第61話 武器達の決断





マリオワールド 午後1時過ぎ・・・ マルス「そうですか・・・そんなことが・・・」 ピーチ「・・・信じられないわ・・・」 ヨッシー「マリオさんが裏切るなんて・・・」 岩肌で、スマブラメンバー達数人が倒れている所を マルス達が発見・・・ メンバー達は、なんとか意識を持ち、立ち上がることができた・・・  そう、スマブラメンバーは、マリオに叶わなかったのだ・・・ フォックス「・・・オレ達なんか、ヘリコプターに乗ってるところいきなり       撃墜だったからな・・・さすがにこたえたな・・・ 」 カービィ「そして気絶しちゃったんだね・・・」 ロイ「だけど、誰も死ななくて良かった・・・」 レミー「いやいや・・・もろ死んじゃってるんですけど、ルドとイギーが・・・」 ゼルダ「はい・・・でも、何故マリオは私達にとどめをささなかったのでしょう・・・     裏切りを確立させるなら、合理上、私達の命を奪うはず・・・」 レミー「って無視かよ!」 ============== マリオ「・・・こんなものか・・・」 マリオの前に、メンバーは皆地べたに横たわっている・・・ ロイ「っぐ・・・体が・・・動かない・・・」 ガノンドロフ「さすがはマリオよ・・・        本当にやってくれたな・・・!」 ガノンドロフはメタルから元に戻っていた  ピピピ・・・ マリオ「・・・ 」 マリオが右手を耳にあてる  ガノンドロフ「?」 マリオ「・・・はい・・・     そうですか、了解 」 マリオが後ろを振り返り、歩き出す  ガノンドロフ「!?        オイ、待てマリオ、メンバーはまだ虫の息だ         とどめをさせ!」 マリオ「何もそこまでやる必要はない 」 ガノンドロフ「っ・・・?馬鹿な、今ここで命をとらなければ意味がないだろう         お前が裏切るというのならなおさら・・・」 マリオ「なら、お前がとどめをさせよ      お前もここに残る、と言うんならな 」 そういってマリオは再びその場を後にしようと歩き出す  ガノンドロフ「(・・・どういうことだ・・・         命を奪わない・・・?         これもグリーンの計算か・・・?         ・・・まぁよい・・・・・ )」 ガノンドロフもマリオの後を追い、その場から立ち去った  それから、1人残されたデイジーはキノコタウンへ向かう・・・ 〜キノコタウン・アイテムショップ〜 デイジー「だから、キノコ出せって言ってるだろ!?」 キノピオ「で、ですが、今はカイブツクッパの大暴れの影響で      キノコが不足しているんです・・・      ですから在庫にあるキノコは、とても値段が・・・!!」 デイジー「値段なんてどうでもいいよ、あるだけ持ってきな!」 キノピオ「キ、キノコ20個、1個800コイン・・・      しめて、16000コインですよ!!?」 デイジーは腕を組む・・・ デイジー「仕方ないな・・・      サラサランドにお金を受け取ってもらえ、      アタイはそこの姫やってるからさ、これ領収書 」 デイジーは紙に領収書と書き、カウンターにたたきつけた! キノピオ「は、はい?!」 デイジー「わかったらキノコ持ってくる!!」 こうして手に入れたキノコを岩肌まで持って行った時、 既にマルス達がやってきていたのだ・・・  キノコで何とかダメージをわずかにだが回復させたメンバー達は、 ガノンドロフの襲来、マリオの突然の裏切りをマルス達、フォックス達に告げた  ============== ヨッシー「そもそも、マリオさんは本当に本物だったんですか・・・?」 ウォッチ「私モソレガ気ニナリマシタガ・・・ドウモ本物ノヨウデス 」 ネス「・・・うん、多分、本物だよ 」 ロイ「・・・ミュウツーのことも裏切りだと考えれば、    1軍にスパイが居たとしても不思議じゃない、きっと本物だと思うよ 」 フォックス「・・・オレやカービィは、スマッシュ・バード墜落時に転送されてからは       マリオを見ていないからどうにも言えないが・・・       あのマリオが本当に裏切ったとは・・・・・・ 」 だが・・・ ファルコのあの時の通信・・・  ============== ファルコ『裏っ・・・切りだ・・・、信じられないが・・・』 ファルコ『・・・スマッシュブラザーズ・・は、信用ならない・・・       こんなの抜けた方がいい・・・』 ============== もし、ファルコと共に、マリオが転送されていたとしたら・・・ ファルコの言った裏切りは・・・マリオのことだとも・・・  ファルコの他にも2人のメンバーが居たはず・・・ 今ここに居ない者から推定すると・・・ ピカチュウ サムス ・・・・・・・・・・  この二人もマリオに・・・・? とにかく・・・ファルコとピカチュウ、サムスがここに 来ればさらに詳しい情報がわかると思うが・・・ ゼルダ「・・・コリン、大丈夫ですか・・・?」 デイジー「うん・・・本人、かなり落ち込んでいた様子だったけど・・・ 」 コリンの骨折は、キノコ王国の病院へとデイジーが連れて行った こともあって、処置は施されている  最も、病院はギガクッパの大暴れによって満杯だったが、 デイジーのサラサランドでの地位を利用して、コリンを最優先に治療させた  コリンは、その後もメンバー達と共に行動することを望んだが・・・ さすがに今度こそは、利き腕の折れた剣士など足手まとい・・・  デイジーの説得もあり、コリンは病院にとどまった  カービィ「マスターハンドとクレイジーハンドさえ居れば・・・      すぐに回復できてたと思うけど・・・ 」 ネス「・・・『最後の扉』は無し、クレイジーハンドもさらわれた・・・    ・・・・・なんか、今すごい状態だね・・・スマッシュブラザーズは・・・ 」 フォックス「それに、『最後の扉』に通じている闇の世界、宿には       ドンキー、ファルコン、ルイージを冷凍していたからな・・・       3人の行方も心配だ・・・ 」 〜ホワイトピース・グリーンルーム〜 グリーン「・・・・・・・・・・・・・・・・・ 」 ゼミナス「・・・・・・・・・」 ============== トル「・・・・・・・グリーン・・・・ ・・・・・やルヨ 」 ゼミナス「トルッ!?」 グリーン「・・・・・・・・・・・・・・・フハハッ!!      さすがのお前も姉の命となると、道を選ばないのだな!!」 トル「・・・・・・だけど約束するんだ、必ず、その起爆スイッチを返スト・・・」 グリーン「・・・ああ お前が、私の言ったとおり、スマブラメンバーを1人殺せばな       じきに1人このアジトへやってくる・・・それからしばらくたった後に      お前をこの部屋から出してやる 」 トル「・・・・・・・・・・」 グリーン「このアジト全体、どんなところでもモニターで様子が確認できる       私の言ったとおりにすれば、すぐにお前をこの部屋まで戻し、      起爆スイッチをお前に渡す そうすればバクダンでお前の姉が死ぬことはない       お前自身が押したりしない限りな・・・・・・・・ 」 ゼミナス「トル・・・!?聞いてるの!?      そんなことしなくていいわ!!」 トル「・・・・・・・・・」 心配しないで、姉さん・・・ ボクはスマッシュブラザーズを殺す気なんて無い  このグリーンの提案に乗ったのには理由がある・・・  まず、この部屋から抜け出し、アジトを散策できること・・・ そして、ルイージ達や、その他のメンバーにボクが知っている情報を渡すこと・・・ 起爆スイッチは・・・スマッシュブラザーズに危害を与えることなく グリーンから奪う・・・これしかない・・・  グリーンも、ボクがスマッシュブラザーズを殺す気がないと 判断しない限り起爆スイッチを押すことはしないはず・・・  それにどっちにしろ、この取引に乗らなければ 姉さんの命を盾に、動くことになる  グリーン「では、トル・・・・ 」 グリーンは正面から2つ右隣のモニターを見て言った  トル「・・・・・・・・」 グリーン「さっそく仕事だ・・・ 」 グリーンがオノを振りかざす  部屋の扉が静かに開いた  扉の向こうは銀色が支配している  グリーン「ターゲットは、リンク 」 トル「リンク・・・」 グリーン「パペットマスターから関節的に記憶にしているはず       一応見せておこう 」 グリーンの横、モニターにリンクの姿が映る  トル「もちろん、知ってルヨ・・・ 」 グリーン「・・・・・では、・・・そうだな・・・・      今から3時間後・・・今は12時過ぎだから      3時15分までにリンクの死を確認できなかった時には・・・      起爆スイッチを押させてもらう 」 トル「(3時間か・・・ちょうどいい時間カナ・・・)」 グリーン「(3時間もあればお前がしたいこともできるだろう?)」 トル「・・・姉さん、待ってテネ 」 トルはそう言って部屋から走って出て行った・・・  ゼミナス「トルっ!」 グリーン「・・・・・・・・・・・」 グリーンがオノを振りかざし、部屋の扉を閉める  ゼミナス「どういうこと!?      トルに人殺しなんて・・・」 グリーン「させるつもりはない ましてやリンクを殺されてもらっては困る 」 ゼミナス「・・・・?!」 グリーン「お前の弟は間違ってもスマッシュブラザーズを殺すことは・・・      ・・・危害を与えることもしないだろう・・・ 」 ゼミナス「・・・・・・・・なら・・・何で・・・?」 グリーン「・・・・・トルがしたいことは私には解る       トルがこれから何をして、どうなっていくのかも・・・ 」 〜ホワイトピース・通路〜 ダークリンク「・・・・・・・・・・・」 リンクは銀色の床を踏み歩いていた・・・  彼はマスターソードを片手に、鋭い目つきをしてこの通路を進んでいた・・・  ============== グリーン「・・・あれから45分か・・・       私の計算なら、ちょうど・・・今頃・・・か・・・?」 ゼミナス「・・・・・・・・」 グリーン「そして・・・・・・良し・・・もうそろそろ・・・      『総帥』とあのことについて・・・」 ゼミナス「・・・・・・・あなた・・・・・・・・・」 グリーン「・・・?」 ゼミナス「気持ちわるいわ・・・」 グリーン「・・・・・・・・・・・」 ゼミナスの言葉がエメラルドに輝く部屋に響く・・・  ゼミナス「さっきから独りごとばっかり・・・      ぶつぶつ言って・・・しかもわけのわからないことを・・・      トルや私達をこんなめにあわせて・・・あなた一体何がしたいの・・・・?」 グリーン「・・・・・・・・」 ゼミナス「正直・・・ちょっと、今度は何もいわないの・・・?      あなたこわいわよ・・・?」 グリーン「・・・・・・・・ゼミナス・スリッカーズ・・・ 」 ゼミナス「・・・・・・・?」 グリーン「身長・164.4センチ      体重54.2キロ 年齢19歳      趣味は裁縫 正義感が強く、誰にでも優しい 」 ゼミナス「なっ・・・何っ・・・?      何でアンタが、そんなこと・・・ッ?!」 グリーンが振り返る  グリーン「スタイラークの神、パペットマスターのキャラクター帳に      記されていたものを読んだから知っている・・・ 」 ゼミナス「・・・・・・・だ、だからって・・・」 グリーン「ああ・・・本来こんな情報、      私にとっては、記憶に留めるに値しない情報・・・      だが・・・・・・・・」 グリーンは自分の手で頭を触る・・・ グリーン「私には、忘れることができないのだ・・・ 」 ゼミナス「・・・・・はい・・・?」 グリーン「・・・私は見たもの、聞いたこと、      したこと、されたこと、何でも即座に記憶してしまう・・・ 」 ゼミナス「・・・・すごいじゃない 」 グリーン「おそらく、私を造ったカジオーは、私のアタマを何度もハンマーで叩いて      密度の濃いアタマに仕上げたおかげだろう・・・       だが、そのせいで1度私に入った情報は二度と出て行くことがない・・・ 」 グリーンはオノに映る自分のアタマを見る・・・ グリーン「だから私のアタマはどんどん情報が積み込まれていって・・・      次第には何が何だか、解らなくなってしまう・・・       アタマがこんがらがるのだ・・・ それから私は、常に考え事をするようにした       情報に順序をつけ、整理するのだ こうでもしなければ情報の海におぼれたまま      私はダメになってしまう 」 ゼミナス「なってもいいのに・・・ 」 グリーン「・・・私が独り言をこぼすのも、情報の整理によるものだ 」 ゼミナス「・・・、私が言いたいのは、何で独り言をいうのか聞いてるんじゃないの       独り言自体気持ち悪いからやめてって言ってるの!」 グリーン「・・・お前が気持ち悪くなろうと、私には知ったことではない 」 ゼミナス「ダメ、独り言言わないで 」 グリーン「(・・・何だ、緊張がほぐれてきておしゃべりになったな・・・       まさか、私の考え事を邪魔するほどおしゃべりになることは・・・ないか・・・?)」 グリーン「あまり喋るな お前の命は私が握っていることになっている 」 ゼミナス「・・・あなた・・・・・・・・・」 グリーン「まだ・・・何か言いたいのか・・・?」 ゼミナス「私の体内にバクダンがあるの・・・嘘でしょ 」 グリーン「・・・・・・・・・・・・」 ゼミナス「・・・トルがここに変なモンスターとやってきた時にあなた言ってたけど、      バクダンは私と、トルのどちらかに入ってるんでしょ?」 グリーン「ああ・・・ 」 ゼミナス「・・・それならトルにバクダンが入ってる・・・で決まりじゃない?」 グリーン「・・・・・・・・・・・・何だと・・・?」 グリーンがゼミナスの顔に鋭い視線を突きつける  ゼミナス「二人の内どちらかにバクダンを入れるとしたら・・・      能力値の高いトルに入れなきゃ馬鹿だもの 」 グリーン「・・・・・・・」 ゼミナス「トルにバクダンを入れて、私を脅しても、私には何もできないし、      逆にトルにバクダンが入ってるなんて知れば、私だったらパニックになって      あなたから力ずくで起爆スイッチを奪おうとして、終わり 」 グリーン「・・・・・・・・・」 ゼミナス「だからって私にバクダンを入れるのも変       能力値の高いトルをすぐに殺したい時にも殺せない・・・ 」 グリーン「それは、トルを脅すことはできないじゃないか 」 ゼミナス「いいえ、普通に、私にバクダンが入ってると言えば脅せるじゃない       もちろん、本当にバクダンを入れる必要無しに・・・」 グリーン「っ・・・」 ゼミナス「・・・効率的に良い方は、トルにバクダンを入れるパターンよ       貴方の様子を見ると、効率の良いパターンを選ぶでしょ?」 グリーン「・・・フフ・・トルは気付かなかったぞ・・・       案外、冷静ではあるんだな ゼミナス・スリッカーズ 」 ゼミナス「そして・・・もし、トルがさっきの取引で失敗した時は・・・      トルを殺すのね・・・・・!!」 グリーン「だが・・・どうかな?      お前の言うように、私が効率の良い方法を選ぶとしたら・・・      どちらにもバクダンを入れるとは思わないか?」 ゼミナス「・・・さぁ       だって、バクダンはあなたが機械に運ばせた、      ご飯のおかずに仕込まれているんでしょう?      なら私は食べなかったし、私には入ってないわ 」 グリーン「!・・・(案外解ってるな・・・コイツ・・・ )」 ゼミナス「・・・だから、トルの胃袋の中にバクダンは入ってる・・・」 グリーン「・・・・・・もうそこまで解ってるのならいいだろう       バクダンはトルの体内に入っている 消化されることはない       そして、お前は食事をとらなかった つまりバクダンを飲み込んでない       この起爆スイッチで殺すことができるのは・・・      トル・スリッカーズ 」 グリーンが起爆スイッチを片手に掲げる  グリーン「お前の弟の命はこの私の手の内にある       奴の考えも、全て、私に解る       奴は私の思った通り、動く、人形だ!!」 丸く、白い起爆スイッチをゼミナスの顔に近づけるグリーン  グリーン「アイツは、お前の命を救うために動き、      そして、最後にはこの起爆スイッチを押されて、死ぬのだ!!      ハハハハハハッ!ハーハッッハッッハッッハ!!」 ゼミナス「・・・う・・・・ッ・・・      ・・・気持ちわるいわ・・・・」 グリーン「お前がもっと早く気付いて、トルに教えることができれば、      トルも考えた行動を取っていただろうな!!      だが、もう遅い       アイツのアタマの中は、お前を救うことでたくさんだ!!      姉弟愛という奴はホンットに・・・馬鹿なもんだ!!フハハハ!!」 グリーンは大笑いし、起爆スイッチを掲げる  何処ぞの馬鹿なカメも兄弟のことを思って死んだ  兄弟のこと、自分以外の存在を想っているから判断を間違うのだ  自分1人のことを思い、道を選択すれば間違いなど起こさない  〜とある草原〜 オノレンジャー3人、ユミンパ、ケンゾール、ヤリドヴィッヒは 草原を歩いていた・・・  イエロー「オレ達、一体この先、どうするでゴワス 」 ケンゾール「カジオー様は死んじゃったし・・・       今はこの6人だけ・・・」 ヤリドヴィッヒ「グリーンは居場所がわからんしな 」 レッド「・・・・・・皆・・・ 」 レッドが立ち止まる  ブラック「・・・何だ?」 レッド「・・・もうこのさい、この戦いから降りたい奴は降りてもいいぞ      正直、これだけの人数では、この先何かできるか、解らないからな 」 ユミンパ「それは言えてるニャ 」 イエロー「と・・・ということは・・ついにオノレンジャーも解散でゴワスか?」 レッド「これから、この世界でひっそりと暮らすのも悪くは無いと思う      悪さしようにも、こんな小規模なメンバーじゃたいしたことはできないだろうしな 」 静まる武器達・・・ ブラック「だが、納得できない点もある そうではないか?」 ケンゾール「やはり、グリーンが気になって仕方がない・・・        それさえなければレッドの言うとおりでも構わないが・・・ 」 ユミンパ「オイラもそうニャ グリーンだけが・・・」 〜ホワイトピース・グリーンルーム〜 グリーン「・・・・こいつら・・・」 グリーンはモニターに映る武器達の様子を観察している・・・  解散するだと・・・・ 馬鹿な・・・ お前たちはどれだけ・・・鉄クズなのだ・・・ 私の考えでは、こいつらは最後に、死ぬ気で スマッシュブラザーズに復讐を遂げようと決意・・・ そして、マリオによりダメージを負った メンバーを殺すと思っていたが・・・・・ どうやら・・・鉄クズ達はとっくにサビれているようだ・・・ このまま生かしておくのも無駄・・・ なら・・・ グリーンはオノを振りかざす  全てのモニターの電源が消え、ドカンからメカ・フラワーが現れた  メカ・フラワーのに掴まれ、ドカンの中へ消えるグリーン・・・ 〜マリオワールド・岩肌〜 フォックス「何処かで入れ替わった可能性があるだろ 」 ロイ「なら、具体的には何処で・・・?    マリオは闇の世界を出た後、そのままスマッシュ・バードに乗り込んだ     マリオが入れ替わるとしたら、闇の世界に入る以前・・・それこそ・・・    最初から・・・マリオはスパイだったということに・・・ 」 ゼルダ「なら、スマッシュ・バード墜落時、各地へ転送されるまでのマリオは本物      その後、偽物と入れ替わった可能性を考えた方が・・・?」 フォックス「ああ、そっちの方が自然だ        転送された先で、何が起こったかはわからないが・・・       マリオが始めからスパイだった説は納得がいかない        そもそも、ミュウツーがスパイだったことさえ信じられないけどな 」 ポポ「ねぇ・・・もしかして・・・」 ポポがずいっと円に入る・・・ ポポ「マリオやミュウツー以外にもスパイはいるんじゃ・・・?」 フォックス「・・・・・・・・・・」 ヨッシー「・・・・ま、まさか・・・」 ピチュー「まじですか!?」 その場にいる者達の視線が鋭くなっていく・・・ ロイ「可能性としてはゼロじゃない・・・」 マルス「むしろ、まだ居てもおかしくは・・・」 ピーチ「ちょっと待って!ミュウツーやマリオだって、     まだ完全に裏切ったとは言えないはずよ!?」 カービィ「そうだよ!」 ウォッチ「ソウデスヨ!!」 ロイ「だけど、2人が裏切ってないとも言えないはず・・・     もちろん・・・この中にさらなるスパイが居るとも・・・」 ピチュー「だ・・・だれですか!?」 フォックス「ちょっと待てよ!誰かなんてわかるわけないだろ!」 ネス「・・・ボクが思考を読み取れば解るよ!」 マルス「・・・そういえば、ネスさんは超能力者・・・!     皆の思考を深く読み取って見てくれ!」 ネス「はい・・・」 ネスが目を閉じる  それと同時にメンバー達が静まる・・・ ネス「・・・・・・・・・・・・・・」 ・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・・ 数分経った頃、ネスが口を開いた  ネス「皆の思考から判断すれば・・・    この中にスパイは居ないみたいだよ・・・ 」 ウォッチ「ミタイ?不確カナンデスカ!?」 ネス「・・・うん 思考だけじゃ、なりきることだってできるから・・・」 ロイ「・・・いや・・・ネス・・・     キミの思考は誰にもわからないじゃないか?」 ネス「えっ・・・?」 ピチュー「いえてるね・・・」 マルス「・・・マリオさんのことも、ネスさんが嘘をついたと     いうことにすれば説明がつきますね・・・ 」 フォックス「だから、オイ!!       そうやって決めつけるな!!」 フォックスが大きい声で意見を押した  ロイ「ミュウツーも思考の読める超能力者だった・・・    スパイとしてそういう能力者は使える     1軍にネス、2軍にミュウツーという形で、スパイだということも・・・」 ピーチ「はっ・・・」 フォックス「ロイ!決めつけるなと言ってるだろ!」 ロイ「決めつけているわけじゃないって!    この中にまだスパイが居たら大変だから、考えてるんだ!」 マルス「それに・・・スパイが居る可能性はゼロではないのに、     スパイはいないと言い張るというのも怪しいです      フォックスさんも決めつけてると言えば、決めつけてますよ?」 フォックス「何っ・・・オレはな・・・       だいたい、言い合ってるだけで見つけられるもんじゃないだろ、スパイなんて!」 ピチュー「うわっ・・あせってる・・・」 ウォッチ「オ・・・落チ着イテ、皆サン・・・」 カービィ「みんながみんな言い合っててもそれこそ意味がないよ・・・       スパイが居なくても、本当に居たとしても・・・ 」 ゼルダ「・・・そうですわ・・・     逆にここにいる皆はスパイじゃないとは証明できない・・・     皆立場は一緒なのです・・・ 」 ロイ「だけど、これだとわからないまま・・・    信用できないじゃないか・・・」 ピチュー「スパイこわいよ〜・・・」 フォックス「・・・・・・・・・・・・」 ファルコ・・・ ネス「・・・ゼルダの言うとおり・・・     誰がスパイかなんて誰にもわからないし、スパイは居ないかもしれない・・・     ボクらが言い合っても、何も変わらないのは・・・確か 」 唯一変わるものといえば・・・ 皆が皆に対する、信用度・・・  フォックス「さっきからオレはそれを言ってるんだ・・・        オレ達がただ言い合うだけじゃなにも解決しないってな・・・        ま、確かに、今回のことで色々不安が出てきたとは言えるが・・・ 」 ピーチ「・・・・・・・・・」 マルス「・・・・・・・・・・・」 ・・・・・・・・・・ つい何時間か前・・・ スマッシュ・バードで「仲間」と共に頑張ろうと決意した・・・ それが・・・まるで、嘘のように・・・ フォックス「もう、オレ達にはマスターハンドもクレイジーハンドも・・・       スマブラ闘技場も無いんだ オレ達が団結することでしか       この事件は解決できない・・・・ 」 ロイ「・・・・・・・・・」 ゼルダ「・・・・・・・・・・」 フォックス「だが、オレの相棒、ファルコはメンバーを抜けるといっていた・・・        アイツが言ったことだ 本当に抜けるかもしれない・・・        ・・・他のメンバーも、どうしてもオレ達のことが信用できなければ・・・       抜けてくれてもかまわない・・・ 」 ・・・・・・・・・・・・・  沈黙するメンバー・・・ ロイ「・・・・・・・・・・・」 僕だって、皆で信用しあって団結した方がいいと思ってる・・・  だけど、もし、スパイがまだいた時・・・今度は命を落とすかもしれない・・・ それでも・・・信用するべきか・・・・・・それとも・・・・ ロイがうつむく・・・ フォックス「・・・ロイ・・・どうだ・・・?」 ロイ「・・・・・・・・・・・・」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ロイ「・・・決めた 」 ヨッシー「・・・・・・・・・」 ピチュー「・・・・・・・・・・・」 カービィ「・・・・・・・・」 ロイ「僕は・・・・・・・・・」 「ちょっと待って・・・ロイ!!」 ロイ「!?」 フォックス「!」 カービィ「あ!」 ピチュー「っ!」 メンバーの元へやってくるふたつの影があった  メンバー達の顔色が変わる・・・  フォックス「サムス!!」 ピチュー「ピカチュウ!!」 そう、走ってそこへ現れたのは、サムス、ピカチュウであった  サムス「・・・・・・今やめる前に・・・話を聞いてくれない・・?」 ロイ「・・・僕はまだ何も言って・・・ 」 サムスがメンバーの描く円に近づく・・・  サムス「だけど、今正直、迷っていたでしょ?」 ロイ「・・・・・・・・・・・ 」 フォックス「サムス・・・マリオが・・・」 サムス「・・・・裏切った・・・でしょ?」 フォックス「ああ ・・・まだ言い切れないが・・・ 」 ゼルダ「・・・サムスさん、マリオと共に転送されたのですね・・・?」 サムス「そうよ そしてここへ来る途中、マリオが私たちを襲い始めた・・・      悔しいけど見ての通り、ボロボロにされたわ・・・      見たところ皆もそうみたいね・・・ 」 サムス、ピカチュウ・・・ そして他のメンバー達もダメージを負っている・・・ ロイ「一体なんだい・・・?話って・・・ 」 サムス「・・・ええ・・・      結論から言っちゃうけど・・・      あれは、本物のマリオじゃないわよ 」 ロイ「・・・それは1軍の人達も言っていた・・・だけど・・・」 サムス「いいえ・・・決定的な根拠があるわ      1軍メンバーに言えば解るわ      フォックス、気付かなかったの?マリオについて・・・      ネスも、カービィも、ヨッシーも・・・ 」 フォックス「・・・いや、オレはちょっとトラブルがあってな・・・        マリオが実際に裏切る場面は目にしてないんだ・・・ 」 カービィ「ボクも・・・ 」 サムスはネスとヨッシーを見る・・・  ネス「・・・気が動転してて・・・    信じられなかったし・・・ 」 ヨッシー「私は後の祭りでしたよ・・・ 」 サムス「そっか・・・」 フォックス「?・・・サムス、言ってみろよ・・・        根拠というものを・・・ 」 ネス「うん・・・ 」 ネスもあえて思考を読まず、サムスに聞く・・・  ピカチュウ「ボクが言っていい?サムス?」 サムス「ダメよ 気が付いたのは私でしょう?」 〜ホワイトピース・とある部屋〜 マリオ「どういうことだよ、メタナイト・・・ 」 メタナイト「・・・・・・・ 」 マリオとメタナイトは真っ白な部屋、ドカンも、メカ・フラワーも機器の1つも 無い ただ白い扉があるだけの部屋に居た・・・  ガチャ・・・ その真っ白な扉が開いた・・・ マリオ「!」 メタナイト「!」 部屋に現れたのは緑と白・・・ グリーン「やぁ・・・・ マリオ・・・       ご苦労だったな・・・・?」 マリオ「!?・・・グリーンッ!?オノレンジャーの!?」 総帥「・・・・・・フ 」 メタナイト「グリーン!!       約束通り、起爆スイッチを渡せッ!!」 メタナイトがマリオの前に現れる・・・  グリーン「ッハ・・・ 確かに取引通りだな・・・       『総帥』よりお話がある        その後に起爆スイッチは渡す 」 メタナイト「ふざけるな!!       約束が違うぞ、今すぐに渡せ!」 グリーン「ま、そう急かすな       それに、あまり反発はしないことだ・・・       まだ起爆スイッチは私の元にある・・・       それに『総帥』を前に取り乱さない方がいいぞ・・・?」 メタナイト「・・・ック・・・       ポップスターの住人は、まだ生きているんだろうなッ!?」 グリーン「ああ・・・ "まだ"生きてるんじゃないか・・・?」 メタナイト「貴様ッ・・・」 マリオ「メタナイト・・・?」 グリーン「・・・さ、『総帥』・・・ 少々場が乱れてますが、      なんなりと・・・例の提案を・・・ 」 マリオ「・・・『総帥』『総帥』って・・・     誰のことだよ?『総帥』って・・・?」 ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ 総帥「私が、『総帥』だ 」 衣を、『総帥』自らが脱ぎ去った・・・・  衣は美しく、部屋の中を舞った後、床に静かに舞い落ちた・・・
遂にベールが解かれる・・・!! << 前回第60話へ
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