第66話 激突!!
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総帥「お前のその片目は私からのプレゼントだ」
グリーン「・・・こ・・・これは・・・・」
総帥「その眼は、エアームドというポケットモンスターの
眼を元につくった、お前専用の眼だ」
グリーン「・・・・」
総帥「エアームドは、はがねタイプのポケモン
武器であるお前と、はがねタイプのポケモンは
体の構造がよく似ていることがわかっている
お前に眼を取り付けることは難しくなかった」
グリーン「・・・・・・・・これが・・・生物の眼か・・・」
総帥「眼と、お前のアタマの脳として働いてる箇所に
はがねポケモンと同じ神経をつないでいる
視界には問題ないはずだ」
グリーン「問題ないどころか・・・
武器の目よりはるかによく見える・・・
遠い場所も・・・暗い場所もよく見える・・・」
総帥「エアームドはひこうタイプでもある
ひこうタイプは空から大地を眺めることから、
視覚が発達している そのため遠くもよく見えるだろうし、
動くものに対しても素早く反応できるだろうな」
グリーン「・・・感謝する・・・・・・『総帥』・・・」
総帥「ただ・・・お前の体には水分が無い
これが生物と武器の違いなのだろうが、
それではその眼が乾いてしまい、使えなくなる
普段は空気に触れぬようフィルターをかぶせておくんだ、フェイクの目を・・・」
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グリーン「・・・・・・・・・・」
グリーンはアイカバーを自分の片目にかぶせた
〜ホワイトピース・第2完備室〜
この狭い部屋の中に居たのはオノレンジャー、ピンクだった
ピンクはメカ・フラワーに縛られ、体の自由を奪われている状態だ
ガチャ・・・
ガチャチャチャ・・・
ピンク「?」
天井から伸びているドカンから、
何か、金属のようなものがいくつか降ってきた
ピンクはその金属の物体をよくよく見た後、
それが何なのか解った
グリーン「どうだ・・・ピンク・・・」
天井からグリーンが現れる
ピンク「グリーン・・・アンタ・・・」
金属の物体は全て、グリーンに敗れ去った武器達の残骸だった
皆バラバラに砕け、目も当てられない
グリーン「・・・ピンク、お前に言われた通り・・・」
ピンク「・・・・・・・・・・・・」
武器達の残骸からグリーンに目を向ける
グリーン「証明した・・・私が有能であることを・・・
どうだ・・・これがその証だ、ピンク・・・
私は無能ではなかった」
ピンク「・・・こんなことして、どうするの・・・?」
グリーン「・・・それはもちろん、リサイクルだ
こいつらは武器としてはもう何の価値もない
だから私が粉々に砕き、材料にするのだ
新たなメカの材料として・・・・・・・・・・」
ピンク「・・・・・・・・・・・・」
グリーン「そのために、そこにようこうろを設置したんだ」
ピンクの正面にはようこうろが壁にとりつけてあった
グリーン「我々武器は皆ようこうろの中の溶鉄から・・・
カジオーの手によって造り出された
こいつら武器共は、再び、ようこうろの中へと帰る」
グリーンが武器の残骸から物体を1つ手に取った
ブラックの頭だ
ピンク「まさか・・・」
グリーン「そうだ」
ポイッ
グリーンは手に持ったブラックの頭を
まるごとようこうろの中へと投げ入れた
ようこうろの中の溶鉄に、ブラックの頭がじわじわととけ込んでいく
塗装が溶け出し、銀色の頭部が見えだした
やがて、ようこうろの中でその金属は完全に溶けて、
溶鉄の一部と化してしまった
グリーン「・・・・フフ・・・」
ピンク「・・・」
グリーンは再び残骸に手を伸ばす
ピンク「これが、アンタの証明になるの・・・?
そんなことをして、無能じゃないと言えるの・・・?」
グリーン「・・・?
いきなり何を言ってるんだ・・・?」
グリーンが言った後にユミンパの胴体、
ケンゾールの破片をようこうろへと投げ入れる
グツグツと音をたてながらどんどん武器の残骸が溶け出していく
グリーン「私はたった1人でこいつらをスクラップにしあげた
もう事実が物語っている、私が有能であると」
ピンク「・・・・・スマッシュブラザーズはどうしたの・・・・」
グリーン「ああ・・・スマッシュブラザーズ・・・フフ
その言葉も明日には誰も口にしないだろう
奴らは今日7時にその存在を抹消される」
ピンク「・・・まだ生きてるのね・・・
スマッシュブラザーズは」
グリーン「そうだ」
グリーンが残りの残骸をひとまとめにし、ようこうろの中へ突っ込ませる
武器の残骸はみるみる溶け出していった
グリーン「あと27分か・・・
10分かかるな・・・そうなると・・・
まぁ、スマブラメンバーなど10分で片づけられるが」
グリーンがブツブツ呟きながらメカ・フラワーにつかまる
ピンク「・・・・・・・・・・・・・・」
グリーン「安心しろ、お前はようこうろの中へ入れることはしない」
その言葉を残し、グリーンは天井のドカンへと消える
〜ホワイトピース・純白の王室〜
王室ではガノンドロフ、クッパが
Dr.マリオと激しい乱闘を繰り広げていた
ガノンドロフ「ッハァアアアア!!!」
バットのように振るわれる腕をDr.マリオは即座に避ける
後に回し蹴りでガノンドロフの腰を打つ ガノンドロフは横に吹っ飛ぶ
クッパ「ガアアアアア!!」
ガノンドロフを吹っ飛ばしたDr.マリオの肩を持ち上げ、
身体を前方に思い切り投げ飛ばす!!
Dr.マリオは壁に足をつき、そのまま壁を蹴ってクッパの顎に拳を打ち込む!!
ッドッゴ!!
クッパはその素早い行動に対応できずままして吹っ飛んだ!!
ガノンドロフ「ッフン!」
Dr.マリオの頭上からガノンドロフが降ってきた
ひじをDr.マリオの後頭部に落下させる・・・!
ッグン・・・!!
ガノンドロフ「何ッ!!」
Dr.マリオは一瞬の間にガノンドロフの真下から遠ざかっていた!!
Dr.マリオ「ホウホウ・・・やっと緊急回避が思うがままに
できるようになった・・・・後はシールドだけか・・・」
ガノンドロフ「・・・・ッ・・」
ック、何だこの男は・・・!!
リンクより素早し動き
そして的確に、すきを捕らえ、ダメージを積もらせてくる・・・!!
空中ジャンプに緊急回避・・・
時間が経つにつれ、戦い方が・・・スマッシュブラザーズの奴らと
同じものになっている・・・
いや、それに加え効率の良い戦法・・・
スマッシュブラザーズよりも戦力は高い・・・!!
クッパ「グヌヌヌ、マリオ・・今回は今までと比べ物に
ならないぐらい強くなっているな・・・
だがワガハイも負けてはおられん!!」
クッパはそう言うと、コウラにこもる
だが、コウラにこもる直前にクッパはガノンドロフと目線をあわせた
ガノンドロフ「!・・・・」
クッパ「スピニングシェルッ!!」
ギュイイイイイイイイッ!!
大きなコウラがDr.マリオ一直線に突進する!!
Dr.マリオ「何度その技を跳ね返せば気がすむのだ・・・」
Dr.マリオは白いシーツを準備しはじめる
ガノンドロフはそのDr.マリオの背後に位置していた
ガノンドロフ「(そうかッ・・・クッパ・・・)」
Dr.マリオはクッパのスピニングシェルは必ずシーツで跳ね返す
その一瞬の隙を狙い、この私が奴を攻撃すればいいということか・・・
ギュイイイイイイイイ!!!
コウラは凄まじい暴走音をたて、Dr.マリオに近づく
Dr.マリオはシーツを手に・・・
その後ろでガノンドロフは魔人拳を放とうと構える・・・!!
ギュイイイ!!
コウラがDr.マリオの目前にまで迫り来る!!
Dr.マリオ「スーパーシーツッ!!」
ガノンドロフ「魔・人・拳!!!」
ッドゴオオオオオオオ!!!!
爆発が起きたかのような轟音の直後、
壁にDr.マリオの体が埋まりこんで・・・・・・・・!!
いやッ・・・!!
埋まり込んでいたのは・・・・・・・
Dr.マリオ「お前だ、ガノンドロフ・・・!!」
純白の王室の中央にDr.マリオは位置していた
さきほどと一歩も動いた形跡はない・・・!
そして、その両脇の壁にはそれぞれ右にクッパが・・・
左にガノンドロフが埋まっていた
ひび割れた壁の中から両者が床に、同時に転げ落ちる・・・!!
クッパ「グアアアアア・・・・・・」
ガノンドロフ「ッグ・・・」
ガノンドロフが口から黒ずんだ血を吐き出す
Dr.マリオ「やめてくれ、白い床に汚れをつけるな」
Dr.マリオはひざまづいた体勢のガノンドロフに言葉を吐く
ガノンドロフ「・・・馬鹿なッ・・・一体何が・・・」
Dr.マリオ「まさかお前達が協力してくるとは思わなかったよ」
Dr.マリオが白いスーツを丁寧にたたみながら言った
そしてスーツの中へとしまい込む
Dr.マリオ「私が同じようにクッパのコウラを跳ね返していたら
お前の攻撃で私が吹っ飛んでいただろうが・・・
私はクッパにシーツを使ったのではない」
ガノンドロフ「・・・ッ?!」
Dr.マリオ「クッパのコウラが当たる直前に私は
後ろを振り返り、"お前に"シーツを使ったんだ」
ガノンドロフ「なッ・・・・」
Dr.マリオ「お前の魔人拳はシーツにより誰もいない後方に放たれた
その直後私はその場緊急回避でクッパのコウラを避けた
コウラはお前の背中に直撃・・・その後私はクッパの尻尾を
つかみ、逆方向の壁に向かって投げ飛ばした、ということだ」
ガノンドロフ「ッ・・・!」
Dr.マリオ「いくらお前のような強靱な肉体の持ち主でも、
同じほど強靱なクッパのコウラの突進を背中から受ければ
強烈なダメージを受けるハズ」
ガノンドロフ「ック・・・・・」
ガノンドロフが手をつき、立とうとこころみる
Dr.マリオ「たてるかなぁ・・・?」
ガノンドロフ「ッ・・・」
Dr.マリオが首をかしげながらガノンドロフに言った
Dr.マリオ「8回お前にメディカルショック・・・電流を
放ったが・・・筋肉の収縮活動が思うようにできるかい?」
ガノンドロフ「貴様ッ・・・」
Dr.マリオ「そうでなくても、急所や関節に集中攻撃をしてきたんだ
関節に負担をかける、"立ち上がる"という行動ができるかい?」
ガノンドロフ「・・・ッ・・・・・・」
Dr.マリオは口元をにやつかせながらガノンドロフを見つめている
ガノンドロフ「ッ・・・」
何だ・・・この痛みは・・・・
こいつには力は無いはず・・・・
それなのに、体全体が・・・内から痛んでいる・・・
ガノンドロフがゆっくり立ち上がろうとする
Dr.マリオがそっと近づく
ッドガ!!
ガノンドロフ「ッゴ!!?」
Dr.マリオはガノンドロフの胸部に蹴りを入れた!
そこもやはり人体の急所・・・
ガノンドロフは床に伏せるようにして倒れ込んだ!!
Dr.マリオ「ほら、起きあがってみるんだ・・・」
上から見下すようにDr.マリオは言った
ガラララ・・・
Dr.マリオ「!」
後ろから物音がした
振り返ると、向こうの壁際にクッパが立っていた
Dr.マリオ「お前はまだ立てたか」
Dr.マリオはクッパに向かって歩き出す
クッパ「ック、マリオ、今こそ決着の時だ!!」
グワアアアッ!!
クッパが床を蹴り、高々と立ち上がる
クッパ「ガアアアア!!」
ツメをたて、Dr.マリオの元へ落下する
Dr.マリオ「(緊急回避!)」
ジャキイイイイインッ・・・
ツメが振り下ろされた!
クッパは床に着地する
クッパ「クッ、避けたか・・・・・ン?」
Dr.マリオ「・・・?」
見ると、Dr.マリオの着ているスーツのボタンが取れ、
白いシャツがあらわとなっている
そして、クッパのツメに何かが引っかかっていた
クッパ「・・・・・? これは・・・?」
金属でできた輪っか・・・ペンダントだ
ペンダントには丸い飾りがついていて、
よく見ると写真が埋め込まれている
クッパ「・・・?」
クッパは写真を目をこらして見た
一組の男女が肩を並べてうつっている
男は長身で、白いスーツを着ていた
Dr.マリオとよく似たスーツを
ッドガ!!!
クッパ「グウオオォオ!?」
クッパの頬に拳が打ち込まれた!
そのまま吹っ飛ぶ
宙に飛んだペンダントをDr.マリオはキャッチし、
スーツの内ポケットにあわててしまい込んだ
Dr.マリオ「・・・・・・・・・・・・」
クッパ「グッ・・・・何なのだ・・・・・」
クッパはよろっと立ち上がった
ガラガララ・・・
ガノンドロフもようやく立ち上がれたようだ
Dr.マリオ「・・・・・・・・・」
Dr.マリオはスーツのえりを整える
Dr.マリオ「もうそろそろ終わりにしよう」
〜グリーンルーム〜
ガチャ・・・ガチャチャ・・・
グリーンは壊れたモニターを片づけ、
無事だったモニターの配線を取り付けていた
グリーン「なんとか映るようになったか・・・」
モニターがアジト内の廊下を映し出す
そしてモニター横に並んだスイッチをポチポチと押していく
グリーン「マリオは本当に死んだんだろうな」
グリーンがボタンを押した後、大十字路が映った
マリオが歩いていると、奥からリンクが現れる
リンクがマリオにマスターソードを突きつけ・・・
リンクの攻撃によりマリオはその場にドサッと倒れ込んだ
リンクはその場を後にする
しばらくした後、ミュウツーが現れ、マリオと共に消えた
グリーン「・・・・・・・・・・良し、
やはりマリオは死んでいる」
ガチャチャ・・・
モニターの電源を切るグリーン
「グリーン」
グリーン「?」
グリーンは振り返る
そこに立っていたのは・・・
グリーン「総帥・・・!」
Dr.マリオ「グリーン、やはりここに居たか」
扉付近にDr.マリオが立っている
グリーン「どうしたんです?」
Dr.マリオ「ああ、ちょっとマスターハンドとクレイジーハンドの
居場所を教えてもらいたくて・・・」
グリーン「それなら第1完備室ですよ」
Dr.マリオ「そうか・・・マスターハンド達がどういう状態か
見せてもらえないか・・・?」
グリーンは扉へ向かって歩き出す
グリーン「わかりました では第一完備室へ向かいましょう」
扉を出て、廊下を歩き出すグリーン
そして、その後にDr.マリオ・・・
その光景を壁のすみっこからルイージ達が見届けていた
ルイージ「よしッ!バレてないね・・・」
ドンキー「声が大きいぞ!」
ファルコン「お前もだよ」
トル「やはり同じからだなら服装を真似れば
グリーンでもわからないみたいダネ」
そう・・・今グリーンと共に廊下を進んでいるDr.マリオは
総帥ではなく・・・マリオ本人なのだ!!
研究室にあった白いスーツをマリオに着せた
ニセDr.マリオである!
いや、マリオがDr.マリオの本家だからニセは総帥の方だが・・・
ダークリンク「後を追うぞ」
壁からぞろぞろとスマブラメンバーが出てくる
ピチュー「スパイごっこ面白いー!」
ピカチュウ「ピチュー!これは遊びじゃないって!」
サムス「それにしても、私達が一度ダマされたから
今度は逆にダマし返すこの作戦・・・面白いと言えるわ」
ネス「そうだね、案外うまくマスター達を助け出せそうだね!」
とある廊下にさしかかった時、グリーンが立ち止まった
壁に手を添える
ポチ・・・
ガガガガガガガ・・・
隠しスイッチを押すと、壁が開き、中へと繋がる通路が現れた
マリオ「(なんてベタな・・・)こ、ここが第1完備室だったな」
グリーン「いえ、この通路を渡った先が第一完備室ですよ」
マリオ「そうだったな・・・そうだそうだ・・・」
ロイ「余計なこと言わなきゃいいのに・・・」
ポポ「ボロが出てばれたりでもしたら大変だもんね・・・」
ピーチ「全く・・・ヒヤヒヤするわね・・・」
壁際でメンバー達がヒソヒソ声で会話する
扉が再び壁に隠された
フォックス「よし、第一完備室につながる場所はわかった
キングテレサ、中に入ってマリオの様子を!
何かあったらすぐ引き返してくるんだぞ」
キングテレサ「あいあいさ〜」
ヨッシー「もう完全に手下状態ですね・・・なんか良い感じです」
カービィ「がんばってね〜」
キングテレサは壁の中へとスッと消えていった
〜隠し通路〜
薄暗い通路を真っ直ぐ進む
グリーン「・・・・もうすぐで7時ですね」
マリオ「・・・そうだな」
グリーン「私の願いも、総帥の願いも叶う・・・
そして・・・・・・・・・・」
マリオ「(グリーンの願い?・・・世界征服とかか・・・)」
グリーン「さて・・・」
目の前の壁にコンピューターが設置されていた
コンピューター「パスワードを」
グリーンはキーボードを手際よく打ち始めた
『HEIWA』
コンピューター「認証・・・どうぞ」
扉が現れる
グリーンが扉を開けた
グリーン「マスターハンド達はこの中です、どうぞ、総帥」
マリオ「ああ・・・」
〜第一完備室〜
マリオ「ッ!!」
マリオがその部屋に足を踏み入れる
目の前には幾つものメカ・フラワーに体中を拘束され、
全く身動きの不能と思われるマスターハンド、そしてクレイジーハンドの姿・・・!
マリオ「あそこまでしていたのか・・・」
グリーン「総帥が私にこの2つの手を任されたのですから」
マリオ「ああ・・・そうだが・・・」
グリーン「指一本動かせば電気が体をむしばむ
創造することもできない、哀れな神々・・・フフ」
グリーンは扉付近のコンピューターを作動させる
グリーン「どうです、何かお話でもされますか・・・・?」
マリオ「あ・・・ああ・・・」
グリーンがキーボードをカタカタと打つ
ヴイイイイイイイ・・・・
耳をふさぎたくなるほどの機械音が鳴り響く
数秒間鳴り続け、ようやく沈み帰る・・・
ヴヴヴヴーヴーヴーヴヴヴヴーヴーヴー・・・
低い音が部屋のあちこちから、動物が威嚇するようになり出す
グリーン「マスターハンド、クレイジーハンド
意識を解放した 聞こえているハズだ
応答しろ 総帥が直に挨拶に参られた!」
マイクを手にグリーンが喋る
グリーンの声が室内にこだまする・・・
マスターハンド「・・・・・・・」
クレイジーハンド「・・・・・・・」
グリーン「反応しませんね・・・・・意識は解放したのですが・・・」
マリオ「・・・マスターハンド!
クレイジーハンド!」
マリオが呼びかける・・・
マスターハンド「!!・・・・・・・」
クレイジーハンド「!!・・・・・・・」
2つの巨大な手はマリオの声に反応を示した
体全体がしなやかに動き出す
マスターハンド「マリオッ!!」
クレイジーハンド「・・・・・・・・・」
グリーン「マスターハンド クレイジーハンド
後十数分でニンテンドーは我々ホワイトピースの
手の内におさまる お前達はいい加減、その心に覚悟を決めたか?」
マスターハンド「マリオ・・・!無事なのか・・・!!」
グリーン「ッチ・・・
総帥、では、後を頼みます」
マリオ「あ、ああ・・・・」
これじゃ・・・俺1人じゃ助け出せないな・・・
〜通路〜
ファルコン「 何だって!
マスターハンドとクレイジーハンドが奥の部屋で
身動きができないほど拘束されているだとぉおお!」
サムス「何その、まるで紙に書かれた文章をただ読んでるみたいな言い方」
ドンキー「でもそれだとマズイなぁ、良し、俺達も行こうぜ!」
キングテレサ「みんなでぐりーんをたおすしかない!
おまえらのだんけつりょくのみせどころだぜ!」
マルス「行きましょう!」
カービィ「おおおおおお!!」
フォックスが隠しスイッチを押し、
メンバー達は隠し通路へと進む
〜第一完備室〜
マリオ「マスターハンド、クレイジーハンド・・・
体調はどうだ・・・・・?」
マスターハンド「私は生き返った・・・メガエネルギーを使われたのだろう
だからダメージは無いが・・・気分はあまり良くないな・・・」
クレイジー「おれもエネルギーを奪われて・・・」
この広い完備室・・・
天井から無数のメカ・フラワーに拘束されながら、
マスターハンドとクレイジーハンドは言った
マリオ「そうか・・・・」
早く来てくれ皆・・・
〜隠し通路〜
コンピューター「パスワードを」
ヨッシー「NAKAMAですね」
サムス「そんなわけないでしょ
悪の設定するパスワードがそんな平和的なもののわけないじゃない」
ゼルダ「それ以前に言葉ではないと思います」
フォックス「キングテレサ、パスワードを教えてくれ」
キングテレサ「"へいわ"だ」
サムス「嘘つかないで、今急いでるの」
キングテレサ「ほんとだって!へいわだよ!
おれちゃんとみたぞ?!」
ファルコン「オイコラ、早く言わないと鉄拳くらうぞ?」
キングテレサ「だからへいわだっちゅうに!!」
マルス「まさか・・・」
ネス「・・・ありえないパスワードをわざと設定しているってことかも
ボク達の考えを逆手にとって・・・」
フォックス「なるほどな・・・」
フォックスがキーボードに平和と打つ
コンピューター「認証・・・どうぞ」
ネス「・・・ね」
フォックスはネスの顔を見ながらうなずいた
キングテレサ「だからいってただろうがよぉお!!!」
〜第一完備室〜
ガチャッ・・・
グリーン「ッ!!?」
フォックス「マスターハンド!!」
ドンキー「来たぞぉおおお!!」
ピカチュウ「ますたぁ!」
メンバー達が扉を蹴り開け、中へとやってきた!!
マスターハンド「お・・お前達ッ!!!」
クレイジーハンド「!!」
彼らは驚いた
だが・・・さらに驚いたのは・・・
グリーン「きッ・・・きッ・・・貴様らッ!!
どうしてッ!!?何故ッ・・・!!」
壁を背にグリーンがオノをメンバー達に突きつける・・・!!
フォックス「ッフン、お前達がやったことのお返しだ!!」
グリーン「お返しッ!!?・・・・・」
フォックスがマリオの白いスーツを引っぱがした!!
グリーン「!!!??」
グリーンはさらに壁に身を寄せる・・
それ以上さがれないが・・・
白いスーツの中からは、ヒゲ、オーバーオール
使い古された感じのあるブーツ・・・
Mr.ニンテンドー マリオが姿を現した!!
ルイージ「はい兄さん、ボウシ」
マリオ「ああ、サンキュールイージ」
グリーン「あ・・・ありえないッ!!
なッ・・・どッ・・・・?!!」
グリーンはガタガタ震えながらオノをマリオに向けて突きつける
グリーン「マッ・・・ッ貴・・・・・」
カービィ「あはは、よっぽど信じられないみたいな顔してるよ!」
ロイ「そりゃ、あの時のお返しだからこれくらい驚いてもらわないと」
グリーン「・・・・・・ッ!!
マリオ・・・・何故・・・どうして・・・・・
生 き て い る !!?」
グリーンがゆっくり、かつ大きな声で言った
グリーン「ダークリンクに殺されたはずッ!!
どうして死んでないんだッ・・・・・!!?」
ダークリンク「俺が仲間に手を出すわけないだろ
馬鹿か?」
グリーン「ッバ・・・・・・・ッ!!」
マリオ「トルも、ゼミナスも、俺も、誰も死んでない
お前の計算は全部外れたようだな、グリーン!」
グリーン「ッ・・・ッ・・・・ッ・・・・ッッッッ・・・!!!」
グリーンが小刻みに震えている
さきほどとは違い、今は怒りで震えているのか・・・
グリーン「だとすると・・・ミュウツーが・・・?!
ハハ・・・アイツは後で細切れにしてやるぅうッ!!」
フォックス「そうはさせない、今ここでグリーン、お前を倒す!!」
トル「ここにはドカンは無い、今度こそ逃げられないよ、グリーン!」
ミュウツーは言った・・・・・罠には罠を・・・
上手くいった・・・今度ばかりはグリーンの最後だ!
グリーン「・・・ッ・・・私を倒す・・・ッ!!?
ハハ・・・ハハハハハッ・・・ハハハハハ!!」
グリーンは突如笑い出した
ドンキー「どう考えてもお前が勝つのは無理だな、お前VS俺達スマッシュブラザーズじゃ」
スマッシュブラザーズ皆が構える・・・!!
一気に戦いの気があふれ出す・・・
その圧倒をグリーンはひとりでうけこたえた・・・
グリーン「フフフ・・・ッフ・・・フフュフュフャフャ・・・
罠に掛かったのは・・・お前達の方だ!!!
バアアアアアアアアアアアカァア!!!」
フォックス「!?」
ファルコン「何だとぉ!?」
ネス「・・・・・」
グリーン「罠で私に勝てると思ったお前達は大馬鹿!!
馬鹿すぎて面白いよハハハハハ!!」
ピチュー「ハッタリか?このタコ〜!」
グリーン「逃げ場は無いだと・・・
それはお前達のことだ!!絶対に逃がさないぞッ・・・
この場でお前達を全員消し去ってやるッ!!」
グリーンはオノを振りかざす・・・!!
トル「気を付けてッ!」
ドンキー「あいつがオノを振りかざすと・・・必ず何かが起こる・・!!」
グリーン「私がこのアジトにいる以上、私が死ぬことはない!!
お前達がこのアジトにいる以上、お前達は生きて明日を迎えることは出来ない!!」
ガタガタガタガタガタガタガタガタッ!!
ヴイイイイイイイイイイイ!!
ゴドドドドドドドドドドドドドドド!!
ロイ「何なんだ・・・?!」
周りのカベ、機器・・・あらゆるものが音をたてて動き出す!!
はるか上の天井から伸びてくる大量のメカ・フラワーにグリーンが掴まる
それと同時にマスターハンド、クレイジーハンドも天井へと吊されていく!!
フォックス「させるかッ」
フォックスはブラスターをメカ・フラワーに打ったが、
全く効かなかった・・・!!
サムス「ミサイル!!」
ヨッシー「タマゴ投げっ!!」
あらゆる飛び道具を放っても、
メカ・フラワーはビクともしなかった・・・!!
トル「あのアームは細い針でも使って
関節部分を破壊しないと壊せなイヨ!」
ルイージ「その上炎や電撃、エネルギーも効かないみたいだし・・・」
ドンキー「・・・力任せでも無理なんだよな」
ナナ「なら、あのコンピューターをいじれば・・・!」
ナナが指さす先にはグリーンが扱っていたコンピューター・・・
フォックスが駆け寄る
しかし、画面には7時までの残り時間が表示されているだけで、
キーボードを打っても何をしてもアームは止まらない!
ピーチ「壊してしまえばいいんじゃない?!」
ピーチがどこからともなく取り出したフライパンを構えながら言った
グリーン「そんなことしても無駄だ、スマッシュブラザーズ!!」
はるか上の天井からグリーンの声が聞こえてくる・・・
グリーン「お前達はここで死ぬ運命だった!!
これは私の計算が導き出す、逃れることのできない運命!!
お前達は、ここで私に消されるために生まれてきたのだ!!
スマッシュブラザーズ!!」
ガガガガガガガッ・・・・!!
天井から機械がアームに吊されながらゆっくり下降してくる・・・!
その機械から伸びるいくつものワイヤーはそれぞれマスターハンド・・・
そしてクレイジーハンドに結びついている・・・!!
機械の中央、座席にグリーンが腰を据えてスマブラメンバー達を見下ろしている
そのグリーンを緑色のシールドが守っていた
フォックス「何なんだ・・・・?!」
やがてグリーンの乗った機体からワイヤーが切り離される
機体は宙に浮いたまま、降ってこない
グリーン「フッフ〜・・・7時まであと19分・・・!
お前達全員の命を奪うにはじゅうぶんすぎる・・・!!」
するとその時、機体にワイヤーでつながれたマスターハンドが
突如マリオを殴りつけた!!
ッドガアアアア!!
マリオ「うぐわああああッ!?」
ルイージ「兄さん!」
ピカチュウ「ど、どうして・・・ますたぁ!!?」
マリオは床に倒れ込んだものの、すぐに起きあがって見せる
マスターハンド「わ、私の意志ではない・・・体が勝手に・・・!!」
ドンキー「!!」
サムス「・・・・・・」
グリーン「そうだ
もはやマスターハンドとクレイジーハンドは私の手だ!
私の思うように操れる・・・!」
グウウウウウ!!
パアアアアン!!
クレイジーハンドがかたまったメンバー達をはたきとばした!!
メンバー達は皆バラバラに吹っ飛ぶ!!
クレイジーハンド「ぐあぁあすまねぇ!!
抵抗しようにも無理なんだ・・・!!」
グリーン「それッ!!」
まだ体勢を整えていないピーチに容赦なくゲンコツをくらわせようとするグリーン!!
マリオ「危ないッ!!」
マリオが飛び出し、間一髪のところでピーチをゲンコツから救い出した!!
ピーチ「ありがとう、マリオ・・・」
フォックス「皆!マスターハンドやクレイジーハンドを攻撃するわけにはいかない・・・
グリーンのみを狙うんだ・・・!!空中ジャンプをすれば奴にとどかなくもないはず!!」
ファルコン「オーケー!!さっそく行くぞ!!」
他のメンバー達も構え、床を飛び跳ねる!
グリーン「ッハぁあ!!」
ズバーーーーーン!!
飛び跳ねたメンバー達の半分ほどがマスターハンドにはたかれ、カベに激突した!!
残りのメンバーは緊急回避で避けたようだ
グリーン「それぇえええ!!」
カベに激突したメンバーをまとめてつかみあげ、強く握りしめた!!
ギュギュギュギュゥウウウウ!!!
ヨッシー「あわわわわわわ!!!」
ロイ「ぐああああ!!」
ルイージ「ヒイイイイイ!!!」
カービィ「ファイナルカッター!!」
カービィがグリーンに向かって攻撃をしかける・・・!!
グリーン「できるか・・・?」
だが、カービィの目前にマスターハンドが現れる・・・!
カービィ「うっ・・・」
グリーン「バカめッ!!」
攻撃をためらったカービィを指ではじき飛ばす!!
グリーン「フフフフ・・・フハハハハハ!!
良い気分だ・・・神になれたみたいだよスマッシュブラザーズ・・・!!」
メンバー達は床にとどまっていた
カービィ「あれじゃうかつに攻撃できないよ・・・マスターやクレイジーを盾にするんだもん・・・」
ピカチュウ「それに、たんじゅんに攻撃しようとしても軽くはじかれるよ・・・」
マルス「・・・だけど、向こうの攻撃方法はあの両手を使うだけのようだ・・・
だとしたら、・・・イヤでもあの両手を攻撃し、戦闘不能にさせなければ・・・」
ゼルダ「それはいけませんわ・・・」
グリーン「何無駄話してるんだ・・・ッ!!!」
ブウウウウウウン!!
マスターハンドがメンバー達を平手で叩き潰す!!
グリーン「・・・・・!」
手をどけると、メンバー達はシールドを張っていた
ゼルダ「あの両手は私たち、ニンテンドーの神々ですわ・・・
戦闘不能にさせることは・・・彼らの命が危険です・・・」
ダークリンク「そうするしかない
躊躇なんかしていたらこっちがやられるだけだ」
ゼルダ「・・・リンク・・・」
フォックス「・・・マスターハンド達を狙うのはダメだ・・・」
ウォッチ「ソウデス、敵ハグリーンナンデスカラ・・・」
グリーン「吹っ飛べ!!」
クレイジーハンドがメンバー達に突っ込む!!
メンバー達はそれぞれ緊急回避、シールドで攻撃を防いだ
グリーン「ッチ・・・まぁいい・・・こっちも攻撃をくらうワケじゃない
私が負けることはない」
サムス「チャージショットッ!!」
バギュウウウウウン!!
グリーン「ッ!?」
ズブブブ・・・
そのチャージショットはグリーンの後ろから放たれた!
エネルギー弾はグリーンを保護するシールドに命中・・・!
シールドが若干波動いた
サムス「皆!考えて・・・
皆で上手くマスターハンド達にダメージを与えることなく
グリーンのみを攻撃するように・・・」
マリオ「・・・・」
ファルコン「皆でか・・・サムスの言うとおりだ」
フォックス「2ヶ月ほど前と今のサムスは違うな」
ゼルダ「え・・・?」
フォックス「いや、何でもない」
グリーン「お前達がいくらどんなに頑張ろうと私に勝てるはずはない!!
勝てるというのなら勝ってみろ・・・証明してみろ!
証明してからものを言うんだな、スマッシュブラザーズ!!」
ダークリンク「・・・・・・・・・」
メンバー達は皆上を見上げる
マスターハンド、クレイジーハンド・・・
そしてその両手を操るグリーンがスマッシュブラザーズを見下ろしていた
〜ミュウツーの部屋〜
薄暗い部屋にモニターが1つ・・・
そのモニターには第一完備室の映像が映っていた・・・
ミュウツー「・・・・・・・・・・・」
スマッシュブラザーズ・・・
グリーンを倒せるか・・・・・・
何か嫌な予感がする・・・・・・
迫る時間・・・7時まで後17分!!
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