイ「そういえば彼は?」 マルス「パックンのボスに箱に入れられて捕らわれているハズです 」 ファルコ「なら、ここは1つ 」 マルス「そうですね パックンから箱を奪ってミュウツーさんを      助け出してみましょう 」 ボスパックン「・・・・・・クッパ様は・・・・と 」 シーク「!・・・皆さん・・・あちらに、ボスパックンが・・・ 」 シークがボスパックンを発見する  ファルコ「本当だ、あのやろう・・・」 シーク「私が行く 私なら気付かれない 」 マルス「任せますよ 」 プリン「ああッもう!退屈でしょうがない!!」 ファルコ「プリン、お前!出てくるなよ!!」 プリン「それより聴いて、プリン新曲できたんだよ 」 ファルコ「は?」 プリン「さっそく歌いま〜す 」 プリンはどこからかマイクを出現させた  プリン「ぷ〜♪ぷり〜〜〜〜♪ぷりり〜〜ぷり〜♪」 プリンの緩やかな歌声が谷に響く  ファルコ「馬鹿ッ!歌ってる場合じゃないだろ!!」 マルス「まぁ、結構上手かもし・・・ふぁ・・・れませんね 」 マルスが途中あくびをしながら言った  ロイ「う〜〜ん、そうかも・・・ふあああ〜・・・ね〜・・・・zzz」 ファルコ「ってー、おい・・寝るな〜・・・よ・・・ロ・・・zzz」 マルス「そういうファル・・・zzz」 シーク「オイ・・・皆・・・プリン・・・?・・・・・・zzz」 〜〜〜♪ ボスパックン「う・・・ん・・・何だ・・・眠気がしてきたぞ・・・         最近昼寝してないしな・・・ふぁ〜・・・・zzz」 イギー「・・・ボスパックン!?何寝ているんだ・・・起き・・・zzz」 ジュニア「父さ・・・zzz」 ギガクッパ「な・・・何故どいつもこいつも眠ってんだ・・・う・・・ワガハイまで        ・・・・・・zzz」 ギガクッパは目を閉じると、プリンのすぐ横に崩れ落ちるようにして 横たわった  〜〜〜〜〜・・・ プリン「・・・何だ・・・みんな寝ちゃった・・・プリンも寝よう・・・ 」 プリンがまぶたを閉じる  ドガアアアアアアアンッ!!!! ギガクッパ「グオオオオオ!!??」 突如ギガクッパがふっとんだ!! はでに空中に身を放り投げられたギガクッパは 空中でワケがわからないまま目を覚まし、 やがて地上へと落下していく  ヅドオオオオオオオオン・・・・ シーク「ッ!?」 轟音にシークがいち早く目を覚ます  シーク「何だ・・・何が起きたんだ・・・?」 シークが辺りを見回すと2軍メンバーは眠り、 ギガクッパは倒れ込んでいる  ボスパックンは未だ眠っていた  シーク「・・・・・・」 シークはしのび足でボスパックンの所まで駆け寄る  シーク「箱・・・・・腹の中か・・・?」 シークは指先から鉄糸舞を垂らす  銀色に輝く細い糸をボスパックンの口の中に通す  ボスパックン「うが・・・・・zzz」    シークは指先を細かく動かし、腹の中から 小さなメカニックな箱を取り出した  「やめろ!!」 シーク「!?」 横を見ると、イギーがなにやら小さなスイッチを手に持って こちらをじっと見ている  イギー「周囲センサーの音がしてね・・・機械の音1つで      ボクはすぐ目が覚める 」 シーク「・・・・・・」 イギー「おっと、それより、その箱を返すんだ・・・」 シーク「中からミュウツー、ビビアン、そしてピーチを救出したら返そう 」 イギー「今返せ さもないとその箱の爆破スイッチを押すよ?」 イギーは片手を掲げる  シーク「ッハ!!」 シュビビビビ!! イギー「うくッ・・・」 シークが1秒にも満たない速さで イギーの手首に細い針を5本突き刺した  イギー「あぐッ・・・指が・・・」 イギーはスイッチを押そうとしたが力が入らず、 スイッチは手首から落ちる  空中でスイッチは回転し、 地上にボタンの面がむけられて落下していく  シーク「ッフ!!」 鉄糸舞を操り、スイッチをすくいあげた  イギー「ック・・・・まぁいいさ       ボスパックン起きろ!」 イギーがボスパックンの顔の花びらを引っ張った  ボスパックン「オガアアアアッ!??」 シーク「・・・・」 シークはその場から姿を消す  ボスパックン「何だどうした!?         まさかアレか?オレのシナリオは夢オチか!??」 イギー「違うよ・・・ボスパックン、箱を取られた 」 ボスパックン「何だと!!箱の中にはオノレンジャーブラック・・・ビビアン、         ピーチ・・・そしてミュウツーが入っている ・・・         誰か1人でも出たらマズイな・・・・・こうなったら善は急げだ 」 ボスパックンが息を吸い込む  ボスパックン「クッパ様ぁあああああああああああ!!!」 ビビビビビビビ・・・ ボスパックンの大きな声が響き、地面が揺れ出す  そこらで寝ていたプリン以外のメンバーが目を覚ましだした  ギガクッパ「何だボスパックン!!」 ボスパックン「もう結構です!!早々にあいつらを闇の世界へッ!!」 ギガクッパ「いいや、あいつらはワガハイがぶっ飛ばす!!」 ボスパックン「ダメです!!もうダメージ与えられているんだから         早く闇の世界へ送って下さい!!これは大事なことです!!」 ギガクッパ「むむ・・・ならば仕方ない・・・・・・」 シーク「まずい・・・っく・・・皆!」 ファルコ「ふぁああ・・・オハヨFOX 」 マルス「おはようございます 」 シーク「寝ぼけている場合ではないです皆さん!!」 子供リンク「どうしたの?」 シーク「早く、この場から一時退避しなさい!!早く!!」 ロイ「ど、どういうことですか・・・・」 子供リンクはその場から駆け出す  シーク「ッ・・・リンク!!これも持って行って!!」 シークはそういうと箱を子供リンクに投げ渡した  子供リンク「わかった!・・・・・・あとオレはリンクじゃなくてコリン!」 子供リンクが駆けていくのをシークは見守っていた  シーク「皆さん!!皆さんも早く、逃げますよ!!」 ファルコ「何言ってるんだ・・・まだ戦えるぞオレは 」 ボスパックン「ッフッフッフ・・・闇の世界へ消えろ!!         そして物語の終結だぁああああああああああ!!!」 ギガクッパが手を2軍メンバーに向けて突きだした  ビビビビビビビ・・・・・ シーク「・・・・・・・」 ファルコ「うぉ・・・何しやがったんだアイツ!?」 メンバー達の体が徐々に消えていく  ボスパックン「ハハハハ!!さらばだスマッシュブラザーズ!!闇の世界で          1軍と共に仲良くするんだなぁあ!!ワハハハハ!!!!!」 シークはボスパックンをにらみ付ける  だが、ボスパックンは消え、いつのまにか目の前は草原となっていた・・・ 〜闇の世界〜 ファルコ「・・・どこだ、ここは 」 ロイ「・・・・さあ、ワープさせられたようだね・・・」 プリン「zzzz」 シーク「・・・どうやらここが、闇の世界のようです 」 ファルコ「何!!FOX、その他もろもろが閉じこめられた世界が       ここだというのかよ!!」 シーク「そのようだ・・・ギガクッパの魔法によって・・・」 マルス「・・・・何なんでしょう 寝て、目が覚めてしばらくしたら      闇の世界に送られて・・・」 ファルコ「プリンだ!!この馬鹿野郎が歌い始めたらオレ達が眠くなったんだ!!」 そういうとファルコは眠っているプリンを蹴飛ばした  プリン「zzz」 プリンは眠りながら、草原を転がっていく・・・ ファルコ「おっと・・・ってことはこの世界の何処かにFOXが       居るんだな?ちょっと探してくらぁ 」 〜闇の魔城〜 ルドウィッグ「マリオ殿、よくパペットマスターを倒したな 」 マリオ「・・・ん・・・それはたたえてくれてんのか?      それても皮肉か?」 ルドウィッグ「皮肉など吝かなものではない          我もパペットマスターは気に入らなかった故な・・・」 ヨッシー「パペットマスターは本当に死んだんですか?」 クレイジー「確かめる方法が1つある・・・」 マリオ「何だい・・・?」 クレイジー「フィギュアが元に戻っているハズだ 」 サムス「そういえば・・・城の手前にフィギュアを配置したわ・・・      ちょっと見てくる 」 そういうとサムスは立ち上がろうとする  カービィ「あ、ボクが見てくるよ 」 マリオ「オレも 」 ネス「じゃ、ボクも 」 クレイジー「・・・・右・・・・」 クレイジーハンドは横たわっているマスターハンドに寄り添う  クレイジー「どうすればいい・・・このままでは・・・」 〜闇の魔城・入り口〜 マリオ達は城の内部を通って入り口までやってきた  マリオ「・・・・・あれ・・・」 ネス「フィギュア無いね 1つも 」 カービィ「どうして?メタナイトやデデデ大王のまで無いよ?」 何処を探してもフィギュアは見つからなかった  マリオ「・・・・まさか、だれかがもってったんじゃないだろうな・・・」 ネス「ん、マリオ、ボクと同じ考えだね 」 カービィ「だれかがって、だれ?」 マリオ「オノレンジャー・・・あいつら、途中から居なくなってたしな 」 カービィ「もしかしたら・・・キングテレサもありえそうだよ 」 マリオ「キングテレサ・・・?ルイージが倒したんじゃ・・・ま、いい 」 ザザ・・・ マリオ「!?」 ネス「・・・・・・」 草むらの影から物音がした  マリオ「風じゃないな・・・出てこい!!」 影からは、あいつらが再び姿を現した  ユミンパ「また会えたのニャ・・・マリオ〜・・・」 マリオ「何ッ!!」 ケンゾール「実に久しいな・・・フフフ 」 ヤリドヴィッヒ「こうしてまた会えるなんて、嬉しいぞ 」 マリオ「お前達!!」 ユミンパ「マリオ、今のお前はダメージもたくさん溜まっている        オレ達まとめてかかれば倒せるニャ!!」 ガザザ・・・ さらにその後ろから大きい影が現れた  ガノンドロフ「そこを退くんだマリオ 私はお前に用は無い 」 マリオ「お前ッ!!一体・・・何がどうなって・・・?」 ガノンドロフは歩き出し、マリオの元へ近づいてくる  手には剛剣を握りしめていた  マリオ「・・・・・・・」 カービィ「・・・・・・まだ・・・・」 まだ終わっていなかった・・・んだ・・・ 悪は・・・まだ・・・ カービィ「マリオ・・・ボク達・・・もう戦えないよ・・・」 マリオ「・・・・ック・・・もう・・・ここまでか・・・」 ユミンパ「おッ!?あきらめだしたぞ?」 ケンゾール「あいつがそうだと困るな・・・」 ガザザザ・・・ 再び影から物音が聞こえてきた  マリオ「まだなんかいるのかッ・・・」 ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ・・・・ 突如物陰から薄いピンクの球体が凄い勢いで 転がりながら姿を現した!! ユミンパ「ンニャ!?」 ドゴッ!! ケンゾール「何だッ?」 バンッ!! ヤリドヴィッヒ「ンン〜ッ?」 ヅガッ!! その球体は武器3体をはじき飛ばし、城の城壁に激突した  しゅ〜〜・・・ 球体と壁の隙間からけむりがでている  マリオ「なんだアレ?」 ネス「・・・・?」 カービィ「なんとなく親近感わくボールだね・・・」 プリン「プリ〜・・・おはよう・・・ 」 〜闇の世界・宿〜 グリーン「・・・メタナイト 貴様に話しがある 」 宿の建物の前、オノレンジャーグリーンとメタナイトが対峙していた  メタナイト「何だ・・・」 グリーン「お前は我らが『総帥』より、力を分け与える許可が       降りている 」 メタナイト「・・・なんのことだ・・・」 グリーン「我々の力を手にし、仲間になれば解る 」 メタナイト「貴様達武器の仲間になどにも、闇の支配者の仲間にも私は成らん 」 グリーン「・・・武器の仲間になんかならなくていい サビれるだけだ        闇を扱う支配者の仲間にもだ 」 メタナイト「・・・わけがわかるまい 私のこたえは決まっている 」 グリーン「ならば・・・殺すしかないな 」 グリーンはオノを構える  メタナイト「・・・・・・」 メタナイトは何も装備していない  「・ぉ・・・・・ぃ・・・・・・」 グリーン「・・・・・・・・?」 かすかに遠くから声がした  「・・・おーい・・・・」 グリーンが後ろを振り返り、目を細める  メタナイト「(今のうちだ・・・)」 メタナイトはその場から飛び去った  グリーン「(ッチ・・・逃した・・・一体誰だ・・・?)」 グリーンはずっと目を細めて遠くを見る  グリーン「!??・・・・・」 ファルコ・ランバルディ 何故あいつがここに・・・ だとすると、他のメンバーも・・・ ここは一度、計画を中止だ・・・ グリーンはその場から姿を消す  〜闇の魔城・入り口〜 ガノンドロフ「さあ、そこを退け・・・ 」 プリン「プリュ・・・みなさんおはよう・・・」 マリオ「・・・・・・」 ガノンドロフがマリオに迫ってくる  しかし、その足は途中止まった  ガノンドロフ「・・・・・・・・・・・」 ガノンドロフは黙し、後ろを振り返り、 そのまま草陰へと歩き出した  マリオ「・・・・?」 ヤリドヴィッヒ「ちょっと、ガノンさん?」 ガノンドロフ「計画中止だ 来い貴様等 」 ユミンパ「ハイ?」 ケンゾール「何それ?」 武器達はガノンドロフを追いかけるようにその場から消えた  カービィ「あいつら逃げてったよ・・・」 マリオ「な、なんだったんだ・・・」 〜闇の魔城・9階〜 マリオ達はさきほど起きたことをクレイジーハンド達に教えた  マリオ「・・・とのことだ・・・ガノンドロフ達はそのまま     何処かへ消えていった 」 ネス「それで、こちらが途中姿を現した球体     来て 」 ネスが球体に呼びかけると、球体はとことことメンバーの前に姿を現した  プリン「ぷりゅ〜」 ピカチュウ「ああッ!!!!!プリン!!」 プリン「ピカチュウ!!!」 プリンとピカチュウが駆け寄る  マリオ「何だ・・・?ポケモンか?」 プリン「ずっとさがしてたよピカチュウ!」 ピカチュウ「・・・ど、どうしてプリンがここに??」 プリン「他のみんなもいるよ スマッシュブラザーズ2軍として 」 クレイジー「!?・・・スマッシュブラザーズ・・・2軍!??」 マリオ「2?」 ネス「軍?」 サムス「何なの・・・2軍って・・・?」 プリン「2軍はさっきクッパと戦って、それでこの闇の世界に      送られてきちゃったんだ〜 」 マリオ「なんだとッ!!クッパが!・・・やっぱりまだ生きて・・・」 クレイジー「・・・プリン、おまえが知っていること全て、おれ達に教えてくれ         こっちも事情は話す 」 プリン「うんわかった まずねぇ・・・・・」 〜闇の世界・北の湖〜 グリーン「・・・・・すまないなお前達 計画は中止だ 」 北に位置する大きな湖の近くのほこらにグリーン、武器達、 ガノンドロフ、キングクルール、デデデ大王は居た  ヤリドヴィッヒ「急なキャンセルの理由はなんだ?」 グリーン「・・・2軍がやってきた この闇の世界に        いや、お前達にはわからないだろう 」 ケンゾール「2軍?」 グリーン「ああ 簡単に言えば、もう1つのスマッシュブラザーズ 」 キングクルール「ッ?・・・」 グリーン「おそらく今までのスマブラメンバーと同等の戦力を持つ        はっきりした人数がどれだけやってきたか解らないが、       計算外なことだ 計画は一時的に断念した 」 ガノンドロフ「あの時薄いピンクの球体が姿を現した そいつもか?」 グリーン「薄いピンクの球体・・・・・」 なんだそいつ? データにないな・・・ 2軍か・・・ あのパックンのボスがやらかしたんだろう  下手すれば・・・このまま我々は闇の世界で一生を送ることになるな・・・ グリーン「・・・お前達・・・これから私達はこのほこらの地下を        隠れ家として、この闇の世界に住んでいく 」 ケンゾール「・・・ちょっと待て 」 ユミンパ「もうこんニャ世界居ても意味ニャいだろう 」 グリーン「脱出方法は無い ・・・何十年か経てばなんとかなるかもしれない        それまで待機だ 何、私たちに寿命はない サビは毎日湖の水で       洗い流しておけ 以上、私は散歩に出る 」 キングクルール「オイオイオイ!!お前ら武器はそれでいいかもしれないが          私はどうすればいいんだ!?」 グリーン「安心しろ、この世界には食物もたくさんある        死ぬときは安楽死だな 」 デデデ大王「話が違〜う!!」 グリーン「・・・・・ま、今は何もかも忘れろ 」 そういうとグリーンはオノを持ってほこらから出て行った  闇の世界 ニンテンドー 2つの世界で数日の時間が流れた  〜闇の世界〜 闇の世界では、1軍と2軍、コクッパ達が宿に身を隠していた  彼らはオノレンジャーとフィギュアから戻った支配者の行方を 探っていたが、全く手がかりはつかめないままだった  グリーン、ガノンドロフ達は、北の湖でひっそりと暮らしていた  地下にいくつも部屋をつくり、その最下層部で起きて食べて寝るを繰り返している  なお、キングテレサ、リンクの行方は誰にもわからずのままだった  〜ニンテンドー〜 2軍とギガクッパが戦ったあの夜  日が昇ると同時にギガクッパがニンテンドーの大地を 踏みしめながら暴走していた  ギガクッパは自己に宿る大量のエネルギーを制御できず 次第に意識は破壊の方向へと向いていった  イギー、ボスパックンはギガクッパの暴走を止めようとしたが、 なすすべ無く、ギガクッパを放置  ニンテンドーはギガクッパの暴走による多くの被害を出していた  ありとあらゆる国、世界が混乱に巻き込まれ、 世界は、いつもここぞとばかり現れた「彼ら」の登場を待ち望んでいた  しかし、ヒーローは現れず、世界はギガクッパの大暴走の餌食となっていく  ボスパックン「・・・・・・今日も、クッパ様はどっかの世界で         大暴れしてんだってな 」 イギー「・・・これが、キミの望んだハッピーエンドかい?」 ボスパックン「さぁな これじゃ落ち着いて昼寝もできない ハッピーでは無いな 」 イギー「・・・まさかクッパ様がボク達にまで襲いかかってくるとは思わなかったよね 」 ボスパックン「そうだな ・・・ギガエネルギーの大暴走・・・もうスマッシュブラザーズは         この世界に居ないしな 誰も止められない クッパ様を、ギガエネルギーを 」 イギー「一応クッパ様に発信器を取り付けているよ・・・今は・・・      ポケモンワールドが滅茶苦茶にされてる・・・」 ボスパックン「もう、ここんとこ地震ばっかりだしな          終わりのようだなこの物語も こりゃ、バッドエンドだ          スマッシュブラザーズも、オレ達も・・・な 」 イギー「・・・終わり・・・・そうだね 終わりだね 」 ボスパックン「オレは寝るから クッパ様が近くなったら起こしてくれ 」 イギー「わかった 」

BAD END


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