第57話 暗黒の勇者と
フォックス「マズイ・・・システムが総て、異常事態だッ!?」
ファルコ「何だとッ!?」
キュー「コントロールが不能ですッ!!
原因不明のエラーが発生しました!!」
フォックス「オイコンピューター!?
何でだッ!?」
バアアアアアアアアアアアン・・・・・
ガシャアアアアアンッ!!!
フォックス「グォッ!?」
ファルコ「馬鹿なッ!?」
操縦室のメーターやスイッチ、何から何まで
総てが突然ショートし、爆発していく・・・ッ!!!
ファルコ「ッ・・・・やべぇ、機体がコントロール効かないぞッ!?」
フォックス「オイ、みんな!!オイ!!
っくそ、通信が遮断されてるッ!!」
ファルコ「このままじゃ、墜落しちまうな・・・ははは・・・」
グラアアアアアアア・・・・
ファルコのコントロールが効かなくなったスマッシュ・バードは
地面にクチバシを向け、無惨に墜ちていく・・・・・ッ!!
キュー「大変ですッ!!このままでは、大破してしまいますッ!!!」
凄い勢いで機体は地面に向かって急降下していく・・・
メンバー達はもはや突然のことで混乱したまま・・・
ヨッシー「あわわわわっ、どういうことですか!?」
イギー「機体のシステムがいきなり全面エラーを起こしたみたいだね・・・」
ピチュー「やっぱり墜落するんだぁああ、うわああああん!!」
ピチューがその場で泣き出した
あわててピカチュウがなだめる
キュー「幸い、私だけは正常なようです
・・・これより、『緊急用・メンバー転送システム』を発動させます 」
シーク「そ、それは、どういうシステ」
シューーーーーーーン・・・・・
その場からシークが突然光となって消えた
シューーーーーーーン・・・・・
シューーーーーーーン・・・・・
メンバーが次々と同様に消えていく・・・
操縦室に居る、フォックスとファルコも光となって消えた
やがてメンバー全員が消え、残ったのは・・・
デイジー「うわっ、みんな消えちゃったよ!」
クッパJr.「・・・ボク達はどうするの?」
ルドウィッグ「我らはメンバーで無い故、転送されない・・・
といったところであろう 」
クレイジーハンド「おれも残ってるんだな、コレが 」
キュー「皆様、短い間でしたが、お世話になりました
これよりコンピューターをシャットダウンいたします ーブツッ」
デイジー「うわっ・・・」
そしてスマッシュ・バードは大地に激突し、火柱を吹いた
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
〜ヨースター島〜
シューーーーーーーン・・・・・
ネス「・・・・ここは・・・ 」
ロイ「・・・・あれ、ここはどこ?」
シーク「・・・・・・どうやら、コンピューターが
機体の大破から逃れられるよう、ここにメンバーを転送させたようです 」
ウォッチ「・・・一体ドウイウコトデショウ
ギガクッパヲ撃墜シタト思ッタラ、イキナリ機体ガ急降下シタヨウデスガ・・・」
ネス「機体を操縦するシステムがとんじゃったんだよ 」
ロイ「全く・・・他のメンバーは何処に?」
シーク「・・・同様に、他の場所にワープ転送されたかと 」
ネス「多分ね ・・・・・・・」
〜無限氷山・アイシクルマウンテン〜
カービィ「ここ、アイスクリームマウンテンだね ボク達どうしてここに?」
フォックス「アイシクルマウンテンな
スマッシュ・バードの操縦システムが効かなくなったんだ
そして、機体が墜落する直前に、キューが俺達をここに転送させた・・・
おおかたそんなところだろう 」
ピチュー「ピカチュウさんとプリンは・・・?」
ポポ「うーん、どうやらいないみたいだね 」
カービィ「ねぇ、それじゃこれからどうするの?」
フォックス「・・・とりあえず、スマッシュ・バードは今頃
粉々になってるからもう転送プログラムも作動しないだろ
足でこの山を下山だな 」
ピチュー「・・・・・」
ナナ「なら私たちがルートを案内します
ついてきてください 」
フォックス「そっか・・・お前達はこの雪山から下山してきたんだってな
ならちょうど良かった そうしてもらおう 」
ピチュー「・・・・・・・・」
ピチューがうつむいたまま動かない
フォックス「どうしたピチュー、行くぞ 」
ピチュー「寒い・・・・・・寒くてうごけないよ・・・」
カービィ「しょうがないね、ボクの口の中に入っててよ 」
フォックス「それだけはやめとけ!!
カービィの口の中は氷山より過酷だ!
ピチューは俺がおんぶしてあげよう 」
ピチュー「ありがとうキツネさん 」
ポポ「それじゃ、下山するよ 」
ナナ「氷に足を滑らせないようにね 」
〜コンゴジャングル〜
ファルコ「だから言ってるだろッ!!
ミュウツーだ!!あいつ、裏切りやがったんだッ!!」
サムス「落ち着いてファルコ
貴方の見間違いじゃないの?」
ファルコ「見間違いじゃねぇ!!俺の眼をナメるなッ
あれは絶対ミュウツーの尻尾だった・・・
アイツ、超能力でシステムをイカレにしたんだ・・・違いねぇ!」
マリオ「・・・まさかなぁ・・・もしファルコの見たのがミュウツーだったとしても
ミュウツーが機体のシステムをどうたら・・・という証言にはならないだろ・・・ 」
ピカチュウ「・・・でも・・・、ミュウツーはボク達のいる管理室から
突然出ていっちゃたのは気になるよ・・・
ミュウツーが進んだ方向にはファルコ達のいる操縦室しかないし・・・」
サムス「・・・私もミュウツーが操縦室に向かう所は見たわ
何か、用件があるのか・・・と思ってたけど
もしかして本当に・・・彼が・・・?」
ファルコ「アイツ、思えば闘技場のすみっこで
何もしないで、ただ目つぶって突っ立ってたんだ
少し怪しい奴だと最初からニラんでたんだが、やっぱりな 」
マリオ「・・・ミュウツーのことは俺はちっとも解らないけど・・・
確かに第一印象は、よくわからない奴・・・って感じだったな
あまり口数も多い方じゃなかったし・・・表情も堅かったし・・・ 」
ピカチュウ「え・・・サムスもマリオも・・・ファルコだって・・・
ミュウツーを悪者扱いしようとしないでよ・・・!」
ファルコ「ッは、お前もカワイイ子ネズミだな
仲間の中に敵がいるなんてこと、よくあることだ!!
敵ってのはミュウツー スパイか何か・・・だな 」
マリオ「んー・・・でもなんでミュウツーはあのタイミングで機体を
墜落させようとしたんだろ・・・ 」
サムス「あのタイミングが一番いいと思うわ
ギガクッパを倒した後に私たちを殺せば・・・
あるいはこのようにメンバーをあの場所から転送されるように仕向けられれば・・・」
ピカチュウ「ちょっと・・・ミュウツーが敵って・・・決めつけないでよ・・・」
ファルコ「決めつける・・・じゃなくて実際そうだから言ってるんだ!」
ピカチュウ「仲間を信じないの!?
なんでそう簡単に・・・ミュウツーが悪者って言えるの・・・?」
サムス「ファルコはわからないけど・・・
私やマリオはまだ、ミュウツーが悪者とは本気で思ってないわ
今のも仮定して話しただけよ でも・・・ミュウツーが悪者じゃない・・・
そうは言い切れない・・・わね 」
ピカチュウ「そんなぁ!疑ってるってこと・・・?!」
マリオ「仲間ってモノを利用する奴もいるからな・・・ 」
ピカチュウ「・・・・・・・ひどいよ・・・ 」
ファルコ「何処が酷いっつんだよ・・・酷いのはミュウツーだろ!
ま、俺は別にアイツのこと、『仲間』とか全然思ってないけどな 」
ピカチュウ「!」
ピカチュウがファルコを見る
ファルコはその視線から逃れるように、顔をそむけた
サムス「・・・私たちがここで話し合ってても、本当のことは解りそうにないわね・・・
ひとまず、このジャングルを抜けましょう・・・ 」
マリオ「そうだな・・・ 」
〜カントー地方・ポケモンスタジアム〜
スタジアムでは、ポケモンバトルの真っ最中だった
実況「さぁ・・・両者とも疲れを見せている・・・先にダウンするのはどっちだ!?」
ハッサム「ハッサム!!・・・ハッサム!!」
実況「ここでハッサムのメタルクローだ!!」
ハッサムが対戦相手のポリゴン2に向かい、
メタルクローを繰り出そうとした瞬間・・・
シューーーーーーーン・・・・・
ヨッシー「!」
ハッサム「ハ・・・ッサム!?」
ハッサムの目前に見たこともない緑のポケモン(?)が現れた!
ヨッシー「な、なんですかぁああ!?」
ヨッシーは目の前に迫ってくるハッサムの攻撃を、緊急回避でかわした!
実況「おっと!?いきなり別のポケモンが姿を現したぁあ!
これはどういうことだぁあああ!?」
観客「なんだあのポケモン?」
観客「見たことないぞ?遠い地方のポケモンか?」
観客「カワイイ〜!」
スタジアムのモニターにヨッシーの姿がデカデカと表示される
観客「こっちむいて〜!!」
ヨッシー「・・・ど、どうなってるんですか・・・?」
シューーーーーーーン・・・・・
ヨッシーがとまどっていると、さらにスタジアムにメンバーが姿を現す
ピーチ「・・・・・・ここは・・・?」
マルス「っと・・・今度は、何ですか?」
プリン「zzz・・・zzz・・・zzz 」
観客「うわぁー、スゴイ美人が現れた!お姫様みたい!」
観客「か・・・かっこいい〜〜!!王子様みたい〜!」
観客「あれって・・・プリンだよな・・・」
ヨッシー「ピーチ姫!マルスさん!プリンさん!」
ピーチ「ヨッシー!私たち・・・一体・・・?」
観客「わーわー!!こっち向いて〜!!」
実況「これは急展開だぁあ!!いきなり姿を現した
美女に美男・・・そしてプリン!!
一体誰がこの状況を予想できただろうかぁあ!」
観客「わああああ!!」
ヨッシー「どうやらポケモンバトルが行われている時に
きちゃったようですね・・・」
ピーチ「ど、どうしましょう・・・大勢の前にいきなり現れちゃって・・・」
マルス「事態はわかりませんが・・・この場から脱出した方が良いのでは・・・」
しかし、辺りからヨッシー、ピーチ、マルスを取り囲むような
勢いで観客が大勢押し寄せてくる・・・
マルス「どうしましょう・・・剣なんか見せたらもっと事態が
悪くなるが・・・・・・いや・・・ここは・・・だが・・・」
プリン「・・・プリ・・・・うるさいな・・・」
観客達のざわめきでプリンが目を覚ます
プリン「みんな眠っててよ〜・・・新曲聞かせてあげるから〜・・・」
マルス「・・・いけない!ピーチ姫!ヨッシー、こちらに!!」
そう言うとマルスがピーチの腕を取り、物陰へと走り去る
あわててヨッシーも後を追った
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
しばらくし、マルス達が物陰から姿を現したとき、観客のざわめきは消えていた
プリン「静かに聞いてくれてありがとうみんな!」
プリンは、眠ってる人達に向けウィンクした
マルス「・・・これでこの場から脱出できる・・・行きましょう 」
ヨッシー「・・・そうですね・・・ プリンさんも行きますよ!」
プリン「・・・?」
〜スマッシュ・バード墜落ポイント〜
デイジー「・・・ん・・・」
デイジーが目を開ける・・・
耳に痛み感じた
スマッシュ・バードが墜落した時の
轟音が耳を痛めたようだ・・・
デイジーの目の前は真っ白だった
デイジー「・・・?」
そっと腕を前方に伸ばす
あたたかい何かに手がふれた
「ん・・・大丈夫か?」
デイジー「っわ!」
デイジーがビックリしたが・・・よくよく見るとその”白”は
クレイジーハンドだった
デイジー「・・・・・・アタイ・・・生きてる・・・?」
クレイジーハンド「多分な 」
デイジー「アンタが守ってくれたのか・・・ありがとう!」
クレイジーハンド「キャラクターを守る・・・神らしいぜおれ
とは言っても・・・守れなかった奴もいるが・・・」
デイジーが辺りを見回す
すぐに視界に映ったのは大きな炎・・・スマッシュバードの残骸・・・
そして、辺りに散らばったコウラだった・・・
そのコウラの内1つがモゾモゾと動く
ラリー「はぁ・・・ビックリしたなぁ!」
モートン「本当だぜ コウラがボロボロになっちまった 」
クッパJr.「他のみんなは・・・大丈夫?」
イギー「・・・・・・・・・・・・」
ルドウィッグ「ああ ッゴホッゴホ・・・しぶいといな我も・・・ 」
レミー「ぼく全身燃えてたんだけど・・・」
ルドウィッグ「イギー・・・大丈夫か?・・・・・・・おいイギー・・・」
イギー「・・・・・・・・・」
イギーはだまったまま硬直している
イギーの凍ったような視線の先をたどった瞬間、イギーが硬直している理由がわかった
ラリー「あちゃ・・・パソコンが・・・悲惨〜・・・」
イギーのお気に入りのパソコンの表面は、
炎でただれていた
パソコンはイギーのファイアーウォールとなったのだろう・・・
ルドウィッグ「イ・・・イギー・・・
いや・・・お前が死んでいなくて良かった 」
イギー「・・・・・・・・・・・」
クッパJr.「それで・・・・無傷だったのはデイジー1人か・・・ 」
デイジー「クレイジーハンドだってそうだろ?」
デイジーがクレイジーハンドに視線を向ける
デイジー「ッ!?」
クレイジーハンドの体・・・人でいう、手の甲の部分が
酷くダメージを負っているのをデイジーは見たのだ
デイジー「だだだ・・・大丈夫かよ!?」
クレイジーハンド「・・・フフフ・・・何処かの馬鹿も
こうやって死んでいたな・・・」
そういうと、クレイジーハンドはその場に倒れ込む
常に浮遊していた彼の体が、今ベタッと地面に張り付いた
デイジー「お、おい!しっかりしろよ!!」
デイジーがあわてて駆け寄る
クレイジーハンド「心配すんな・・・体内エネルギーが激しく消耗されただけだ
ちょいと2、3時間・・・寝かせてくれ・・・ 」
デイジー「クレイジーハンド・・・おおおおい!!
クレイジーハンドぉおおおお!!!!!!!!」
デイジーが叫ぶ・・・
クレイジーハンドは全く動かずまま・・・
叫ぶデイジーにスポットライトがあたり、その場がドラマチックに演出された・・・
・・・・ん?
スポットライト?
デイジーが真上を見上げる
天には巨大な飛行物体が存在していた
その飛行物体から、照明がクレイジーハンドに向けて照らされている
ルドウィッグ「あれはッ・・・」
コクッパ達も飛行物体を見上げた
しばらくすると、3本の機械のアームがこちらに伸びてきた!
アームはクレイジーハンドをがっしりとつかみ、そのまま飛行物体へと引き上げようとする
デイジー「うわっ・・・ちょっと待てよ!
クレイジーハンドをどうする気だよ!!」
デイジーがあわててジャンプし、ワイヤーにしがみついた!
そしてクレイジーハンドをつかむアームを引き離そうと試みる・・・
「やめておくんだな 」
デイジー「ッ!?」
機械のアームから何者かの声がした
デイジー「うるさい!クレイジーハンドを放せ!」
デイジーが忠告を無視し、アームにしがみつく
ゥィィィーッ!!
ドグッ
もう一本、別のアームがデイジーの頭を強打した
デイジー「ッフン、そんな攻撃で放すわけにはいかないよ!」
そういうと、アームはデイジーの体をわしづかみにし、無理矢理
デイジーを引きはがそうとする
デイジー「うぅぅううううぅう!!」
デイジーはなおもアームにしがみつき、抵抗した
「そうか ならば仕方ない 」
デイジーがしがみついていたアームが途端に落下し始めた!!
デイジーももちろんアームと共に落下する・・・
クレイジーハンドは別のアームにつかまれ、飛行物体の中へと消えていった
デイジー「うわああああああ!!!」
落ちてくるデイジーをその場のコクッパが見事受け止める
デイジー「クレイジーハンドォオ!・・・一体何だあの円盤!?」
デイジーが飛行物体に向かって叫ぶ
〜謎の飛行物体・内部・純白の王室〜
ミュウツー「・・・・・・・・・・・・」
ミュウツーは無言で、この王室の扉を開け、『総帥』の前に立った
総帥「・・・お前も私を選んでくれたみたいで良かった ミュウツー 」
ミュウツーは『総帥』と視線を合わせることなく、若干うつむいている
もとい、『総帥』の顔は白いフードで隠れていた
ミュウツー「・・・・・・・ 」
グリーン「何はともあれ、これで最初の3人が揃った・・・ということですね
右手も、左手も、メガエネルギーも手に入った
我々、『総帥』の願いも遂に叶えられる・・・ 」
『総帥』とミュウツーに比べると明らかに背の小さいグリーンが横から現れる
総帥「・・・だがミュウツー・・・
まさか機体を墜落させるとは思わなかったが・・・
メンバーが死んだんじゃないか?」
グリーン「いえ ミュウツーはナイスタイミングで、
とても賢い方法を取りました あれならメンバーを殺さぬまま、
一気にニンテンドー各地に飛ばせられる 」
総帥「そうか・・・それは良かった
私を信用してくれて・・・礼を言う ミュウツー 」
ミュウツー「・・・・私は・・・・・・・・」
総帥「・・・・・?」
ミュウツーが顔を上げた
ミュウツー「私は貴方を信用してはいない・・・
それは、スマッシュブラザーズに対しても同じ・・・
私は・・・・誰も信用していない
それを忘れるな・・・ 」
グリーン「・・・・・・・・・」
総帥「・・・・・・・・・」
ミュウツーはそう言うと、背を向ける
『総帥』とグリーンは言葉を出せずまま・・・
ミュウツーはそのまま王室を出て行った
グリーン「誰も信用していない・・・か、・・・フフ 」
総帥「・・・ミュウツーは、大丈夫か?」
グリーン「私はそう思いますよ
少なくともアイツは『総帥』の言うことだけは聞く・・・
私と同じように・・・ それより・・・お次は・・・・・・・ 」
総帥「そうだな・・・『暗黒の勇者と・・・」
グリーン「・・・直の交渉』・・・です 」
総帥「お前が目を付けた男・・・リンク・・・何故彼を・・・?」
グリーン「彼は今「ダークリンク」・・仲間を想う気持ちは0
だが、彼本来の正義感はそのまま これは我々と同じ
今の彼は我々と”イコール”で結ぶことができる・・・・
私の計算式が応用できる今がチャンス
奴が、再び仲間を想う気持ちに気付く前にッ・・・絶対に手に入れて見せるッ 」
総帥「・・・まぁ頑張るが良い 」
グリーン「は それでは失礼します 」
王室を出て直線の廊下の先、ドカンの中に入るグリーン・・・
いくつものドカンを抜けた後、1つの部屋にたどりついた
グリーン「さぁて、リンクの現在地は・・・ここから北東か・・・
・・・なんならギガクッパも連れて行く方がいいかもしれない・・・」
〜地上〜
イギー「っ・・・なんとか、パソコンのデータを記録してある
ディスクは無事みたい・・・良かった・・・」
ルドウィッグ「本当に良かったな・・・
だが・・・クレイジーハンドが・・・」
クレイジーハンドをさらった飛行物体は突如動き出し、
遠くへと飛行していった
デイジー「おおおい!待て〜ッ泥棒ぉおお!!」
クッパJr.「ねぇ・・・父さんは・・・?」
ラリー「おおそうだ!クッパ様だ・・・たしかどっかに吹っ飛ばされたはず・・
どの方角だ・・・?イギー 」
イギー「待ってね、通信機だけなら無事だから 」
イギーが通信機を取り出し、作動させた
イギー「あの方向さ 」
彼が指さした方向はたった今、飛行物体が飛行していった方角だった・・・
モートン「・・・・」
レミー「・・・・」
数秒後、その方角から再び飛行物体が飛来してくる・・・
飛行物体はギガクッパをワイヤーでぶら下げながら、高スピードで移動している
クッパJr.「うわあ、父さんを何処へ持っていく気だぁあ〜!!」
クッパJr.が空に向かって叫ぶが、聞こえるはずもなく・・・
飛行物体はギガクッパをぶらさげて、遠くへ消えてしまった・・・
・・・・・・・・・・・・
その場に残されたメンバーが唖然としている
レミー「さ、さて、どうします・・・?」
イギー「あの飛行物体の行く先は、多分・・・リンク達の場所・・・かもしれない!」
イギーがとっさに通信機を操作する
〜とある平原〜
〜ッ♪〜〜ッ♪
〜ww♪〜♪〜〜〜ッ!
ダークリンク「?」
子供リンク「・・・?」
ふと、どこからか変なリズムの音楽が聞こえてきた
その音楽のリズムはとてもむずがゆく、リズムに乗ろうとしても
乗らせてくれない・・・そんなおかしなリズムの曲である
リンクが振り返り、コリンを見る
ダークリンク「お前から聞こえるな・・・何を持っている?」
子供リンク「えッ?何も持ってませんけど・・・」
ダークリンク「いや、お前だ 道具袋を見せてみろ・・・」
そういった途端にリンクは、コリンの腰にくくり付いている道具袋を取り上げる
確かに道具袋からおかしなリズムは聞こえてくる・・・
リンクは無言で道具袋を逆さにする
おもちゃのバクダン、ボムチュー、パチンコ、お手製の弓矢、
リンク同盟会員カード、おもちゃのオカリナ、牛乳瓶などが地面に落ちる
だが、おかしなリズムを発していると思われる物は現れない
ダークリンク「・・・フン 」
リンクは小さく鼻で笑った
からっぽの布袋なのに、やけに重量感を感じたようだ
ということは、まだこの袋の中に何かがはいっている・・・
リンクは布袋の底を見る
布と同じ色の布きれが縫いつけてあるのを発見した
ダークリンク「剣を貸せ 」
コリンは静かに自分の持つ剣を差し出す
ビリッ・・・ビリリッ!
コリンがハッと小さな声を漏らす
リンクが布を切り裂くと、からっぽのはずの道具袋から
おかしな機械が姿を現した
『〜ッ〜ッ♪・・・〜〜〜♪』
その機械からはおかしなリズムの曲が聞こえてきた
リンクは片手でその機械を拾い、一番大きいスイッチを押した
『コリンク〜居かい?コリンク?』
子供リンク「あ・・・イ・・・イ・・・」
『イギーだよ!いやーすまないね、突然 ビックリしたかもしれないけど・・・』
ダークリンク「何者だ?」
『だから言ったじゃん、イギーだよ!キミとは初めてあった時、
ボクがキミに向かってチビになるビーム放ったでしょ!』
ダークリンク「あの時の奴か・・・(第1話)」
『それより、聞いてくれ
ギガクッパはボク達で倒した つもり
だけど、どうやら第三者が関与しているらしく、クレイジーハンドと
ギガクッパがその第三者の所有するものと思われる飛行物体にさらわれた!』
子供リンク「えっ・・・ええッ!?」
ダークリンク「・・・(第三者・・・)」
『その第三者は、もしかしたらキミ達の前に現れるかもしれない
だから一応用心しておいてくれ 』
子供リンク「みんなは?みんなはどうしているの?」
『いろいろあって、みんな何処かに飛ばされたよ
多分メンバー達は闇の世界に、つまり『最後の扉』にて合流するかもしれない
キミ達もマリオワールドの岩場に配置してある『最後の扉』の場所へ行ってくれ 』
子供リンク「ま、また戻るって言うの?!」
リンクが通信機を地面に落とした
子供リンク「?」
ッグシャッ!!!
子供リンク「あッ・・・?!」
ダークリンク「・・・・・・」
リンクは地面に落とした通信機を踏みつぶしたのだ
子供リンク「リンクさんっ・・・?」
ダークリンク「わかりきった罠を・・・今更 」
子供リンク「へ?」
ダークリンク「ハァアアッ!!」
ズバッ!!!!
子供リンク「うぐッ!??」
リンクが突然、コリンに斬りかかった!!
子供リンクはダメージを受け、地面にうずくまる
ダークリンク「オオオッ!!!」
ズバッザンッ!!
なおもリンクはコリンを攻撃する
それも、敵を相手にするかのように猛烈に・・・
子供リンク「やめてッ、リンクさん!!」
コリンは盾でガードしながら叫んだ
ダークリンク「スパイというわけだったんだな・・・ 」
子供リンク「・・・え・・・?」
コリンが胸ぐらを掴まれる
足が一瞬にして宙に浮く状態となった
ダークリンク「道具袋に通信機を仕込み、俺の行動を監視するつもりだったんだろう?
俺のファンを装って、仲間の面構えでこの俺を騙そうって魂胆なんだろうが・・・」
子供リンク「・・・・???」
コリンの頭が真っ白になる・・・
何を言われているのか、数秒間理解できなかった
だが、その数秒後にコリンは腹に膝蹴りを喰らった後、
地面に向かって投げ飛ばされていた・・・
ダークリンク「初めから怪しいとニラんでいたさ
だが、残念だったな 第三者とは、誰でもない、貴様を含めた集団だろう 」
リンクがバクダンを取り出し、地面に横たわるコリン目掛け投げつけた!
子供リンク「ッハ!」
コリンはとっさに起きあがり、バクダンを回避する
だが、その瞬間にリンクの素早い突きを受ける!
ダークリンク「そろそろ本領を発揮したらどうだッ!?」
リンクは言いながらマスターソードをコリンに突き出しまくる
あまりに素早い故、突きが残像のように見える
ダークリンク「ッハ!」
横に大きく斬り付け、コリンを吹っ飛ばす
再び地面を転がるコリン
子供リンク「ッ・・・・・・・」
コリンの表情は苦痛にゆがんでいた
ダークリンク「俺の行動を監視する者となれば、
相当の実力を持っているはずだ さぁ、立て 」
コリンは静かに立ち上がる
子供リンク「リンクっ・・・さん・・・なにか・・・勘違いしてます・・よ?」
息を荒げながらコリンは言葉を口にした
子供リンク「俺は・・・スパイでも・・・なければ・・・
リンクさんの・・・敵でも・・・ありませんよ・・・」
ダークリンク「まだシラを切るつもりか お前はおそらく、闇の支配者とは
別の団体の一味だ スパイを命じたのもお前のボスだろうな
なかなかいい手だ 俺のファンということを理由にすれば
俺と行動を共にできるからな その手を考えた奴は考えている 」
子供リンク「だから・・・違いますって・・・
俺はれっきとしたスマブラメンバーですし・・・」
ダークリンク「それも無いな 」
子供リンク「え・・・・」
ダークリンク「スマブラメンバーならメンバーと共に行動する
それをしないのはメンバーではないから
その言い訳もまた俺のファンであることを利用すればいいことだ 」
子供リンク「だから・・・違います・・・よ・・・信じて下さい・・・」
ダークリンク「信じるワケがないだろ お前なんかを 」
子供リンク「っ・・・・・・」
コリンは胸の中で何かが張り裂けたような痛みを覚えた
ダークリンク「いや、だがメンバーに入ったのは本当かもしれない
そこまで手を込ませる必要もあるからな 」
子供リンク「・・・・・・・」
ダークリンク「スマブラメンバーに入るなんて実際簡単なことだ
表向きの正義感と、戦闘力があれば誰でも入れるだろう 」
スマブラメンバーは・・・人形
マスターハンドが操る・・・ただの人形
スマブラメンバーは単なるニンテンドーの戦力
それ以上でも、それ以下でもない まして、『兄弟』でも、『仲間』でも・・・無い!!
ダークリンク「お前は・・・俺の・・・敵だ!」
子供リンク「・・・そ・・んな・・・」
コリンは言葉が出ず・・・立ちつくす
〜地上・コクッパ達とデイジー〜
イギー「故障とかじゃないね 壊されたんだ 」
レミー「・・・まさかぁ 」
デイジー「何で壊す必要があるんだよ・・・」
イギーは通信途中に通信が遮断された理由を考えていたところだ
イギー「んん・・・リンクは、ダークになったって、マリオ達が言ってたけど
もしかしたらそれが関係していたのかもしれないね 」
ルドウィッグ「だが、一応伝えることは伝えられただろう?」
イギー「さぁね リンクがボクの通信を疑えば、逆に『最後の扉』のポイントには
戻らないかもしれない・・・ リンクはボクらとスマブラメンバーが
今、一時的に組んでいることを知らないからねぇ〜 」
ラリー「それは、あのガキがリンクに教えているんじゃないのか?」
イギー「どうだろう
リンクの性格が闇によって冷たいものになっていたら・・・
彼はコリンすらも疑うかもね 」
デイジー「もういいだろ 通信機壊されたんじゃもうアタイらは
何もできないんだし アタイらも『最後の扉』の所まで行こう 」
モートン「こっからマリオワールドまで・・・何日掛かるんだよ・・・」
イギー「いや、今からフォーサイドに戻って、そこらへんのヘリコプターでも
かっぱらって行くとしよう その方が早い 」
デイジー「流石はクッパ軍のことだけあってずる賢いね
でもそれ”犯罪”だからな?」
クッパJr.「デイジーは来ないの?」
デイジー「当たり前だよ!そんなことしたら捕まっちまうだろ!
これでも一国の姫なんだから・・・」
イギー「じゃあキミは歩いて行くんだね ボクらヘリコプターでひとっ飛びだから 」
デイジー「・・・・・・うむむ・・・・・・・」
デイジー1人その場に残し、コクッパ達がフォーサイドに向かう
デイジー「そうだッ!アンタらは私をさらっていることにして、
それで逃亡用にヘリコプターを奪うってことにしてよ!
そうすればアタイは単なる被害者になれるからさ〜♪」
ルドウィッグ「・・・成る程 良い考えだ 」
イギー「・・・・アイツも何だかんだでずる賢いね 」
レミー「というか、デイジーが俺らにさらわれるワケないだろ
あの女超強いんだぜ・・・?」
〜平原・リンクとコリン〜
ダークリンク「いい加減、本当のことを言ったらどうだ?
そうすれば、お前の命ぐらいは考える 」
子供リンク「俺は・・・・・・・・・」
ヒュンヒュンヒュンヒュン・・・・・・・
ダークリンク「?」
子供リンク「ッ?」
リンクが振り返る
遠くから、巨大な飛行物体が飛来してくるのをその目で確認した・・・
ダークリンク「ック・・・こいつの、仲間か・・・」
子供リンク「・・・・・・・・もしかしたら・・・アレが・・・」
飛行物体には大きなカイブツがくくりつけられている
ダークリンク「あれは・・・クッパ・・・・なのか?」
子供リンク「そうですよッ!!アレがギガクッパです!!」
飛行物体はリンクとコリンの目前まで飛来すると、動きを止め、
空中にとどまる姿勢をとった
リンクは鋭い視線を飛行物体に向ける
『まだ生きていて良かった リンク 』
ダークリンク「ッ!??」
飛行物体から何者かの音声が聞こえてきた
その声には身に覚えがあった
==============
グリーン「今のお前にはぜひ生き延びて欲しい
いずれお前も我々の仲間にしたいからな 」
==============
闇の世界・・・闇の魔城に居た、あの緑の武器モンスターの声・・・
ダークリンク「あの時のお前か 」
『・・・覚えていてくれて光栄だ 』
子供リンク「え・・・リンクさん・・・知っている・・・の・・・?」
コリンはリンクの背中に向かってそう問いかけたが、リンクはきく耳を持たなかった
『言っておくが、我々は悪では無い そう怖い顔をするな 』
ダークリンク「なら、正義とでも言う気か?」
『・・・そうでもない 』
ダークリンク「・・・・?」
『我々は言うなれば”正義と悪の敵”・・・そして”正義と悪の味方”でもある 』
ダークリンク「・・・・また、ワケのわからないことを・・・ 」
『正義か悪かなんてモノは今はどうだっていい それより私はリンク、お前と話をしたい 』
ダークリンク「・・・・いいだろう 」
子供リンク「!?・・・ダメだよ、リンクさん!」
飛行物体から一本のアームが降りてくる
そのアームがリンクの身体をつかもうとした・・・
「てやあああああッ!!!」
ッガン・・・
ダークリンク「!?」
『・・・・・・ン・・・』
コリンが落ちている自分の剣を拾い、
アームに一撃を加えた
だが、機械のアームには全くダメージは無い
『引っ込んでいろ 貴様のようなゴミクズに用はない』
その直後アームはまるでパックンフラワーのように
しなやかに、かつ迅速にコリンの身体に噛み付いた!
そしていくつか振り回し、地面に叩きつけた後、
遠くへ投げ飛ばす!!
ッタ・・・
子供リンクは上手く受け身を取る
その受け身を取ったコリンを見たリンクは確信した
ダークリンク「(あれは、スマブラメンバーが習う受け身・・・
メンバーに入ったのは、本当のこと・・・か )」
そして再びアームに立ち向かう子供リンク
ッガン・・・ガギン・・・
鈍い金属音が響く
ダークリンク「お前は退いていろ!関係ないだろ!!」
リンクがコリンに叫んだ
子供リンク「・・・・関係ないこと・・・ないッ!!!」
それよりも高く、大きい声でコリンはそう返す
ッガン・・・・ガギ・・・
ひたすら剣を振るうコリン
素早い動きに対応しきれず、アームはどんどん攻撃を受けていく・・・
やがて・・・
ッガン・・・ッガン・・・・ガシャンッ!!!
ある時、ダメージが溜まったのか、
アームが火花を散らし始めた
後にアームはそれ以降動くことは無かった
『・・・・私のメカ・フラワーを壊した・・・か
フフ ならば、もうゴミクズを見放すワケには行くまい 』
すると、飛行物体にぶらさがっていたギガクッパが
地上に落とされた!!
ズウウウウウウウウウンッ・・・・
ギガクッパが地面に着地すると、カイブツはリンク達を見る
ギガクッパ「グウウウウ・・・オオオオオオッ!!!」
ダークリンク「・・・・・(なんて大きさだ・・・)」
コリンはギガクッパの体をマジマジと見つけた
さきほどの通信では、ギガクッパはみんなが倒した・・・と聞いたが・・・
ギガクッパの身体には傷1つ付いていなかった
『フッフッフ ゴミクズ、このギガクッパを相手にしてでも、
リンクを守る気か・・・・?』
コリンはさすがに背中を丸め、盾を構える・・・
だが、彼は一歩たりとも退くことはしなかった
『立ち向かう気だな 流石だ、仲間を想う気持ちだな?
ッフッフッフッフ・・・ッハッッハッッハッッハッッハッッハ!!」
ギガクッパ「グウウウ・・・ゥウウ・・・ウオオオオオ!!!」
子供リンク「・・・・・う、うりゃあああああああ!!」
コリンを意を決し、ギガクッパの腹部に剣を振り下ろした!!
ズザザザッ!!!
ギガクッパ「グガアアアッ・・・・」
子供リンク「!!」
明らかにギガクッパは苦しみ、ダメージを受けたように見て取れた
コリンに受けた攻撃も外傷となっている・・・!!
子供リンク「・・・斬れた・・・・・?」
『・・・・・・』
〜謎の飛行物体・内部〜
グリーン「・・・・・・・っく、
やはりアームからメガエネルギーの回復パワーを
体内に送り込んでも完治はしなかったか・・・
外傷だけは消すことはできたが・・・まぁいい
どのみちギガクッパをゴミクズが倒せるはずがない 」
グリーンはモニターを見ながら独り言をつぶやく
その独り言を、後ろでミュウツーは黙って聞いていた
ミュウツー「・・・・・・・・・」
PPPPP・・・
グリーン「?」
機械の音がする
左のモニターに何者かがこの地点に近づいてくるのを発見した
やはり、あいつらが来たか・・・
〜平原〜
ギガクッパ「グウウゥウウオオ!!」
ギガクッパは腕を振るい、子供リンクを吹っ飛ばす
ダークリンク「・・・・(あいつは、敵じゃないのか・・・?)」
コリンは吹っ飛ばされようとも、すぐギガクッパへと反撃する!
子供リンク「りゃああああッ!!!」
コリンの振るった剣はギガクッパの手のツメに防がれ、
逆に凄まじい炎がコリンを襲う!
子供リンク「うわあああッ・・・・」
ダークリンク「・・・・・ッコリン!!」
子供リンク「!?」
彼、リンクが初めて子供リンクを名で呼んだ
コリンはとっさに、振り返る 意識してではなく、勝手に体が動いたのだ
ダークリンク「来い!!逃げるぞ!」
リンクはマスターソードを鞘に戻し、
バクダンを取り出し、ダッシュした!
子供リンク「は・・・はいッ!」
コリンもあわててリンクの背中を追う
『逃がすかッ!!!』
アームが断じて逃すまいと、リンクを追う
だが、リンクが投げたバクダンがアームに命中
アームは爆発し、飛行物体の機体にまで爆破は及ぶ!!
飛行物体はアームの爆破によって揺れ動き、バランスを失う
リンクとコリンは平原を一気に駆けていった
その途中、リンク達は何者かとすれ違った
だが、今はそいつらのことを気にせず、リンク達はひたすらダッシュし、
飛行物体から遠のく
子供リンク「リンクさんッ・・・何故ッ・・・?」
コリンは走りながらリンクに聞いた
ダークリンク「お前が敵ではないことは解った それに、俺が
あの場に居るのも問題になる
今はお前の行った通り、扉まで引き返そう 」
子供リンク「・・・・・・はい!!」
・・・・・・・・・・
『・・・・・・・・・』
レッド「やっと追いついたぞ!!謎のユーエフォー(UFO)め!!」
イエロー「グリーン!!聞こえてるでゴワスか!?」
ブラック「・・・・・・」
ピンク「迎えにきーたわー 」
『・・・・・・またお前達か・・・』
飛行物体の前に姿を現したのはオノレンジャー、
ユミンパ、ケンゾール、ヤリドヴィッヒだった
レッド「またって何だ!お前を取り戻しに来たんだ!!」
ブラック「そうだ!お前はオノレンジャー!オレ達の仲間だ!!」
『いい加減、ウザいな お前ら 』
イエロー「ッな?ウ・・・ウザッ・・・・?」
レッド「グリーン?」
ケンゾール「おいおい、偉く口が悪くなったんだな 」
『お前らが入ってくると私の計算が狂うんだよ
ヤリドヴィッヒ「何、私と同じようなことを・・・」
『同じではない 私とお前達は違う 仲間ではない 』
ユミンパ「そんニャことはニャい
お前だってカジオー様に造られた、武器!」
『同じ武器でも、お前達はクズ 私は良品 違いははっきりしている 』
レッド「・・・・オイ、これ、本当にグリーンか・・・?」
ピンク「・・・・・・やめたのね 彼 」
イエロー「・・・?やめた?何をでゴワス?」
ピンク「グリーン、あんた、カジオーの夢を達成しないならばそれでもいいわ
せめて何を考えているかだけでも言ったらどうなのよ?」
『・・・・・・・・お前はゴミクズとして捨てるのは勿体無いな・・・ 』
飛行物体から一本のアームが降りてくる
アームは全て爆破されたが、これは非常用なのだろうか、色は緑色だった
アームがピンクを掴むと、一気に飛行物体の内部へと引きずり込んだ
イエロー「あああああ!ピンクゥウ!!?」
ブラック「・・・・・・」
『これで今度こそおまえ達はゴミクズ さらばだ 』
レッド「また逃げる気かッ!?」
イエロー「待つでゴワス!!」
レッド達が飛び去る飛行物体を追う
ブラック「・・・・・いや、もう追いかけなくていい 」
イエロー「へ?」
ヤリドヴィッヒ「あきらめる、ということか?」
ブラック「・・・・そうでもない
追ってばかりでは無駄足だろう
戻ろう 」
イエロー「戻る・・・マジでゴワスか・・・?」
〜謎の飛行物体・内部〜
グリーン「・・・ダークリンクがコリンを連れて逃げるとは
思わなかった ・・・・・・・・・・・・」
ミュウツー「お前の計算違いということだな 」
グリーン「まさか
私の計算は必ず最後には答えを出す
まだまだ、始まったばかりだ 」
ミュウツー「それより、ギガクッパを地上に放置してきて良いのか?
『総帥』にどういう報告をする気だ 」
グリーン「ありのままを報告すればいいだけだろ
ギガクッパはスマブラメンバーが片づける
我々には、右手と左手、神の力がある 」
ミュウツー「そうか 」
グリーン「そうだ 」
〜フォーサイド〜
ラリー「逃亡用のヘリコプターを用意しろと言っているだろ!!
さもないとこの女の命は無いぞ!!」
デイジー「あーれー、おたすけー(棒読み」
ビルの屋上・・・
コクッパ達は作戦通り、ヘリコプターを用意させ、
いざフォーサイドから飛び立った
〜ヘリコプター〜
デイジー「いやぁ 作戦通りだったね 」
・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
クッパJr.「でも重量オーバーだからって、
モートンとロイとラリーを置いていくってどうよ 」
ルドウィッグ「仕方ないであろう 」
レミー「ていうか置いてきた奴ら、フォーサイドの警察にでも捕まっちゃうんじゃ・・・」
イギー「・・・いつか助け出しにまたくればいいことさ ウェンディみたいにね
逆に、今の状況だと捕まってる方が安全だよ うん 」
ヘリコプターはイギーが操縦していた
ネットを使い、操縦の仕方を調べたようだ
デイジー「目的地はマリオワールドの、『最後の扉』か 」
イギー「スマブラメンバーも多分そこに向かうでしょ
闘技場のあった場所は今じゃ何も無いし
落ち合うならあそこが最有力かな 」
ババババババババ・・・・・
ヘリコプターは静かに夜のフォーサイドを外れて行った・・・
〜謎の飛行物体・ルイージ達〜
ルイージ「はぁ・・・・・」
ルイージ、ファルコン、ドンキーはあれからずっと拘束されたままだ
つい2、3分前、メカ・フラワーが運んできた食事を食ったばかりである
ドンキー「・・・・オレ、トイレ行きたいんだけど、どうすればいい?」
ファルコン「しらねぇーよ 」
ドンキー「今、ここが何処かも、みんながどうなってるかもわからない・・・
はぁ・・・・・・なんか鬱になってきたぞ 」
ルイージ「兄さん・・・・」
ガチャ・・・・
銀色の扉が開く
ファルコン「またかグリーンか?」
ドンキー「今度は何だよ・・・」
しかし、扉から現れたのは、白き髪のピエロだった
そのピエロの身長は低く、容姿も単なる子供
だが・・・その場の3人は思わず息を飲んでいた
ファルコン「お前は・・・ッ・・・」
ドンキー「・・・・・ッ」
ルイージ「パペット・・・マスターッ・・・?!」
白い髪のピエロは3人の前までやってくると、口を開いた
「違う、違う トル・スリッカーズ、ダヨ?」
ルイージ「ト・・・トルッ・・・・って、あのトル・・・!?」
ドンキー「お前、たしかパペットマスターに操られて、最終的に死んだんじゃ・・・」
トル「話はあとあ〜と
今は、ここから、脱出するべきダヨ 」
トルはそういうと小さな針をそでから取り出し、ルイージを拘束している
メカ・フラワーに勢いよく差し込んだ!!
ズギュ・・・ズギュギュ・・・・
メカ・フラワーは力を無くし、嘘のように床に倒れた
すぐにルイージの体は自由を取り戻す
ルイージ「た、助かった・・・・」
トル「このメカ・フラワーは外装は頑丈だケド、
首の部分の間接が弱いンダ だからそこを鋭い針かなんかで
刺せば、イチコロ 」
ドンキー「ト、トルッ!オレにも頼む!!」
ファルコン「その後、オレも!!」
トル「・・・・馬鹿、大声は出さないでくレヨ・・・」
『出さなくても、私には解る 』
扉付近、天井から伸びているドカンからグリーンが降りてきた・・・
グリーン「トル・・・貴様、私のメカ・フラワーをよくも・・・」
トル「・・・・なら、どうするというんダイ?」
グリーンがそれを聞くと、鋭く、緑色に輝くオノを空中から出現させた
グリーン「あの世送りだな・・・フフッ 」
追いつめられた・・・!!?
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