第59話 ・・・壊滅
ミュウツー「・・・来い 私が今からお前の姉に会わせてやる 」
トルがミュウツーに2、3歩歩み寄る
ミュウツー「もっとだ 」
トル「・・・ん 」
・・・テレポート・・・
シューーーーーーーン・・・・・
その場からトルとミュウツーが姿を消した
ファルコン「あれ!?二人とも!?」
ドンキー「きえちゃった・・・」
ルイージ「・・・ぼくらは・・・?」
〜謎の飛行物体・とある部屋〜
シューーーーーーーン・・・・・
純白の王室から、銀色の部屋へテレポートしてきたミュウツー
そしてトル
さっそくトルは自分の姉を捜す・・・
だが、首をひょいひょいっと動かしただけで姉が居ないことがわかった
この部屋は、銀色の天井、床、壁、ドカンの他に、柱の形をした
装置しかない その装置にはメカ・フラワーが数本伸びている
ルイージやドンキー達を拘束していた装置と同型のようだ
トルはとっさに後ろを振り返り、ミュウツーを見つめる
トル「姉さん、いないじゃないか!」
ミュウツー「・・・・・・・・・・・・・」
・・・?
まさか、本当にゼミナスもトルと同じく、
1人で拘束を解いたのか・・・
いや、小柄のトルなら可能だが、
ゼミナスはルイージ達同様、しっかり固定され
みじんも動けないはず・・・
グリーンが私に見せたアジトの内部地図には
ここがゼミナスの居場所と記されていた・・・
私の記憶に間違いはない・・・
だとすると・・・
ミュウツー「済まない、間違えてしまったようだ
もう一度テレポートしよう 」
トル「まったく、しっかりしてくれなきゃ困ルネ 」
〜謎の飛行物体・中心部・グリーンルーム〜
シューーーーーーーン・・・・・
トルとミュウツーは再びテレポートをし、ある部屋にやってきた
ワープしたと同時に視界全体にたくさんのモニターがうつる
この部屋はこのアジト内の中心角にあたる部屋
モニターが大量に設置してあり、アジト内で何が起こっているかは全て
把握できる カメラはメカ・フラワーに、そして各部屋の天井、壁、床に
注意して見ないと発見できないほどの小さなものが隠されている
そして、この部屋はこの機体をコントロールするコンピューターが
5台ほどあり、機体の操作は全てグリーンが操作するようになっているのだ
さらに、この部屋だけは銀色ではなく、エメラルドグリーンが壁、床、天井を
支配している ・・・まぁこれは奴の単なる自己主張の一部だろう
気が付けば既にトルはグリーンの側で拘束されている姉を見つけたようだ
トル「姉さん!」
ゼミナス「!・・・トル!!」
ハッとした表情でゼミナスもトルを発見する
ミュウツー「グリーン 」
私は部屋の中央、多くのモニターに囲まれたグリーンの名を呼んだ
グリーン「はなす気は無い 」
ミュウツー「私とか・・・?」
グリーンが振り返る
グリーン「いんや、ゼミナスをだ 」
トル「おまえ!姉さんを放せ!」
トルが袖から鋭い針を取り出し、グリーンを威嚇する
その瞬間に緑色のメカ・フラワーが後ろからトルをつかみあげる
トル「うわッ!?」
グリーンがそっとオノを振りかざす
その動きに従うかのようにまわりから数本のメカ・フラワーが
トルの腕、胴体、足をつかみあげていく
ゼミナス「トルっ!」
ミュウツー「・・・グリーン この姉弟達は関係がない
ターゲットはあくまでスマッシュブラザーズであり・・・」
グリーン「ターゲットはスマッシュブラザーズ・・・?
我々のターゲットはニンテンドーだ 」
ミュウツー「ならなおさら・・・この姉弟はニンテンドーとは関係ない
いますぐ拘束を解くべきではないのか、グリーン 」
ミュウツーは、横目でモニターを見ているグリーンに迫り寄る
グリーン「・・・ターゲットがニンテンドーだからといって、
関係ないものを巻き込まない・・・ということではない
問題なのは、いかに彼らを利用してニンテンドーを支配するか・・・だ 」
ミュウツー「・・・・ということは・・・グリーン・・・
まさかこの二人の体内に"アレ"を・・・?」
グリーン「・・・・・・二人の内どちらかにだ 」
トル「・・・!」
ゼミナス「・・・?」
ミュウツー「どっちだ・・・?」
グリーン「・・・お前は私を信用しないんじゃなかったのか?
私がお前に、どちらに"アレ"が入っているか教えたとして・・・
お前はそれを信用するのか・・・?」
ミュウツー「・・・・・・・・・・・・」
この姉弟も・・・結局はグリーンに・・・
グリーンは再び正面を向き、モニターを観察する
グリーン「お前もこちら側に来たのならこちら側に従え
一々反発するな ・・・反発するなら私が・・・」
ミュウツー「わかった ・・・だが、グリーン
ルイージ達は、どうする気だ・・・
機内に野放しにしているようだが 」
グリーンならルイージ達が拘束を解いて今王室に居るのは知っているはず
グリーン「どうせ後で王室で奴らは『総帥』と面を会わせるんだ
放っておいていいだろう 」
ミュウツー「・・・・・・・・・・そのためにあえて捕らえなかったのか・・・?」
グリーン「私もついさっきまで忙しかったからな
今やっとここに腰を据えた以上、もう動きたくは無い 」
ミュウツー「・・・・・・・・・」
グリーン「貧血気味なんでな
・・・それより、見るがいい 」
グリーンが見ているモニターに映っていたのはスマブラメンバーだ・・・
〜マリオワールド・岩肌の上〜
ロイ「・・・アイツがガノンドロフか・・・」
スマブラメンバーの前に現れたガノンドロフ
彼は何か企んでいるかのように笑みをひっそりと浮かべている
コリン「ガノンドロフッ!!」
ゼルダ「・・・・・・」
また、あの魔人を目にすることになるなんて・・・
ガノンドロフ「フン・・・お前が、例の小僧か・・・
確かに似ている 笑えるくらいにな・・・!」
コリン「ッ!」
ガノンドロフはコリンの姿を見て言った
ゼルダ「・・・ひとまず聞いてみましょう
用件は・・・なんですの・・・・?」
ロイやコリン、その場に居るメンバー達、コクッパ達までもが
ガノンドロフに殺気立っている
ガノンドロフ「私は、この世界全土を頂く
その邪魔をする馬鹿者共は皆、片づけておかなくてはならん 」
コリン「うるさいッ!!お前なんかに、この世界をくれてたまるかッ」
ルドウィッグ「その通り ニンテンドーは我らクッパ軍団のものとなる
故に貴様も今は敵・・・」
デイジー「みんなこわいよ・・・アタイはちょっと下がっとこ・・・」
ガノンドロフ「悪いが時間は限られているのでな・・・
早い内に終わらせるぞ・・・」
その直後、ガノンドロフが口に手をあてた・・・
ゼルダ「・・・?」
ガノンドロフ「・・・・・・・」
そして口から手を放し、なにやら瞑想している・・・
ゼルダ「皆さん、戦いましょう・・・私達で立ち向かえば
かなわない敵ではないはずです 」
ウォッチ「久々ニバトルデスネ・・・」
ガチーンッ!!!
静かなるその場に、高い金属音が響いた!!
コリン「ッ!?」
ゼルダ「・・・・?!」
ロイ「・・・・・へぇ〜・・・」
ガノンドロフの体は突如、天に昇る太陽を
強く反射するほどの金属体・・・メタルになったのだ!!
ガノンドロフ「・・・・・・・・・・」
ガノンドロフが深く腰を落とす・・・
ゼルダ「コリンッ!来ますわ!!」
ブオオオオオオオオオオッ!!!!
金属体は目にも止まらぬ速さでコリンに殴りかかった!!
コリン「てやッ!!」
ジャンプで素早くガノンドロフをかわすコリン・・・
ガノンドロフ「ッ」
しかし、避けられた直後にガノンドロフも地面を蹴り、
空中でコリンに掴みかかり、そのまま地面にたたきつけた!!
ドガッ・・・
コリン「ウグッ・・・」
ゼルダ「・・・・・・ヤアっ!!」
コリンの真上に構えるガノンドロフが地面に転がる!
ゼルダのディンの炎を喰らったようだ
ガノンドロフ「・・・・・・・」
しかし、ひるむまもなくガノンドロフは起きあがり、
豪速の速さでコリンに突進する・・・
ロイ「ハーフムーンッ」
コリンの目前、そしてガノンドロフの目前にロイが
降って来る・・・
その瞬間にロイの振るった剣がガノンドロフの体を切り裂く
ガノンドロフ「・・・・・・・!!」
だがビクともしない・・・!
目の前のロイの胸ぐらをつかみ、
ロイの体を軽々と後方へ蹴り飛ばした!!
ウォッチ「ウオラーーーーーー!!
セメントファクトリー!!!」
電子音と共に攻撃するウォッチ・・・
ガノンドロフ「・・・・・」
次の瞬間ウォッチはガノンドロフの雷打でふきとんでいた
コリン「てやッ!!」
ロイ「はッ!!」
2人掛かりで剣を振るう・・・
キーンッ・・・キンッ・・・
ガノンドロフ「・・・・・・・・ッ!!」
ドゴッ!!!!!
コリン「ッグ!」
ズガッ・・・!!
ロイ「っツ!」
剣の猛攻にもビクともせず、二人まとめてガノンドロフは彼らを蹴り上げた!
レミー「な、なんて奴だ・・・!」
イギー「・・・メタルになるとダメージでひるみにくくなるからね・・・
隙が無くなるんだ・・・・・メタル化が解ければ・・・」
ルドウィッグ「なら・・・我らがッ・・・!!」
ルドウィッグがコクッパ達の軍から走り出す・・・
クッパJr.「ルドウィッグ!?」
ルドウィッグ「我が奴のメタルが解けるまで時間を稼ぐ!!」
ゼルダの耳にそれが届いた2秒後、ルドウィッグがガノンドロフに特攻していた!
ルドウィッグ「スピニング・ブレイク!!」
コウラに身を隠し、高速回転しながらガノンドロフに突進・・・
ッガン!!
やはりガノンドロフはひるまない・・・!!
ガノンドロフ「・・・・・何故貴様ガ
スマッシュブラザーズノ盾トナル・・・?」
もの凄い低く、重量感のある声が発せられた
ルドウィッグ「お前にはここでくたばってもらわないとな
後々クッパ様の敵にならないように・・・」
ガノンドロフ「ザコガ・・・クタバレ・・・」
金属の腕がルドウィッグに振るわれる!!
ブンッ!!
ルドウィッグ「おっとッ!!全然遅いなァ・・・!」
ルドウィッグは素早くコウラで後ろに回り込み、ガノンドロフの攻撃を避けた!
ルドウィッグ「行くぞォ!!
ファイアブレスッ!!」
凄まじい業火がはき出される!!
ガノンドロフ「・・・フン・・・・・・ッ!!!!」
ドゴオ
ルドウィッグ「ッ?!」
鈍い打撃音・・・
見るとルドウィッグは空高く吹っ飛んでいた!!
レミー「ルドォオ!!?」
落ちてくる地点にガノンドロフが移動する!!
ガノンドロフ「ッハッ!!」
ズガッ!!!!!
ルドウィッグ「グッハアアアアッ・・・・」
イギー「ッ!!」
クッパJr.「!!」
落ちてきたルドウィッグの頭、顔面をかかとを落とされた
ルドウィッグ・・・・・!!
ガノンドロフ「ッフン 」
ガノンドロフのかかとの下にルドウィッグの頭が敷かれている
地面にはヒビがはいっていた
レミー「よくも・・・ルドをおおお!!」
レミーがとっさに走り出す!!
イギー「レミー、ダメだ!!」
しかしレミーは聞かず、ガノンドロフに向かって突っ走る!
ガノンドロフ「イイダロウ・・・来ルガイイ 」
足もとに横たわるルドウィッグを蹴り飛ばし、
ガノンドロフはレミーに突進・・・!
が!
レミーの体は銀色の糸に巻かれ、引き戻された!!
シーク「下がってるんだ!!」
シークはレミーを引っ込ませ、代わりにガノンドロフの突進に構える・・・
ガノンドロフ「シークッ・・・ッフン 面白イ・・・クタバレェエッ!!!」
シークは腰を深く落とし、走り出した!!
ガノンドロフの腕による攻撃はこれでかわせる・・・
だが・・・
ガノンドロフ「ソレナラ、蹴リ飛バシテクレルッ!!」
シーク「浮身− 」
ガノンドロフの蹴りは外れ・・・
頭上に現れたシークは足でガノンドロフの後頭部を蹴り倒す!!
ガノンドロフ「グ・・・」
ズザザザッ・・・!
地面に倒れ込むガノンドロフ・・・
ネス「PKファイヤー!」
横たわるガノンドロフが炎に包まれる・・・
ガノンドロフ「ッカ・・・ック・・・」
ガノンドロフ「ハハハハッ!!」
即座に立ち上がり、笑いと共にネスに突きを喰らわせようと腕を伸ばすが・・・
ネスは軽く避け、ガノンドロフにバットを振るう!
ガノンドロフ「こしゃくなッ!!」
ッガシ!!
ネス「・・・ッ」
ガノンドロフはネスのバットを素早く片手で握りしめ、攻撃を受け止めた!
ガノンドロフ「ハアアアアアアア・・・アアアアアアアア!!!!」
ブワアアアアッ!!
バットを握りしめたままネスもろとも、振り回した後に
投げ飛ばした!!
ガノンドロフ「サァ・・・ドウシタ・・・ドンドンカカッテクルンダ・・・!」
「言われなくとも・・・!!!」
ガノンドロフの背後から声がした
ガノンドロフ「マタ貴様カアアアアアア!!!」
振り返るガノンドロフ・・・
だが、その直後にガノンドロフの顔にコウラが直撃!!
ガノンドロフ「ッ!」
ルドウィッグ「どうだッ!?」
レミー「ルドウィッグ!」
2、3歩よろけるガノンドロフ
イギー「・・・・・・・・・・」
ガノンドロフがよろけた・・・
ダメージが溜まってきて居るんだ
だけどもうそろそろメタルは解けていいはずなんだけど・・・
ガノンドロフ「ウオオオオ!!」
怒るようにガノンドロフはルドウィッグに突進!
髪の毛をつかみ取り、振り回し始めた!!
ガノンドロフ「ッハッ!!」
ドオオン・・・
遠心力をつけてルドウィッグを地面にたたきつける
ガノンドロフ「ッハ!!」
同じく、再びぐるっと180度回転
地面にルドウィッグを叩きつける
コリン「今がチャンスだ・・・」
コリンは剣を構え、背後からガノンドロフに剣を振るった!
ッガン!!
ガノンドロフ「!!」
よろけることなく、ガノンドロフは振り返る
ガノンドロフ「裂鬼脚−ッ!」
コリンの腹部に太いガノンドロフの脚がねじり込んだ!!
コリン「ッ・・・!!」
ガノンドロフ「・・・・・・・」
手に持っていたルドウィッグをガノンドロフは
空高く放り投げた
ガノンドロフ「ハァアアアア・・・・・・・ッ」
ルドウィッグのコウラがガノンドロフの目前に落下してきた・・・その時・・!
ガノンドロフ「魔・人・拳!!!」
ッダアアアアアアアン!!!
腹に剛拳を打ち込まれたルドウィッグは
コウラをコリンに向け、吹っ飛ぶ!!
即座にコリンは避けたが、ルドウィッグは地面に激突・・・
ガノンドロフ「・・・・・・・・」
レミーがあわててルドウィッグの安否を確かめる・・・
レミー「ルド・・・おいルド!!大丈夫か・・・!?」
だが、既にルドウィッグの息は無かった
イギー「・・・・・・ッ・・・・・」
クッパJr.「・・・・・・・・・・・・・・・」
ガノンドロフ「ッフン・・・馬鹿者ガァア・・スマッシュブラザーズノ
味方ニツイタバッカリニ・・・ 」
イギー「・・・・・・・・・・」
何故だ・・・メタル化が解けない・・・
普通のメタルブロックを使っているワケじゃないのか・・・
拡張機能でもついて・・・
だけど、ガノンドロフにそんな技術力など・・・
・・・・・・・・・まさか・・・?
レミー「くっそぅッ・・・・ルドォ・・・!」
ロイ「・・・・・・」
シーク「・・・・・・・」
ウォッチ「・・・・・・・」
コリン「・・・・・・・」
ガノンドロフ「サァ、ドンドン来イ、来イ!
次ハ別ノカメカ・・?ソレトモ、スマッシュブラザーズカ!?」
シーク「皆で取り囲んで、攻撃を・・・!!」
コリン「ハイ!」
ウォッチ「了解デス!」
ネス「行くよ!!」
5人がガノンドロフに立ち向かう・・・
〜古の王国〜
フォックス「もうそろそろマリオワールドに着きそうだな・・・」
カービィ「うん、でもここ変わったところだね・・・」
無限氷山、アイシクルマウンテンで途中発見したトリに
運ばれ、フォックス達は古の王国までやってきた
ピチュー「ドカンばっかりだね・・・」
ピピピピ・・・・・・
フォックス「ん・・・失礼 」
ピ・・・
フォックス「こちらマクラウド、どうぞ 」
ファルコ『やっと繋がったな・・・ 』
フォックス「ファルコか!」
ピチュー「ッ!」
カービィ「ファルコから電話?」
フォックスは無言でうなずく
フォックス「そっちも飛ばされたと思うが、大丈夫か?」
ファルコ『・・それが、大変なんだ・・・・・・』
フォックス「・・?・」
フォックスは少し違和感を感じた
ファルコの声がかすれている・・・
通信機の影響ではない・・・
ファルコの声自体にやつれを感じる・・・
フォックス「どうしたんだ・・・?」
ファルコ『裏っ・・・切りだ・・・、信じられないが・・・』
フォックス「・・・裏切り?」
カービィ「?」
ピチュー「・・・・・」
ポポ・ナナ「・・・・??」
フォックス「おい、詳しく話せ・・・!」
ファルコ『・・・スマッシュブラザーズ・・は、信用ならない・・・
こんなの抜けた方がいい・・・』
フォックス「?!」
ファルコ『お前の方からグレートフォックスに連絡をつけろ・・・
とっととこの事件から降りないと・・・』
フォックス「ちょっと待て・・・ファルコ・・・?」
ファルコ『しまった・・・奴だッ!・・・・
・・・・・・・・・ザザ・・・・・ザザッ・・・・』
フォックス「オイ、ファルコ!?」
ファルコ『・・・・・・・・・・・・・・・グハァッ!!!・・・ブツッ・・・』
・・・・・・・・・
フォックス「・・・・・!?」
通信は途絶えた・・・
・・・・・・・・・・・
ピチュー「ファルコ、何だって・・・?」
フォックス「・・・わからない・・・だが何か事態が悪いことに
なってるらしい・・・・急ごう・・・!」
フォックスはそういうと王国内を走り出した
カービィ「一体なんだったんだろ、いこ、ピチュー、ポポ・ナナ 」
ピチュー「うん 」
ナナ「・・・フォックスって足早いね・・・もうあんな遠くに・・・」
カービィ「わ!?・・・待ってよフォックス〜〜!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・
〜謎の飛行物体・内部・廊下〜
ファルコン「結局トルも変なモンスターもどっかに消えたっきり・・・」
ルイージ「仕方ないよ・・・」
ドンキー「ったく・・・何処に他のみんなは居るんだ・・・」
王室に取り残された3人は、仕方なく廊下に出て、
再びメンバー達を探しにアジト内をさまよっていた
ドンキー「うッ!!」
ファルコン「・・・どうしたドンキー?」
ドンキーはケツに手を当てている・・・
ドンキー「トイレ・・・もうガマンできない・・・・・・」
ルイージ「あわわわわ!」
ファルコン「トイレなんか無いぜ・・・
そこら辺の壁にでもしとけ 」
ルイージ「お、怒られるよ!?」
ファルコン「いいだろ、俺達を拘束したりしたんだ
これくらい構わないだろ!」
ドンキーは本当に床の隅っこに・・・した
ドンキー「・・・スッキリしたぜ・・・すごいスッキリしたぜ・・・ 」
ルイージとファルコンは鼻を押さえている
ドンキー「身軽になったもんだし、メンバー探索、続けるぞ!」
・・・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〜マリオワールド・岩肌の上〜
ドッガァアア!!
ロイ「うぐぁああッ!!」
ドゴッ!!
シーク「うッ・・・」
ガノンドロフ「ッフッフッフ・・・ハッハッハ!!」
5人の猛攻にもガノンドロフは屈しなかった
未だにメタルの身体を保つ奴に・・・メンバーは苦戦を強いられている
ガノンドロフ「行クゾッ・・・・!!」
地面を強く蹴り、ネスに特攻するガノンドロフ・・・
ネス「PKサンダー・・・」
ネスはPKサンダーを自分の背後に回り込ませ、
自らの背中に直撃させた
ネス「・・・体当たり!!」
ドンッ!!
ガノンドロフ「ウゴオオッ!!」
ネスの身体をはった体当たりの前にガノンドロフはダメージを負う・・・
が・・・!!
ガノンドロフ「ッファア!!」
ドゴォッ・・・
ガノンドロフはすぐに攻撃を返してくる!
ネス「うッ・・・」
イギー「・・・・・・・・・」
・・・まずい、・・・
徐々にダメージがメンバー達に溜まり、
疲れの表情を見せている・・・
このままでは・・・
イギー「・・・・・・・・・ッ 」
とっさにイギーは走り出した
レミー「何処に行くの!?イギー!!」
クッパJr.「・・・?!」
イギーは岩肌、崖付近にとめてあるヘリコプターに向かって走っている
デイジー「あ、アイツ・・・まさか逃げる気かよッ!?」
デイジーがあわてて追いかけた
デイジー「コラ!逃げるなんてヒドイぞ!」
イギー「ここで逃げたって何の意味にもならない・・・」
イギーはヘリに乗り込もうとする
後からレミーやジュニアも追ってきた
レミー「イギー!?」
イギー「・・・スマッシュブラザーズを探し出して、乗っけてくる 」
デイジー「え!?」
レミー「・・・」
クッパJr.「イギー・・・」
イギー「もしかしたら近くに誰かしら居るかもしれない
ボクがここまで連れてくる 」
デイジー「アタイも行くよ!」
イギー「いや、もし重量オーバーになるほどの人数が見つかれば
無駄になる それにデイジーを連れて行く意味がない
スマブラメンバーが誰かなんてボクはとっくに把握している 」
イギーはドアを閉め、ヘリコプターを操作しだした
デイジー「・・・・・・・驚いた・・・」
ヘリコプターはすぐに飛び達、マリオワールドの上空へ消えていった
・・・・・・・・・
イギー「・・・・・・・・・・・・ルド・・・・」
ボクは何をしているんだ・・・・・・
ジュニアとレミーを連れて逃げれば良かったはず・・・
だけど・・・そんなことはできない・・・
スマッシュブラザーズのためにこのボクが動くなんて・・・
〜岩肌〜
ネス「・・・・・・・」
ネスがデイジーの意志を読み取った
ネス「みんな、もう少しで他のメンバーが来るかも知れない・・・
それまで頑張れば・・・」
ロイ「・・・それは、良かった・・・ 」
シーク「確かに・・・助けが要るな・・・」
ガノンドロフと戦う5人はもはやダメージが溜まりきっている
しかし、それはガノンドロフにも言えた
徐々にダメージに対し、ひるみを見せ始めているのだ
ガノンドロフ「・・・・フン・・・ダガ、モウ少シ・・・待テバ・・・」
〜???〜
コンゴジャングルの外れ・・・
ピカチュウ「・・・・・ッ!ファルコ!!」
草の生い茂った場所・・・道で倒れているファルコをピカチュウは見つけた
ピカチュウ「ファルコ、しっかり!!」
ファルコ「・・・・・・・ん・・・・・・ピカチュウ・・・か 」
ファルコはゆっくり体を起こした
ファルコの制服はズタボロである・・・
ピカチュウの身体もまた、そうであった
ファルコ「・・・・何でだ・・・・・・・・
もう、『仲間』なんてものは信じられるものじゃないな・・・
少なくともフォックス以外の奴は、・・・もうダメだ 」
ピカチュウ「・・・・・・・・・・」
ファルコは立ち上がる
腕が痛むのか、片腕を支えるようにして歩く
ピカチュウ「ファルコ・・・一度、岩肌に戻ってみよう・・・?」
ピカチュウがファルコの背中に声をかける
ファルコ「ああ、そしてフォックスを見つけたらオレはスマッシュブラザーズをやめる 」
ピカチュウ「っ・・・・・・・」
ファルコ「・・・少なくとも、スマッシュブラザーズに身を置いて
この事件を解決する気は微塵も無くなった 」
ピカチュウ「・・・・・・ファルコ・・・ 」
ファルコ「お前のことも信用ならない
オレはこれから1人でフォックスを見つけ出す
もうオレと行動を共にするな 」
ピカチュウ「・・・・・・・・・・・」
ファルコは草木の中をかき分け、やがてピカチュウの視界から消えた
ピカチュウは、マリオワールドに向かって歩き出した・・・
〜マリオワールド・上空〜
バババババババババ・・・・・
カービィ「トリの次はヘリコプター!!」
ポポ「すごい機械ですね・・・」
フォックス「バカ、のんきなこといってられないだろ 」
イギー「そうさ、キミ達が加勢しないと、メンバーがやられるかもしれないからね 」
イギーはマリオワールドのはずれ、草原の国に居たフォックス達を
ヘリコプターに乗っけ、岩肌へと折り返している
フォックス「でも、なんでお前が・・・こんなことを・・・
ヘリコプター乗ったまま逃げれば良かったんじゃないか?」
イギー「ああ 確かにボクの都合上ではそうした方が良かった・・・
だけど、そんなことしてられない・・・ 」
ルドウィッグはスマッシュブラザーズの盾になって・・・死んだ
敵は、スマッシュブラザーズに取って貰うべきだ・・・
そのためなら、これしきのこと・・・
・・・・・・・・・
数分後、地上にメンバー達の居る岩肌が見えてきた
イギー「・・・見えてきた・・・ どうやら・・・まだメンバーは戦っているみたいだね
もうかなりピンチだろう 着陸した瞬間に加勢するんだ 」
フォックス「良し・・・降ろしてくれ 」
カービィ「よーし、がんばるぞ・・・!」
ピチュー「ピチュッ!」
イギーはふと、ヘリに搭載されているレーダーを見る
岩肌に点々と反応がある
・・・・・・・・・・・・・?
1つ多くないか・・・?
岩肌に居るのは、ネス、ロイ、コリン、ウォッチ、シーク・・・
そしてデイジー、レミー、ジュニア・・・・・・・・
計8人・・・
だが、レーダーには、それより少し離れた位置に反応が2つある
イギー「・・・・・・・?」
スマブラメンバーが1人来たのか・・・?
いや、なら加勢しているはず・・・
〜岩肌〜
デイジーがヘリコプターが向かってきているのに気が付いた
デイジー「来たみたいだなっ!」
レミー「ホントだ!!」
クッパJr.「すごい、ホントに逃げてない・・・」
メンバー達もヘリの存在に気付く
ロイ「・・・やった・・・これで・・・」
コリン「加勢が・・・来ますね・・・・・・」
ガノンドロフ「・・・・・・・ック・・・・・・・・・」
ガノンドロフ「ック・・・・・・ック・・・・・・ック!!」
ガノンドロフがおかしな笑みを浮かべる
シーク「・・・?」
〜ヘリコプター〜
イギー「良し、真下に降りて、すぐに加勢してやるんだ 」
フォックス「了解だ!」
・・・・・・・・
・・・・・
・・・・・・・・・・・
「!?」
イギー「・・・・・・・・・・・・っくそ 」
ピチュー「・・・・?」
ポポ「・・・どうしたの・・・?」
イギーは発見してしまった
しかし、もう遅い
キングクルール「くらええええええええ!!!!!!」
岩肌・・・岩のカゲにこっそり身をかくしていたキングクルールを・・・
ズキュウウウウウウウウンッ!!!!
キングクルールの構えているスーパースコープからエネルギー弾が撃たれた!!
弾は上空に突き抜けていき・・・
イギーの操縦するヘリコプターに直撃!!!
ドッガアアアアアアアアアアアア!!!!!
デイジー「うわあああああ!???」
レミー「ッブ!????」
クッパJr.「!!!」
皆が注目していた前で、ヘリコプターは爆破・・・
火の玉となって岩肌の表面に墜ちた・・・
凄まじい轟音が響く・・・
それを目の当たりにしていたメンバー全員は
固まってしまう
・・・・・・・・・・・・・
視界に広く広がる炎
シークがとっさに走り出し、その業火へと突っ込んだ
〜岩陰〜
キングクルール「・・・・やった お前の言われた通りにしたぞ
グリーン 」
『上出来だ 』
キングクルールの持つスコープからグリーンの声が聞こえる
キングクルール「これで、私は本当にもう自由
今から帰っていいんだな・・・・?」
『ああ 帰れ ・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・あの世にな 』
キングクルール「ッ・・・ッグ・・・ガハァッ!!!」
キングクルールは口から血を吹きだし・・・
その場に力無く倒れ込んだ
キングクルール「・・・・・・・・・ク・・・
やはり・・・・・・"アレ"か・・・」
私があの機内で目覚めた時、飲まされた・・・"アレ"は・・・
『バクダン』・・・だったのか・・・・・
その次の瞬間にクルールの意識は吹き飛んだ
シーク「大丈夫か!?」
シークが火傷を負ったメンバーを救い出した・・・が・・・
フォックス「・・・・・・う・・・ぐ・・・・」
カービィ「・・・・・・・・・・・」
ピチュー「・・・・・・・」
ポポ・ナナ「・・・・・・・・・」
メンバーは皆瀕死状態・・・
そして、イギーは・・・
レミー「イギー!!おい、イギー!!」
イギーのメガネは砕け、本人も既に死んでいた
レミー「イギーッ!!!!!」
クッパJr.「・・・・・・だ、誰が・・・・?!」
ロイ「・・・ワニのカイブツが犯人らしい
岩陰で血を吐いて死んでるけど・・・・・ 」
ロイが発見した時には既にそうだった
ガノンドロフ「・・・・フハハハ・・・面白イ見セ物ダッタ!」
・・・・・・・・・・
皆が強い視線をガノンドロフに向ける・・・
シーク「最初から、これを狙っていたのか・・・」
ロイ「・・・汚い手を使う奴だ・・・・・・・」
ガノンドロフ「サテ、ソレデハバトル再開トイコウ 」
未だメタルのガノンドロフが歩み出る
シーク「・・・・・仕方ない・・・決着だ・・ガノンドロフ 」
コリン「・・・・・絶対倒す・・・・!」
?「待てぇええ!!」
ウォッチ「!!」
レミー「・・・・!この声は・・・ 」
スマブラメンバー達の前に現れたのは・・・
紛れもない、ミスターニンテンドー・・・
?→マリオ「オレだ!!」
ウォッチ「マリオサン!!」
クッパJr.「マリオ!!」
ネス「マリオ・・・!」
コリン「マリオさん・・・すごい、本物だ・・・!!」
ガノンドロフ「・・・・・・・・・・」
シーク「・・・助かった・・・マリオ・・・加勢してくれ!!」
マリオ「・・・ああ ・・・言われなくても!」
コリン「・・・良かった、これでかなり助かる・・・!」
再びメンバー達は構える
ガノンドロフ「・・・ッフン ドウカナ スマッシュブラザーズ 」
マリオ「・・・・ガノンドロフ・・・・・・」
マリオは拳をつくった
マリオ「オレに任せてくれ 」
マリオは振り返る
ロイ「そうか・・・頼りになりそうだ!」
マリオ「 こいつらはオレが倒す 」
ッドガ!!
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・
マリオはそう言って後ろに居たシークを殴って
吹っ飛ばした
メンバーは沈黙に陥った
言葉がでないのだろう
ガノンドロフ「フフン、頼ンダゾ 」
マリオ「ああ 」
マリオはそういって、ダッシュし、ネスに蹴りを入れた
ッドゴ・・・
ダメージの溜まったネスは即座に吹っ飛んだ
コリン「・・・・・・・ど・・・どういう・・・・・こと・・・・・・・?!」
デイジー「・・・・・・・・・」
レミー「・・・・・・・・・」
マリオ「・・・・・・初めからこういうことだ・・・ 」
〜謎の飛行物体〜
つり下げられながらもモニターを見ていた
トルは驚愕していた・・・
トル「・・・・・・・な、・・・なんで!?」
グリーン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ミュウツー「・・・・・・・・・私は部屋に戻る 」
グリーン「ああ 」
マリオ・・・何故・・・・?!
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