第65話 眼 −まなこ−
〜ホワイトピース・無の部屋〜
グリーン「ようこそ・・・ホワイトピースへ・・・・
鉄クズどもが・・・・・・・・・・・・・!」
ユミンパ「グリーン!一体どういうことか説明するのニャ!!」
ユミンパが向こうにたたずむグリーンに声を投げかけた
グリーンは武器達の方向にゆっくり前進しはじめる
グリーン「簡単に話そう・・・」
ヤリドヴィッヒ「・・・・・・・」
グリーン「たった今から、私1人で・・・
お前達を・・・スクラップに仕上げてくれる!!!」
グリーンはオノを武器達に向けて言い放った
ブラック「!・・・・」
ヤリドヴィッヒ「・・・・・は?」
レッド「グリーン・・・どういうことだ・・・」
ユミンパ「一体どうしたんだニャ?」
グリーン「・・・・・・・・・・・・・」
レッドが2、3歩前に出る
レッド「お前が武器総軍を離れるということはもうわかっった
お前をこちら側にとどめることも、しない」
グリーン「・・・・・・・・・」
レッド「だが、・・・お前が何を考えて、どうしたこんなことを・・・
そして、これからどうするのかを詳しく教えてくれ
俺達をここに呼んだからには、それを説明してくれないと理に叶わない」
グリーン「・・・・・・言った通りだよ、レッド
私はここでお前達をスクラップにする だからここにお前達を呼んだ」
レッド「・・・答えになってないぞ・・・?」
グリーン「いいや・・・立派な回答だ」
ガチャ・・・
ヤリドヴィッヒがヤリを構える
ヤリドヴィッヒ「グリーン君・・・
いくらお前が私より階級が高いからといって、
お前1人で我々を倒せるとでも・・・・・?」
グリーン「ああ・・・その通り」
ヤリドヴィッヒ「はははは!」
レッド「グリーン・・・お前がしたいことを話せば・・・
場合によっては協力してあげてもいい」
グリーン「・・・お前達なんて必要ない
協力される方が逆に邪魔だ」
レッド「そうか」
ブラック「・・・グリーン、我々はスマッシュブラザーズとは違う
お前が我々を倒すというなら・・・
こちらもお前を倒すぞ・・・?」
グリーン「それでいい」
・・・・・・ここは無の部屋・・・
罠もなければ、メカ・フラワーも無い・・・
ここはドカンでしか立ち入りのできない部屋
邪魔者がここに現れることもない・・・
私がこいつらに完全にフェアな戦いを挑むには、理由がある・・・
それは・・・・
私が有能であることの証明をするためだ・・・
こいつらを私1人で倒すことで、私はあいつら鉄くずとは違うことを証明できる
・・・・・・・・
大丈夫だ・・・
今回ばかりはアレを使うことになる・・・
だが、アレさえ使えば・・・私はこいつらに負けない・・・
レッド「では・・・覚悟するんだな・・・グリーン」
イエロー「ちょ・・・本気でゴワスか?!
本当に戦うんでゴワスか・・・」
ブラック「仕方ないだろう
黙っていれば我々がやられる
グリーンを倒すしかない」
レッド、ブラック、イエローがオノを構える
他の武器達も戦闘態勢にはいる・・・
グリーン「来い・・・」
その瞬間、
グリーンの元へ武器達が一斉に突進する・・・!
ブワンッ・・・・ブワンッ・・・
ブラックが瞬間移動でグリーンの目前に現れた!!
ブラック「ッハ!!」
黒いオノが振るわれる!!
そのオノをとっさに避けたグリーン・・・
だが、次の瞬間に黒いオノを再び振るわれていた
ズバァッ!!
グリーン「グアッ!!」
ズバズバズバズババッ!!!
黒いオノはグリーンをひたすら刻みつける!
ブラック「ッ!!」
黒いオノがグリーンの胴体に直撃!
グリーンはなすすべなくふっとんだ!!
ッガン
そのまま頭を壁に打ち付けたグリーン
よろっと立ち上がろうとする
ズブッ!
グリーン「うぐ・・・」
立ち上がった瞬間にグリーンはユミンパの飛ばした矢をくらった
レッド「行くぞッ!」
素早いステップを踏みながらグリーンに近づくレッド
グリーン「はああ!!」
向かってくるレッドに対し、グリーンはオノを振るう!
ガギィィイン!!
緑のオノと赤のオノが重なり合う
グリーン「フン!!」
グリーンはオノをもう一度振るう!
だが、そのオノはレッドにジャンプしてかわされた!
オノを振るいきったグリーンにレッドはオノを振り下ろし、
グリーンにダメージを与える!!
ッザァン!!
グリーン「ググ・・・」
ケンゾール「火球!!」
ケンゾールから火の玉が発射された!
直径40センチほどの火の玉数発がグリーンに
容赦なく命中する!
グリーン「ググッ・・・クッ・・・」
・・・・・・・・・・
やはり・・・
アレを使わずして、・・・勝てるわけはないか・・・
フフ・・・
グリーンはおもむろに立ち上がる
レッド「・・・グリーン・・・わかっているだろう・・・
お前1人で俺達を倒せるわけない・・・
今改めれば・・・俺達はお前を攻撃しない・・・」
グリーン「・・・・・・・・・・・・そうかなぁ?・・レッド・・・」
レッド「・・・?」
グリーンはオノから片手を離す
グリーン「・・・フフ・・・」
まん丸の緑の手はグリーンの片目・・・
とぼけた目に添えられる
レッド「・・・・・・・・・」
ッパカ・・・
レッド「・・・何ッ・・・?」
ブラック「ム・・・?」
武器達は目を疑う
カランカラン・・・
銀色の床に落ちたのは・・・
グリーンの片目だ・・・!
レッド「・・・・」
いや・・・
よく見ると、その目は、まるでコンタクトレンズのような形をしている・・・
グリーン「今私が床に落としたのは、作り物の目だ・・・
私の真の眼を保護する役目を持った、アイカバーだ」
レッド「なんだ・・・!?」
グリーン「・・・初めて見るだろうな・・・
これが私の・・・本当の・・・・・・眼・・・・」
グリーンの片目に大きな穴が空いている
その穴の中には、大きな眼がこちらを覗いている
緑の瞳のその眼は、ジッと武器達を見つめた
レッド「・・・何だ、その眼は・・・・」
グリーン「・・・・・この片目こそ、
私とお前達の違いを証明する、眼だ・・・!」
ヤリドヴィッヒ「・・・フン、何かと思ったら・・・、眼だと・・・?」
ゴキュッ・・・!!
ヤリドヴィッヒ「ッ!」
グリーンの丸い眼球が瞬時にヤリドヴィッヒの方を向く
グリーン「フフ・・・・この眼はお前達の目なんかとは
各が違う・・・この眼さえあれば・・・私ひとりで、お前達は
またたくまにスクラップだ・・・ハハハハ・・・ハハ!!」
ヤリドヴィッヒ「・・・グリーン君・・・
私を、バカにしすぎだ・・・・」
ヤリドヴィッヒはその細長いヤリをグリーンめがけ、
思い切り投げ飛ばした!!
ヤリドヴィッヒ「消えろぉおお!!!」
ビュンッ!!!
グリーン「・・・・・・・・・・!!」
ゴキュッ
ガアアアアアン・・・・・・
ヤリドヴィッヒ「・・・・・な・・・・」
レッド「・・・!!」
イエロー「え・・・え・・・?!」
ヤリはグリーンの体を貫くことなく、
後ろの壁に突き刺さっていた・・・
グリーン「・・・ホホーォ・・・?
ヤリドヴィッヒ、確かお前の投げるヤリは・・・
とても速く、誰にも避けられるものではなかったんじゃないか・・・?」
ヤリドヴィッヒ「・・・・・バカな・・・」
レッド「かわしたのか・・・あのヤリを・・・」
グリーン「フフ、もう私はお前達に一切攻撃を受けることはない
かかってこいよ・・・・?皆、鉄クズであることを証明してやる・・・」
ブラック「・・・・・・」
レッド「・・・・・・」
ブラックとレッドは顔を見合わせる
その次の瞬間、彼らはグリーンに突進していく・・・!!
ガンガンガンガンガン・・・
鉄が床を蹴り、グリーンの元へやってくる
ブラック「ッハ!!」
ゴキュ
グリーン「・・・・」
ブラックの振るうオノをグリーンは軽く体を揺らし、
避けて見せた!
ブラック「ッファ!!」
ゴキュキュ!!
グリーンの眼球が瞬時にブラックの動きを捕らえる!!
グリーン「丸見えだよ、ブラック」
一瞬で振り下ろされるオノでさえも、
今のグリーンにとってはスローモーションの中で
オノが振り下ろされているように見えていた
ッフ・・・
ブラック「なッ・・・?!」
グリーン「・・・さようなら、ブラック・・・・・・・」
グリーンがオノを素早く振るう!!
ガギイイイインィイン!!
銀色の室内に鉄の斬れる高い音が響く・・・!!
レッド「ブラック!!?」
カラララ・・・
レッドの足もとに小さく、黒い物体が飛んできた・・・
レッド「・・・これは・・・・・」
レッドはその黒いサングラスを拾う
レッド「ブラック・・・!!」
ブラックはグリーンの目の前で立ちつくしていた
微動だとせず、そのまま立ちつくすのみ・・・
グリーン「・・・・さっそく、スクラップ1つ完成だ」
ガシャン!!
グリーンはブラックの体を蹴り飛ばす
ブラックの体は空中で真っ二つに分離した・・・!!
レッド「ッ!!」
イエロー「ブラック!!」
ユミンパ「まま、真っ二つだニャッ!!」
ガタン・・・
ブラックは胴体から上と下に綺麗にわかれている
すでに彼の意識はなかった
ユミンパ「あ、あ、あ、ありえないニャ・・・
ブラックはカジオー様の次に強い・・・武器だニャ・・・!」
グリーン「ああ、そうだろうな・・・・・
だが、今の私はカジオーより強い武器だ!
ブラックに負けるわけがない・・・」
ユミンパ「うそだ・・・うそだニャ・・・・・」
頭の矢を抜き取るユミンパ
ユミンパ「くらうんだニャッ!!!」
ヒューーーン!!
ゴキュッ
グリーン「変なものを飛ばすな」
パシッ
ユミンパ「!!」
飛ばされた矢をグリーンは片手で見事キャッチする
そして床に落とし、それを足で踏んづけた
グリーン「さぁ、どんどんかかってくるんだな・・・
私にスクラップにされに・・・・・・・・・」
〜ホワイトピース・廊下〜
銀に輝く廊下に2つのカゲがある
クッパ「なんとか潜入してみたが、マリオ達は何処にいるんだ・・・」
レミー「そうっすね・・・」
その時・・・
キングテレサ「さ〜て、めんばーたちのばしょはどこだっけ・・・」
壁の中からオバケが突如して現れた!
クッパ「おッ・・・おい、お前!!」
あわててオバケに声をかけるクッパ
キングテレサ「あっ!く、くっぱさま!!?」
レミー「キングテレサ!」
クッパ「お前もここにいたのか・・・」
キングテレサ「あ、そ、そうです・・・」
キングテレサは少し焦りながら答えた
クッパ「ちょうどよかった・・・
マリオが何処にいるか知らないか・・・?」
キングテレサ「・・・ま、まりおですか・・・」
ど、どうしよう・・・
言ったら・・・あいつらが・・・
下手したら王冠が・・・
だが、クッパ様が・・・
キングテレサ「ま、まりお・・・・・・・
しりませんね・・・・」
クッパ「・・・・・・・・・」
キングテレサ「・・・・・・・・・・・・・・・」
クッパ「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
レミー「・・・?」
クッパ「そうか、あいつめ、一体何処に・・・」
キングテレサ「あ、なんならさがしてまいりましょうか・・・」
クッパ「頼むぞ、ワガハイも探す」
キングテレサ「では・・・・」
キングテレサはクッパに深々とおじぎをした後、
壁の中に姿を消した
クッパ「・・・・・・・・・よし、行くぞレミー」
レミー「了解!」
〜7時まで あと 49分〜
ゼルダ「遅いですわね〜・・・キングテレサ・・・」
ネス「このアジトも広いみたいだからしょうがないよ」
タッタッタッタタタタタタ・・・・
そのメンバー達の前に2人の人物が走ってやってきた
ピカチュウ「あ・・・マリオ!!リンク!!」
マリオとリンクがメンバー達の前に立ち止まる
マリオ「みんな!」
ロイ「・・・・・・・・・
・・・・・・・本物だろうね・・・・?」
その声に皆が静まる
マリオ「・・・・・・・」
サムス「・・・マリオ、ファイアボールを出してみて・・・」
マリオ「ファイアボール!!」
マリオは腕を突き出し、手を開く
無数の火の玉が次々と飛び放たれた
マリオ「ファイア掌底!!」
より強く腕を突き出す
炎の爆発が起こった!
サムス「本物のようね・・・」
ロイ「・・・・・・・」
ロイは次にリンクを見た
ダークリンク「・・・・・・・・・」
ロイの視線に気付いたリンクは同じく
ロイに視線を向ける
ダークリンク「あいつはどうした・・・?」
ヨッシー「あいつ・・・?」
ゼルダ「・・・コリンなら・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・家に戻ったわ」
フォックス「(ゼルダ・・・)」
いや、それでいいかもしれないな・・・
利き腕を骨折したなんて言ったら・・・
サムス「リンク、コリンなら腕を折られて、
今病院で寝ているみたいよ」
ダークリンク「ッ!!・・・・・・・」
フォックス「(サ、・・・サムス・・・!)」
ゼルダ「(サムスさん・・・)」
サムス「・・・・・・・・・」
ダークリンク「・・・・・・・・・・・
ニセマリオに・・・だな・・・」
サムス「ええ」
ダークリンク「・・・・・・・・・・・・」
ダークリンクは背を向け、歩き出す
マリオ「あッ、おい!」
ダークリンク「総帥をとっとと探し出すぞ・・・」
マリオ「・・・・・・」
フォックス「・・・リンク、少し待ってくれ」
ダークリンク「・・・?」
フォックスの声に足を止めるリンク
そして振り返る
ダークリンク「時間はない、7時までに総帥の命を
奪わなければこの世界に平和は無い」
マリオ「・・・そうだ・・・
7時まであと30分くらい・・・
いますぐ総帥を見つけなきゃ・・・」
サムス「待ってちょうだい、あと、10分くらいでいいから」
ダークリンク「・・・どういうワケだ・・・」
〜ホワイトピース・純白の王室〜
ガチャ・・・
王室の扉を開けるクッパ、レミー・・・
クッパ「む・・・この部屋はシルバーはないんだな・・」
レミー「ホントですね・・・今までは銀一色だったのに・・・」
目の前を支配する階段を上り始める
クッパ「マリオでもガノンドロフでもどっちでもいい・・・
どちらかがいればやっつけられる・・・」
クッパはそう言いながら白い階段を上っていく・・・
そして、ようやく上りきった
そこに1人の男が王座に腰を据えている
Dr.マリオ「・・・・・・・・・」
クッパ「・・・・・・・・マリオ・・・・・・?」
レミー「・・・・・・・」
王座から博士の格好をした男は立ち上がる
Dr.マリオ「クッパ・・・」
クッパ「!・・・やはりマリオか・・・」
レミー「何であんな服きてるんだ・・・・・・」
Dr.マリオ「さては、お前もこの私の命を奪う
ゲームに挑むというところだな・・・・?」
クッパ「・・・ガハハ・・・そうだな・・・ゲームだな、これは」
Dr.マリオがクッパに近づく
Dr.マリオ「さて・・・始めよう・・・」
クッパ「・・・・・」
レミーがクッパの前に立ちふさがる
Dr.マリオ「・・・・・・・・・・」
マリオは無言のまま、その小さなカメを殴りつける!!
ッドガ!
レミー「ぐッ!」
白い床に転げるレミー
Dr.マリオがそのレミーの腕をつかみ取り、
天井に向けて軽々と投げ飛ばす
クッパ「ッガァア!!」
その間にクッパがDr.マリオをひっかこうと
腕を振り上げる!
だが、腕は振り下ろされると同時にDr.マリオにつかみ取られた!
クッパ「ぬぅ・・・!」
Dr.マリオ「ッハァ!!」
ドガッ!!
拳をつくり、クッパの顔面に一撃を入れる
クッパ「ック!」
Dr.マリオの腕をふりほどくクッパ
クッパ「スピニングシェル!!」
コウラに身を隠し、その場で急回転!!
Dr.マリオに急接近する!
Dr.マリオは向かってくるコウラを
白いシーツを使って跳ね返した
回転を止め、クッパが頭をコウラから出す
クッパ「何っ!?」
目の前には階段
後ろにDr.マリオが立っていた
レミー「うああああ」
天井から降ってきたレミーをDr.マリオがつかみ取る!
Dr.マリオ「ッハッ!!」
彼の右腕から電流が走り、レミーのコウラに電撃がまとわりついた
ブウウウン!!
クッパ「シールドッ!!」
投げられたレミーのコウラを防いだクッパ
レミーははじき飛ぶ
クッパ「くッ・・・
マリオオオオオオオ!!!」
クッパは白い床を蹴り、Dr.マリオに突進する!
Dr.マリオ「・・・・鮮やかだ・・・」
向かってくるクッパを見ながらそうこぼすDr.マリオ
クッパ「ガアアアア!!」
クッパはその拳を突き放つ!!
弾丸ほどの威力を持つ拳を腹にくらうDr.マリオ!
そのまま吹っ飛び、王座に激突する!!
クッパ「ッハァア!」
バチバチバチ・・・
クッパ「・・・?」
Dr.マリオはゆっくり立ち上がる
彼の右腕に激しい電流が流れている
足もとに横たわる王座を持ち上げる・・・
Dr.マリオ「ッハ!!」
投げつけられた王座にクッパは頭を突き出す!!
ドガアアアアンッ・・・
真っ白な王座は見事粉々になって吹き飛ぶ
Dr.マリオ「行くぞッ」
走り出し、クッパの元へ向かう
クッパ「ガハアア!!」
すかさずクッパはDr.マリオの顔面向けて拳を放つ
Dr.マリオはその腕をすばやくかわし、クッパの胸部に拳を叩き込む!!
ドガドガドガ!!
Dr.マリオ「メディカルショックッ!!」
拳を解き放つ
瞬間、開かれた掌底から凄まじい電撃がクッパの身体をむしばんだ!!
ズババッ!!
クッパ「グオオオオオ!!?」
Dr.マリオは攻撃を止めず、拳を何発も打ち込む!
そして身を回転させ、クッパの腹部に回し蹴りを決めた!!
ドゴオオオ!!
大きなクッパの体は吹っ飛び、宙を横一直線にコウラが横切る
壁にコウラを打ち付け、床まで落下するクッパ
Dr.マリオ「・・・・・・・・・・」
横からレミーが襲いかかるが、片手で攻撃を防ぎ、
適当に払いのける
階段から下を見下ろすDr.マリオ
クッパ「グググ・・・
マリオめ・・・妙に強くなりやがって・・・」
クッパは立ち上がる
そこへ、Dr.マリオが階段の上から飛び跳ねてやってきた
立ち上がったクッパに左手を放つDr.マリオ!!
だが、直前でクッパはその拳をよけ・・・
Dr.マリオの後ろに素早く回り込んだ!!
クッパ「チャンスだ!!」
ガシッと両肩をつかみ、そのまま真上と投げ飛ばす!!
クッパはしゃがみ込んだ
Dr.マリオ「(まずい・・・)」
Dr.マリオの体はそのまま落下する・・・
下ではクッパがコウラのトゲを真上に向け、構えている!
クッパ「今だ!!」
クッパは両腕、両足で小さく飛び跳ねる!!
コウラのトゲがDr.マリオの体に向けられる!
Dr.マリオ「ッハ!!」
クッパ「ッ!!?」
だが、トゲがDr.マリオの体に突き刺さることはなかった・・・!
Dr.マリオ「・・・・・・・」
彼は空中ジャンプでクッパの攻撃をかわしたのだ!
クッパ「くそッ、マリオめ・・・!」
Dr.マリオ「・・・空中ジャンプ・・・やはりこの体ならできるのか・・・
なんと非科学的な・・・まあいい・・・」
クッパ「・・・・・・?」
Dr.マリオがクッパにゆっくり近づく
クッパは体勢を立て直した
クッパ「焼け付くが良いわああああ!!」
ブオオオオオオオ!!!
クッパが顎を開くと、燃えさかる炎がはき出された!
炎がDr.マリオに襲いかかる・・・!
Dr.マリオはさけようとしなかった・・・
それどころか・・・!!
Dr.マリオ「ッハ!!」
一気に走り出し、クッパのはき出す火の中へと突入!!
ッドガ!!
クッパ「ゴハッ・・・?!」
Dr.マリオは炎の中でクッパの顎を砕くように拳を打ち込んだ!!
クッパ「バカなッ!!」
クッパが白い床に倒れ込みながら言葉を吐く
Dr.マリオ「・・・突進することで炎は私の体をある程度避ける
そしてこのスーツも防火服だ 私の体にダメージは無い」
クッパ「グヌヌ!!」
クッパが立ち上がろうとする
Dr.マリオ「メディカルショック」
クッパの右膝に手を差しのばし、
凄まじい電撃を放った!!
ズババババッ!!ズバババババ!!!
クッパ「グオオオ!!」
そしてクッパの頭部に生える2本のツノの内1本を
つかみ取り、クッパは壁に向けて投げ飛ばす!!
ドガガッ・・・
白い壁にヒビがはいる
レミー「クッパ様ぁあああ!!
マリオめぇえ!!」
レミーがDr.マリオに殴りかかる
レミー「とりゃ!!」
ッパシ
だが、攻撃は片手で意とも簡単に受け止められる
レミー「おらッ」
パシッ
パシッ
ッパシ・・・
攻撃を連発するものの、Dr.マリオは見事に受け止める
Dr.マリオ「次は私の番だ」
レミー「・・・え・・・?」
Dr.マリオはレミーの頭に生えている長髪をつかみ取る
そのままレミーの体に電撃を流した!!
ズバババババ!!
レミー「レミレミレミレミレミ!!!!」
レミーの体はどんどん電撃にダメージを与えられていく・・・!
ある程度ダメージを与えた後、最後にクッパ同様、壁に投げ飛ばした!
クッパ「レミー!」
レミー「か、体がしびれます〜・・・・」
クッパ「おのれ、マリオ・・・!」
クッパはコウラにこもり、急回転し始めた!
クッパ「スピニングシェル!!」
Dr.マリオ「・・・・・・・・・」
向かってくるコウラをDr.マリオは軽くシーツで跳ね返す
コウラは壁にぶつかった
Dr.マリオ「その技は見た
同じ攻撃が効くわけないだろう」
クッパ「ぐぬぬぬ・・・」
ガチャ・・・
クッパ「!?」
Dr.マリオ「・・・」
すぐそこの扉が開いた!
大きい体の男がこの部屋に足を踏み入れる
ガノンドロフ「・・・・・・お前が、総帥か・・・」
クッパ「ガノンドロフッ!」
Dr.マリオ「・・・・・・・・・」
クッパは立ち上がる
クッパ「貴様、マリオと手を組むとは、頭が
どうかしているんじゃないか?!」
ガノンドロフ「・・・・フン・・・
そうだな・・・おかしいかもな」
クッパ「・・・・?」
Dr.マリオ「何の用だ・・・?」
ガノンドロフ「マリオ・・・」
ガノンドロフは扉を閉め、Dr.マリオに近づく
彼の身長からすれば、Dr.マリオなど子供
ガノンドロフ「ハアアアアアアアアアッ・・・・・・」
クッパ「ッ!」
Dr.マリオ「・・・・・・・」
ガノンドロフ「魔・人・
Dr.マリオ「遅い」
ッドガ!!
ガノンドロフ「!!?」
クッパ「!!」
魔人拳をくりだそうとしたガノンドロフに
Dr.マリオはジャンプして顔面を殴り飛ばす!!
ガノンドロフは足をよろめかせる
Dr.マリオ「ッハ!!」
腕を素早く突き出し、ガノンドロフの体にダメージを与えるDr.マリオ!!
ドドドドドドドド!!
Dr.マリオ「メディカルショック!!」
腕を伸ばし、手から電撃を発生させる・・・!!
だが・・・・・・・
ブズズズズズ・・・
Dr.マリオ「・・・・・・・」
ガノンドロフ「喰らうかッ」
バゴン!!
とっさに裏拳をDr.マリオの頬にかます!!
Dr.マリオ「ッグ・・・」
ガノンドロフ「ッハ!!ッハ!!ッハ!!」
続いて攻撃を繰り出す!!
Dr.マリオはひるむことなく、その攻撃をしゃがみこむことでかわすことに成功
Dr.マリオ「ッハァ!!」
しゃがみこんだまま、Dr.マリオは両足を振るう
ガノンドロフのスネに命中し、ガノンドロフが倒れ込む!!
Dr.マリオ「スーパージャンプパンチッ!!」
倒れ込むガノンドロフの腹部に拳を打ち付け、
そのまま彼の体を持ち上げるようにジャンプ・・・!
空中でDr.マリオは・・・!!
Dr.マリオ「メテオ・ショック!!!」
電流ビリビリの拳をガノンドロフの顔面に放つッ!!
ガノンドロフ「グオオオ!!」
ッドサ・・・
床に背中をうちつけるガノンドロフ
Dr.マリオ「お前の目的は・・・いや、
お前達の目的はメガエネルギーだ
だがメガエネルギーはお前達には渡さない」
Dr.マリオも着地した後、ガノンドロフとクッパに向かってそう言い放った
ガノンドロフ「・・・・・・まだまだ・・・」
ヨロッとガノンドロフは立ち上がる
ガノンドロフ「クッパ」
Dr.マリオの方を向きながらクッパに呼びかける
クッパ「・・・・・・・・・・仕方ないな・・・」
クッパもなんとか体勢を立て直す
Dr.マリオ「・・・・・・2対1か」
〜ホワイトピース・無の部屋〜
ユミンパ「ニャッ!ニャッ!ニャッ!ニャニャァア!!」
ユミンパはあわてながら目の前のグリーンに向かって
矢を放ちまくる
だが・・・・・・・
その全てがグリーンにダメージを与えられることはなく
グリーンは確実に、一歩一歩ユミンパに近づく
ユミンパ「ニャんだこいつッ!!」
グリーン「おわりだ!!」
グリーンがオノを振るう
ズバッ
ユミンパ「ニャッ!!?」
ズバッ!!
空中にユミンパの腕、2本が飛び交う
グリーン「矢を射ってみろ」
ユミンパ「ッ・・・・・ッ・・・・」
だが、両腕の無いユミンパに矢を射ることは不可能だ・・・!
グリーン「・・・・・・」
グリーンは容赦なく、ユミンパの芋虫のような胴体を
真っ二つに切り落とした!!
ユミンパ「ニャァアアアアアアアア!!!」
ッガシャ・・・
奇声を発し、ユミンパは床に力無く倒れる
イエロー「う、う、う、うわあああああでゴワス!!」
後ろからイエローがオノを振り下ろす
グリーン「遅すぎる・・・・」
グリーンは余裕で避ける
グリーン「でも仕方ないか・・・
アタマもノロマだからなぁ〜・・・?」
イエロー「・・・・!!」
ッブン!!
ッガ!!
イエローの頭部をオノが真っ二つに仕上げる
イエロー「あが・・・がが・・・」
後ろへとイエローは倒れ込む
グリーン「・・・・・・・・・・」
レッド「・・・・・・・・・・」
グリーンは眼を開放してから全くダメージを負っていない
残りはレッドだけだった
レッド「・・・その眼は・・・・・カジオー様からの物では無いな・・・?」
グリーン「・・・・・・・・・・」
グリーンがレッドに近づく
グリーン「当たり前だ・・・
武器の目とは違って、この眼はかなり使える」
レッド「・・・お前の目的はなんだ・・・
どうせこの後俺も殺すつもりなのだろう
冥土のみやげに、教えてくれないか・・・・・・」
グリーン「・・・・・・レッド・・・
そうだな・・・・・お前はオノレンジャーのリーダーだ
お前は私をバカにすることは無かった・・・
ブラックや、イエロー、カジオー・・・
その他もろもろの馬鹿武器共と違って・・・・・・・・・」
レッド「・・・・・?」
グリーン「・・・フフ・・・・・・私の目的を教えてやろう・・・
これを知っているのはこの世界で、私を含め3人だ・・・」
レッド「・・・・なんだ・・・」
グリーン「私の目的は、生物に生まれ変わることだ」
レッド「・・・・・?!」
グリーンは両腕を広げる
グリーン「こんな鉄の固まりでいることよりも・・・
私は生物となり、この世に君臨したかった・・・
初めから気にくわなかったのだよ・・・この体で造られたことが・・・!」
レッド「・・・・・・・・」
グリーン「ッフフ・・・私が生物にこだわる最も重要なことは・・・
忘れることができることだ・・・・・!!」
レッド「・・・忘れる・・・ことができる・・・・?」
グリーン「忌まわしい過去の記憶が私を苦しめる・・・
あの過去から私は自分が無能でないことを証明するために
この場所を、ここを、・・・そして、あの方を選んだ・・・・」
レッド「無能・・・・・?」
グリーン「ッ・・・・・」
レッド「グリーンが・・・無能・・・・・」
グリーン「・・・言うな・・・・・・」
レッド「いつ、・・・誰が、・・・グリーンを無能と言ったのだ・・・・?」
グリーン「よせ・・・やめろ・・・・ッ!!
思い出してしまう・・・やだッ・・・やめれ!!
ッ・・・・・ッ・・・・・・!!?」
レッド「・・・・・?」
レッドはグリーンの様子をうかがう
グリーンはオノを手からこぼし、アタマをかかえこむ・・・
グリーン「来るな・・・やめろッ!!
あああッ・・・・・・ああああああ!!?」
その瞬間、グリーンの両目が白目を向ける
レッド「グリーンッ・・・?!」
==============
〜過去・闇の世界・魔城〜
グリーン「カジーオー様ー」
グリーンは部屋の扉を開けた
室内にはオノや剣、ヤリや弓矢が散乱している
グリーンはその武器を踏みしめて、カジオーの元へ近づく
カジオーはテーブルの上に大きな1枚の地図を広げ、なにやら考え込んでいる
グリーン「カージオーさーまー・・・?」
カジオー「グリーンか・・・」
グリーン「・・・これーは、闇のー世ー界ーの地ー図ですーねー」
カジオー「グリーン・・・ワシの前でその言葉使いはしなくて良いぞ」
・・・・・・・・・・・
グリーン「そうですね」
カジオー「何のようだ・・・?」
グリーンがテーブルに近づく
グリーン「もうそろそろこの闇の世界にスマブラメンバーを
呼び込む日が近づいてきてます
何か作戦の方はございますか・・・?」
カジオー「・・・・・・・・」
グリーン「無いようであるならば、
私が一通りの作戦を用意してきましたが・・・?」
カジオー「・・・・・・・・・・いや・・・ある」
グリーン「・・・そうですか
どのような作戦を・・・・・?」
グリーンが尋ねると、カジオーは地図のあるポイントを指さす
カジオー「・・・まず、スマブラメンバーは宿に身をあわせることになる」
グリーン「ハイ」
カジオー「・・・次に奴らは、闇の世界を探索するために、
2班ほどに別れる・・・」
グリーン「・・・・ハイ」
カジオー「奴らが西の森にやってくる時に、
このポイントにユミンパかケンゾールを配置することで
メンバーを上手くいけば削ることができる・・・・」
グリーン「・・・・・?」
カジオーは次に城下町、城に指を指す
カジオー「・・・ここにも誰かを潜ませる
ここでもスマブラメンバーを上手くいけば削ることができる・・・」
グリーン「・・・・後は・・・?」
カジオー「後はまだ決まっていない
他の支配者達との会議で、ワシはこの作戦を提案する
それからより深く考えるつもりだ」
グリーン「・・・・そうですか・・・」
グリーンは地図を見つめる
何だ、この作戦は・・・
作戦と呼べたものじゃない・・・
こんな作戦じゃ武器総軍が逆に追いつめられるのがオチだ・・・
やはり私の作戦を提案するべき・・・
グリーン「カジオー様・・・
では、私の考えた作戦をお聞きになられますか・・・・?」
カジオー「そんなもんはいらん
お前の作戦などどうでも良い」
グリーン「・・・そう言わずに、真剣に考えて来ましたので・・・」
カジオー「そんなに言うんなら話してみるがいい・・・」
グリーンはカジオーの隣に近づく
ペンをつかみとり、ペン先をあるポイントに向ける
グリーン「メンバー達が宿に落ち合うのは私も同意です
ですから、まずここに・・・・・・・」
カジオー「・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・」
グリーンは1つ1つ、カジオーに自分の作戦を説明する・・・
グリーン「そして・・・・メンバー達は次にこの地点に向かいます
ですからその合間にこちら側は・・・ここで・・・」
カジオー「待て待て!そんな所に出向いてどうする!
まるっきり意味がない!」
グリーン「いえ、ですから、これが後でカギとなるのです
メンバー達はこのポイントから帰ってきた時に
ある異変に気付くでしょう、そうなると次にどう行動するかは明白」
カジオー「・・・・・・・・・・・・どうなるんだ」
グリーン「・・・ここで、スマブラメンバーはさっき言った
罠にかかり、一気に追いつめられ、ゲームオーバー!
犠牲無しで私達の完封勝利を収めることが可能です・・・」
カジオー「・・・・・・・・・・・・・」
グリーン「どうです・・・?3日3晩考えに考えた作戦です
成功率は何度考察しなおしても100%です
ぜひ、私の作戦を会議に提示していただければ・・・・・」
カジオー「クソだ」
グリーン「ッ!・・・・・・・」
カジオー「こんな作戦があるか!!
馬鹿馬鹿しい、そんな都合よく行くわけない
第一何故こんなポイントに罠をはる必要があるんだ?
ええ?それにこの作戦だと私も魔城から出なければならないではないか」
グリーン「それは・・・ですからこの罠は・・・!
最後の最期に役に立つのです!
メンバー達の最期の希望を奪う最高の罠です
そして、カジオー様が魔城から出ると言っても、ほんの2時間でじゅうぶんです」
カジオー「却下!却下だ、却下!
お前の作戦は1つも取り入れん!
ワシの作戦の方がずっとできておる!」
カジオーは声を荒げてグリーンにそう言葉を吐く
グリーン「ッ・・・?
カジオー様、よくお考え下さい、
カジオー様の作戦では成功率が低すぎます・・・
スマッシュブラザーズをナメすぎです・・・そこらへんを考えてもら」
カジオー「うるさいッ!!
ワシの作戦に文句をいうんなら叩き潰すぞ・・・!!
お前はワシの計算機だ!言われた通りのことだけしてれば良いのだ!!」
グリーン「カジオー様・・・私を計算機として造ったのなら・・・
もっと私を有意義に活用してください・・・」
カジオー「それ以上言うな!!
力もない、計算だけがたよりなお前が馬鹿なことを言うなッ!!
お前は無能だ!!お前の無能なアタマからうまれた作戦など受け付けん!
さっさと部屋から出て行け!無能が!!」
グリーン「ッ・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・わかりました」
グリーンはペンを机の上に置き、
オノを握ると、静かに、扉へと向かう
グリーン「・・・失礼しました」
ガチャ・・・
グリーンは扉を閉める
ふと、壁に気配を感じた
グリーン「誰だ」
ヤリドヴィッヒ「フッフッフッフ・・・
グリーン君、カジオー様を怒らせたようだね・・・」
グリーン「聞いて・・・いーたーのかー・・・?」
ヤリドヴィッヒ「・・・計算なら私に任せておくが良い
グリーン君はただ、オノレンジャーのピースとして頑張りたまえ!
1人じゃお前はただの無能だからな・・・!」
グリーン「ッ・・・・無・・・フ・・・」
ヤリドヴィッヒは姿を消す・・・
グリーンは自分の部屋へと戻った・・・
グリーン「・・・・・・・・・・・・・・・」
スッと、自分の脳裏に映像が浮かぶ
カジオー「それ以上言うな!!
力もない、計算だけがたよりなお前が馬鹿なことを言うなッ!!
お前は無能だ!!お前の無能なアタマからうまれた作戦など受け付けん!
さっさと部屋から出て行け!無能が!!」
・・・・・・・・・・・・
グリーン「無能・・・・フ・・・フ・・・・・?
私が・・・無能だ・・・と・・・・・
ありえない・・・・やめろ・・・・・・・」
グリーンの体が震え出す・・・
グリーン「無能だと・・・私は・・・なんのために・・・
あのバカジオーごときが・・・私を・・・無能だと・・・・・?!」
カランカラン・・・
グリーンはオノを手からこぼす
グリーン「やだ・・・・私は・・・無能じゃない!!
無能じゃないッ!!やめろ・・・
言うな・・・やめろッ!!止めろ・・・!!
繰り返すな・・・・助けッ・・・・ッググウウ・・・!!」
両手でアタマをかかえ、グリーンは前かがみになる
グリーン「私は無能じゃない私は・・・私は・・・・・
私は無能じゃない私は無能じゃない私は無能じゃない私は無能じゃない!
私は無能じゃない私は無能じゃない私は無能じゃない私は無能じゃない!!
私は無能じゃない私は無能じゃない私は無能じゃない私は無能じゃない!!!
私は無能じゃない私は無能じゃない私は無能じゃない私は無能じゃない!!!!
私は無能じゃない私は無能じゃない私は無能じゃない私は無能じゃない!!!!!
私は無能じゃない私は無能じゃない私は無能じゃない私は無能じゃない!!!!!!
私は無能じゃない私は無能じゃない私は無能じゃない私は無能じゃない!!!!!!!」
グリーンはアタマをかかえ、ふるえながら同じ言葉を、
何十回、何百回、何千回と繰り返した・・・
グリーン「私は無能じゃない!!
私は有能だ!!
私は優秀だ!!
私は無能じゃない!!無能じゃ・・・ない!!」
「お前は無能だ!!」
しかし、時折、アタマの中にカジオーの言葉、
ヤリドヴィッヒの言葉が再生される・・・
グリーンは聞いたことをそっくりそのまま記憶し、
思い出そうとすれば鮮やかに記憶を再現できた・・・
グリーンが少しでも気にすれば、その言葉は
彼のアタマの中に響く・・・
そのたびにグリーンは自分に言い聞かせる
「私は無能じゃない」
この言葉を、自分の声で記憶に大量に叩き込むことで
多少、気を紛らわせることができる・・・
グリーンにとって自分が無能と呼ばれることは
何より気の触る言葉だった
計算が汚いと言われることは全然気にしない彼だが・・・
この言葉だけは彼の存在価値を無に返すため、非情に恐怖した
グリーン「私は無能じゃない・・・ッ・・・
無能じゃないぞッ・・・そうだ・・・
私は無能じゃないッ・・・無能なんかじゃない・・・
カジオーやヤリドヴィッヒなんかより、
ずっとずっとずっと、有能だ、そして優れている・・・
そうだ・・・私は有能だ・・・無能じゃない・・・フフ・・・
フフ・・・フ・・・無能じゃないッ!!やめろ・・・・・・」
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
ピンク「グリーン・・・」
グリーン「ピ、ピンクッ!!?」
グリーンは振り返る、それと同時にふるえながらオノを握る
グリーン「聞いていたのか・・いつから・・・ッ?
一体何の用だ・・・!!??」
グリーンはガタガタ震えながらピンクに言った
ピンク「グリーン、あなた、普通に喋れたのね・・・」
グリーン「・・・・・・・・・・」
ピンク「・・・ちょっとあなたの部屋から声がしたから、
気になって来てみたら・・・」
グリーン「ピンクッ!!私は無能かッ!?無能なのか・・・・?!」
・・・・・・・・・・
ピンク「・・・わからないわよ
ただ、有能と認めてもらいたければ・・・
証明するしかないんじゃない・・・?」
グリーン「・・・・証明・・・・・?」
ピンク「あなたが本当に有能だったとしても、何もしなかったら
無能・・・だから、証明するしかない
そうすれば皆あなたを認めるわよ」
グリーン「・・・・・・・・・・・・」
ピンク「あなたは単なるおとぼけだと思ってたけど、
全然違ったようね・・・まぁ、頑張りなさい」
ピンクはそういうと扉を閉める
グリーン「・・・・・・・・・・証明・・・
・・・・・・するしか・・ない・・・
私は有能だ・・・証明するしかない・・・
最後の最期まで生き残って・・・証明してやる・・・」
==============
グリーン「はぁあ・・・はぁあ・・・・・・・
そうだ・・・証明するしか、ないんだ・・・・
そして、・・・この忌まわしい、私を苦しめる
記憶の汚点を忘却してやる・・・・・・・・・・」
レッド「・・・・・・グリーン・・・お前は・・・」
グリーン「生物は忘れることができる・・・
だから私は生物に生まれ変わるため・・・
あの方を・・・総帥を選んだのだ・・・・・
馬鹿で仕方のない、カジオーではなく、総帥をなァ・・・!!」
レッド「・・・・・・・・・」
グリーン「そして忘れてやるッ!!
私をけなした記憶を全て取り除き、私は
神の側近としてこのニンテンドーに君臨する!!
そのために、総帥を神にしなければならない!!
だから、お前達武器を消し去る!!」
レッド「・・・・グリーン・・・・・・・」
グリーンはオノを拾う
グリーン「総帥は、この私を生物に生まれ変わらせることを約束して下さった
その証として、この眼を、生物への第一歩としてこの眼を下さったのだ!!」
グリーンはオノを持ち、レッドに突進する
グリーン「私の目的は忘れることだ!!
カジオーや、ヤリドヴィッヒ、私をけなしてきたものどもが
私の記憶に残した傷跡、それを綺麗に消しさることが・・・私の目的だ!!!
邪魔するなッ!!」
オノをグリーンが振るう!!
ブンッ・・・
レッドはそのオノを避ける
レッド「・・・・ッ・・・」
レッドもオノを振るう、だが、・・・
いくらオノを振ってもグリーンは避け続けた
グリーン「お前も私の記憶から消えろッ!!」
グリーンはレッドを追いつめ、
オノを力一杯振り切った・・・!!
ズバアアアアアッ・・・・
レッド「ウグッ・・・
グリーン・・・・・・・」
グリーン「・・・・・・・・フフハ・・・
ハハハ・・・・・・・・・さようなら・・・」
グリーンのまわりには自分が倒した武器達の残骸が散らばっていた
グリーン「やった・・・・・・私はお前達と違う・・・
証明できた・・・証明できたぞ!!
ハハハハッ!!ハハハハ!!!ハハハハハハハハハ!!」
グリーンはオノを振りかざす
天井のドカンからメカ・フラワーが降りてくる
メカ・フラワーは武器達の残骸を全てひとまとめにすると、
ドカンの中へと消えた
しばらくすると、再びドカンからメカ・フラワーが現れる
グリーン「さて・・・次に記憶から消し去るべくは、
スマッシュブラザーズ・・・フフ・・・・・」
そうだ・・・・・・
私は無能じゃない・・・・
カジオーが始末することができなかったマリオを消し去った私が
無能で・・・・無能であるはずが無いッ!!
グリーン「7時まであと30分か・・・
さて、スマッシュブラザーズ・・・
もうそろそろさよならの時間だ・・・・・」
ドカンの中
メカ・フラワーにつかまりながらグリーンはそうこぼした
グリーンを苦しめる記憶、彼の目的は忌まわしき記憶の忘却・・・!!
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